気仙沼

2014年9月23日

2014/9/12-16 気仙沼大島9月活動

今回は継続メンバー4人、新規メンバー8人での活動です。
チーフの友達がたくさん参加してくれました。とても賑やかで全体的に和やかな雰囲気で今回の活動は始まりました。

12日の夜行バスで東京駅から出発→13日の朝に仙台に到着→バスで気仙沼まで移動→フェリーで大島に到着という経路です。

大島に到着し、まずはたいようで昼食をいただきました。
その後大島観光協会で電動自転車をレンタルし、約2時間のサイクリングで亀山と龍前崎に行きました!電動自転車の電源を入れずに走り続けるという痛恨のミスをするメンバーもいましたが、みんなでなんとかたどり着きました(笑)

亀山は去年初めて参加したスタディーツアーで一度行ったことはありましたが、前回は曇っていてあまり景色が見えませんでした。。

しかし今回はお天気にも恵まれ、素晴らしい絶景を目の当たりにすることができました!最高!きれい!気持ちいい!!

その次は龍前崎。大島はあの有名な浦島太郎の出身地なんです!
龍前崎には浦島太郎のフィアンセである乙姫が流れ着いたとされる乙姫窟があります。
入ってみたかったのですが、洞窟は立ち入り禁止になっていました。
残念です。でも龍前崎からの景色は本当にきれいでした。
橋から見下ろした海はまるで宝石のようにきらきらしていて、みんなで見とれてしまいました。

サイクリングの後は明海荘の迎えにある大崎さんのお宅に伺いました。
そのあとは毎回お世話になっている小山さんのお宅で畑の草むしりのお手伝いをしました。
草むしりを少ししただけで、腰が痛くなりました。私たちのような若者でもそうなるのだから、お年寄りが毎日この作業をするのはどれだけ大変なのだろうと考えるとなんだかとても歯がゆさを感じました。
草むしりの後は小山さんからお茶と、畑で採れた大きなきゅうりとおいしいお味噌をいただきました。休憩中はいつものように小山さんがお話をしてくれます。人生の先輩からのお言葉には毎回考えさせられます。この後のミーティングでは小山さんのことを話すメンバーが沢山いました。

その後ゆうという定食屋さんで夜ごはんをいただいて、明海荘に戻りミーティングをして1日目を終えました。


2日目は5時起きです。みんな眠い目を擦りながら1日目のサイクリングで通った大島神社まで歩いて行きました。
準備をしてからお神酒をいただいて、いよいよ今回のメインである大島神社のお祭りの始まりです。
今回私たちは御神輿部隊として、太鼓を鳴らして御神輿を担ぎながら島を一周しました。

大島神社祭りの御神輿担ぎは、伝統的に行われていた行事でした。しかし、島の過疎化と高齢化によって年々神輿を担ぐ人が不足し、最近では伝統的な神輿担ぎは行われなくなっていました。日本人にとってお祭りは文化的に非常に重要視されてきました。近代化した都会の町でも、お祭りは姿を消すことはありません。子供のころから慣れ親しんだお祭りは日本人の憩いでもあるのかもしれません。

お神輿は島を1周し、11ヶ所を回りました。毎回の休憩所で沢山の食べ物や飲み物でおもてなしをしていただきました。
休憩所で毎回軽食をいただいたので、最後のほうはみんなお腹がいっぱいでした(笑)
また、島の人たちがたくさん気遣ってくれて、温かい声をかけてくれてとっても幸せな気分になりました。島では新たな出会いが沢山ありました。生後6カ月の赤ちゃんを抱っこしました。名前も知らないおじさんにバイクで絶景ポイントに連れて行ってもらいました。こんなに島の人と関わりを持ったのは私にとって初めての経験でした。

途中から神輿担ぎや太鼓叩きで体が疲れてしまいました。しかし名前も知らないおじちゃんに「お前ら最高だな」と言われてから疲れなんか吹っ飛んでしまい、体のどこかに秘めていたパワーが湧き出てきました。それからはずっと全力を出して太鼓を叩き、お祭りを心から楽しんでいる自分がいました。

今回のお祭りで改めて大島の人々の温かさに触れました。道で出会った島の人は必ず挨拶をしてくれます。こんなこと都会ではありません。誰にでもできるそんな簡単なことが、自分自身東京にいるとできないことのほうが多いのです。大島には人間味あふれる、ゆったりした時間が流れている気がします。

島の人たちの笑顔と感謝の言葉から、大島の人たちにとってお祭りと御神輿がとても重要なものであることを感じ取りました。多くの人に「来年も参加してね」という言葉を何度もかけられました。

お祭りのあとは明海荘に戻り、夕食を食べてからミーティングを行いました。


3日目の朝は明海荘で朝食をいただいてからご主人と熊谷さんとお別れをして、バスでフェリーに向かいました。フェリー乗り場には、昨日一緒に神輿担ぎをしたおじちゃんがお見送りに来てくれていました。出航直前に、カモメ用にとえびせんスナックを渡してくれました。走っている船にカモメが集まってきたので、みんなでえびせんスナックをあげました。臨場感がすごくて楽しかったです!

気仙沼に着いてから紫市場で昼食をとり、リアスアーク美術館に行きました。私のリアスアーク美術館見学は今回で2回目です。1回目は視覚的な震災の爪痕に圧倒されて、正直冷静に見学できませんでした。しかし今回は1回目よりも冷静に、客観的な目線で見学することができたような気がします。メンバーみんな、それぞれ感じることは多かったようです。私自身多くの事を感じ、考えました。ここにすべてを書くことはしませんが、実際に自分の目で直接みて感じ取り、考えることが重要だと改めて思いました。

リアスアーク美術館の後は、復興商店街に行き夕食をいただきました。プラザホテルで温泉に入浴してから紫会館でミーティングを行い、リアスアーク美術館で感じたことと、3日間を振り返っての感想をそれぞれ発表しました。


その後夜行バスで池袋に戻り、解散しました。


この3日間を振り返ると、無駄な時間がありませんでした。サイクリングも、お祭りも、リアスアーク美術館も、大島の人たちとの関わりも。そのどれもが大切な思い出となり、また必ず大島に戻ってきたいという思いをより一層強くしてくれました。しかしそれと同時にモヤモヤも生まれました。大島セクションの課題でもありますが、今後どのような形で大島を関わっていくのかという問題です。きっと何度行っても正解は見つからないのかもしれませんが、行く度に大島を好きになっていきます。次に繋げていくために、これからも考え続けていきたいと思います。


長くなりましたが、気仙沼大島2014年9月活動の報告を終わります。
ありがとうございました!


国際学部国際学科3年小松原理子