明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2014年8月21日

サマースクール

震災以後、沿岸では子ども達の学力低下と体力低下が懸念されています。そのため、吉里吉里ではこの夏に公民館主催でサマースクールが立ち上がりました。その7月から始まったサマースクールも、先日8月19日をもって終了しました。
明治学院大学と岩手大学を中心に、青山学院大学や早稲田大学の学生もスタッフとして加わり、子ども達と毎日のように過ごした事で学生達も成長させてもらったと強く感じます。

サマースクールでは体力向上、学力向上を目標に活動してきました。
前半は低学年と高学年に分かれ、午前と午後でプールと勉強を交互にみました。子ども達はプールが大好きなようで、とても良くはしゃぎ、楽しそうにしていました。勉強に対しては子どもによって意欲も様々で、やる気が出ない子をやる気にさせるにはどうしたら良いのか、学生達も毎日頭をひねらせていました。
結果として、参加した子ども達の多くはお盆前に宿題を終わらせる事ができ、達成感に満ちた表情を見せてくれました。
また、言葉遣いや礼儀についても指導して欲しいという主催者側からの依頼もあり、時には厳しく指導をする事もしました。初めはしかり方もぎこちなく途方に暮れる事もあり、「叱る」事の難しさを痛感しましたが、子ども達に熱意が伝わった時にはこちらも非常に嬉しくなりました。

14日間だけでしたが、サマースクールの初めと終わりでは子ども達は確実に変わったと思います。
子ども達の成長がとても嬉しく、最終日には胸に込み上げる物がありました。
子ども達にはこのまま素直に強く育ち、将来子の町を担っていくような立派な大人になって欲しいなと切に願います。

また、このサマースクールを通して、いま被災地の子どもに求められている本当の支援の形が見えてきたように思います。
これからも吉里吉里の子ども達に寄り添い、成長を見守り続けたいと思います。


社会学部社会学科4年  吉田智美