明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2014年9月2日

【薪プロジェクト】8月活動

明治学院大学の薪プロジェクトでは、NPO吉里吉里国が行っている薪の生産や森林の間伐作業のお手伝いをしています。今回も、8月9日から8月11日までの3日間滞在し、薪割りや森林内での枝の収集作業のお手伝いをしました。

まず、1日目の午前中は実際に、森林中に入り斜面を登り、小さな丸太や大きな枝を数箇所に集める作業を行いました。こうすることで、日光が土壌に当たり木の健全な成長や土壌の活性化につながるからです。斜面を登り人力で丸太や枝を集める作業は想像以上に過酷です。普段はなかなかこうした細かな作業にまで職員さんの手が回らないため、今回の人手の多さは非常に貢献できたようです。午後からは、自分たちの手で斧を使って丸太を薪にする作業を行いました。商品にする丸太の2~3倍ほどの大きさの切り株を土台にして、斧の刃が真っ直ぐ垂直になるように勢い良く降ろし、断面の大きさが男性の握りこぶし程度の規格に合うように割っていきます。

2日目は、午前中に大槌町職員の方より大槌町をご案内して頂き、その後大槌町役場にて町の復興計画についてお話し頂きました。旧国道や旧庁舎跡など震災の跡は今も残っており、3年目を迎えてもなお復興には多くの時間がかかることを感じました。災害復興住宅の建設・入居など復興計画が進められているそうですが、区画整理のための地権者との手続きなど課題が山積している現状を知りました。大槌町は震災により多くの職員の方々が犠牲になり、残された職員の方々は膨大な負担がかかりながら尽力されているようで、こうした復興計画に伴う困難さや置かれている状況を学ばせて頂きました。
午後は大槌吉里吉里での明治学院大学の活動をコーディネートして下さっている方より、本学と大槌吉里吉里の関係性などについてお話し頂きました。活動は3年目を迎え今回のサマースクールのように必要とされる活動も変化してきており、それに合わせ自分たちも変化し必要に応えられるよう活動を行っていきたいと強く感じました。

3日目は心配された天候はなんとか持ち応え、初日同様に薪割りを行いました。丸太を割る学生の手つきも大分慣れてきて、思わず時間を忘れるほど熱中して斧を振り下ろしていました。そして、その日の作業後には、薪を使って学生たちでボイラーを温めたお風呂に入りました。

自然あふれる環境の中で、実に清々しく3日間を過ごし、体を使った作業を行うことが出来ました。


国際学部国際学科3年 宮田祐磨