明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2015年1月13日

8月地域コミュニティ支援活動

新年あけましておめでとうございます。
インフルエンザなどが流行しているようですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
メンバーは2月11日に吉里吉里吉祥寺にて行われる「明学生からありがとうを伝える会」の準備や試験勉強など毎日忙しく過ごしてます。

更新が大変遅れてしまいましたが、今回は2014年8月に行われた地域コミュニティ支援の活動報告を致します。


地域コミュニティ支援1日 (井上)
 8月15日活動初日の今日は、吉祥寺にて夜開催される予定の御霊祭の準備、運営のお手伝いをしました。あいにくの天気のため、思うように準備が進まず、さらには各郷土芸能団体による発表が中止されるなど、残念なこともありましたが、祭は盛り上がり最後には地域の方と輪になって踊るなどとても楽しい時間を過ごすことができました。
 御霊祭は、東日本大震災で犠牲となった方々を供養するために震災後から行われるようになったお祭りです。このように地域の方にとって重要な意味を持つお祭りの運営をお手伝いさせていただけることの意味をしっかり考え、感謝し、活動を行っていきたいと思える一日でした。


地域コミュニティ支援活動2日目(室伏)
 8月16日、2日目は午前中は散策、午後には灯籠流しを行いました。
雨の中、大槌町を歩いて回りました。町を歩いていて気づいたのは、一面の草むらや、あちこちにある盛土のかたまり、工事中で通行止めの道路が多く、当時の被害を伝えるものが少なくなっているということです。今後は、旧町役場も入り口部分を残すのみとなるため、月日とともにすべてが風化していくようにみえました。街並みは変わっても、記憶のなかにとどめておきたいと思いました。
 夕方は港で地元の方と灯籠づくり。テントの下、ラジオで甲子園の応援をしつつ楽しくお話しました。何時間もかけて千個以上の灯籠を無事につくり終えました。次は前日に吉祥寺でつくった灯籠を運び出す手伝いをしました。トラックから船に灯籠を協力して移し、本番までの準備が整いました。
暗くなる前に船に乗り込み、港を出発。船には和尚さんも合わせて4人。しばらく波に揺られていると辺りは暗くなり、19時から灯籠流しが始まりました。ひとつひとつ灯籠に火を灯し、海の上に浮かべていきました。和尚さんがお経を読むなか、黙々と灯籠を流し続けました。そこに込められた思いを感じ、同時にそれを僕の手に託されているような思いがしました。船の上の灯籠が少なくなる頃には夜の海は明るく輝き、暖かい光の列がどこまでもながく延びていました。
 灯籠に記されたメッセージからは吉里吉里の方々の日常ではみることのできない一面、心の奥を少し感じることができた気がしました。


地域コミュニティ支援3日目(小野田)
 17日(日)の午前中は、明学生が以前からお世話になっている女性の方を復興住宅までおたずねしました。震災当時のことや、今の吉里吉里のこと、ボランティアのことなど、多くのお話を聞かせていただきました。
また息子さんからは、津波の映像を見させていただきながら、その映像の中で起こっていること、注目すべきところなどを教えていただきました。
 お宅には3才位のひ孫さんもいらっしゃって、一緒にお話を聞いたり映像を見たりしていたのですが、彼は既に何度もそのお話や映像を見ているようで、私たちに一生懸命説明してくれました。
今回お話を聞かせていただいて、東日本大震災で起きたことは決して忘れてはならず、後世に伝えていかなければならないことだと改めて思いました。
 午後は、吉里吉里中学校・唐丹中学校の合同チームVS大槌中学校の野球の試合の応援に行かせていただきました。雨が降っていて気温も低く、フィールドの状態も良くないという状況でしたが、追いつき追い越されの大接戦でした。
私たちが応援していた、吉里吉里中学校・唐丹中学校の合同チームは惜しくも負けてしまいましたが、とても良い試合だったのではないかと思います。今回の試合を次に繋げ、今度は勝てるように頑張ってほしいと思いました。応援しています!


地域コミュニティ支援3日目(碓井)
 18日はアーカイブのメンバーと合流し、サマースクールのお手伝いをさせていただきました。サマースクールでは小学生に勉強を教えたり、一緒に遊んだりしました。子どもたちはとても元気で、勉強内容を理解してもらうのに苦労しましたが一方で、人懐っこく元気いっぱいの笑顔にパワーをもらいました。
午後は、1丁目町内会会長さんと、社会福祉協議会の職員さんに震災についてお話を伺いに行きました。お二人のお話しを伺うことで二つの違った視点から震災直後のことやこれからの復興のことについて聞くことができ、とても貴重な機会となりました。また、私たちのボランティア活動について考えるよい機会となりました。