明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2015年6月25日

2015年度 大槌町吉里吉里スタディツアー

 みなさまこんにちは。

 2015年度の大槌町吉里吉里スタディツアーを6月6日、7日の日程で行いました。今年のスタディツアーの目的は2つあります。1つ目は震災発生当時の様子や、大槌町が歩んできた復興への道のりの課題を知ること。2つ目は今後私たち大学生に求められることを考え、さらに身近に災害が起きたときに積極的に行動できるようになることを目的として企画しました。

~1日目~

 1日目の午前中は「おらが大槌夢広場」の方に大槌町の復興状況や震災当時に起こったこと、ご自身の震災に対する思いを語っていただきました。改めて「自分の命は自分でしか守れない」ということ、「大切な人を本当に大切にしているか」と学生1人1人が自分を見つめ直しながら、震災に対する備えの重要性を感じました。

 午後は、元吉里吉里中学校の校長先生で、現在大槌町教育委員会の教育委員長を務めている沼田義孝さんにお話を伺いました。生徒自ら命を守る力を育てるために必要なこと、今後の「教育の復興」への思いを語っていただき、学生が今、「大槌町吉里吉里の未来を担う子どもたちのために出来ることは何か」を考えることが出来たと思います。

 私個人としては、震災直後よりも現在の方が、カウンセリングが必要な子どもが増えているという事実を知り、衝撃を受けました。町の復興は徐々に進んでいても心の復興には時間がかかるということを改めて考えさせられました。

 夜のディスカッションでは、グループ毎に自分が感じたこと、考えたことを共有し、震災の恐ろしさを再認識したのと同時に、大槌町のために明学生は何が出来るか、何をしたら良いのかを話し合いました。

社会学部 社会学科2年  広瀬 さゆみ


~2日目~

 2日目の午前中はグループを4つ作り、それぞれのグループ毎に地域の方にお話を伺いに行きました。様々な立場の方からお話を聞くことができ、震災のことを、さらに深く学ぶことが出来ました。

 午後には、はまぎく若だんなの会の方々から、大槌町の復興工事の進行状況や若だんなの会のこれまでの活動、そして今後の復興における課題について、お話を伺いました。学生が震災について学びたいことを質問し、それにお答えいただきました。その中で、復興工事に対して様々な思いを大槌町吉里吉里の方々が抱えているということを感じました。

 2日目のディスカッションではこれまでの活動を踏まえて、学生それぞれが思ったこと、考えたことを全体で共有しました。そして今回の活動を踏まえて学生1人1人が今後どのようなことを実行していくか発表しました。

 今回の活動では新規学生だけではなく、今まで活動してきた学生も改めて、震災や復興について学ぶことが出来たのではないかと思います。このスタディツアーで学んだことを生かして、今後の活動をさらに発展させていきたいと思います。

経済学部 経済学科2年  小川 雄也