明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2016年4月22日

【吉里吉里学園中学部3年生修学旅行】

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
4月14日に行われました、吉里吉里学園中学部3年生の修学旅行について、ご報告いたします。

吉里吉里学園中学部3年生は2013年から毎年、修学旅行の一環として明治学院大学を訪れています。
今年も生徒の皆さんが、自分の将来像を考えるために明治学院大学を訪問することに加え、白金校舎のアートホールにて、明学生との活動の歩みや郷土芸能虎舞を発表してくださいました。

会場となったアートホールには、朝早くにも関わらず、たくさんの方が集まってくださいました。
まず明学生から、これまでの吉里吉里での活動や中学生との関わりについてお話し、明治学院大学の学長や吉里吉里学園中学部の校長先生からご挨拶を頂きました。
そのあと、いよいよ吉里吉里学園中学部3年生の皆さんによる発表が行われました。
東日本大震災から5年間の、故郷吉里吉里の様子や、中学校での生徒会活動についてなどを発表してくださり、さらに中学生一人ひとりの明学生に向けたビデオメッセージでは、生徒達の思いを聞くことができて、明学生一同とても感動し、これからも繋がりを大切にしていきたいと強く思いました。

虎舞は、約300年に渡り吉里吉里で伝承されている郷土芸能です。
虎舞の発表では、躍動する虎舞の姿、それを鼓舞する笛や太鼓や手平鐘の音、迫力ある和藤内の虎退治を間近で見せて頂き、中学生はとても生き生きとしていて、普段学習支援で接している時とはまた違った姿を見ることができました。
若い世代である中学生の皆さんが上の世代から伝統を受け継いで、このように郷土芸能を披露してくださるのは、吉里吉里の地域の団結力や文化の豊かさの表れでもあると感じます。

虎舞のあとには、吉里吉里大神楽の相甚句を、中学生に交えて明学生も一緒に踊りました。吉里吉里の夏のお祭りでも一緒に踊らせていただいていますが、明学でも一緒に踊らせていただいて、貴重な体験になりました。
虎舞の発表のあとには、合唱も披露していただき、中学生の皆さんの心のこもった歌声はとても胸に響きました。

中学生の皆さんの発表のあとには、ボランティアセンター長からお言葉をいただき、1時間の充実した会は閉会となりました。

アートホールでの発表の後には、チャペルでのパイプオルガン演奏の見学、学食での昼食、そして図書館、教室の中に入って大学生活を体験してもらえるようなキャンパスツアーを行いました。

チャペルではパイプオルガンを初めて見る中学生も多かったようで、聴くだけでなく実際にオルガンで校歌を弾いたりと、とても楽しんでいる表情が印象的でした。

キャンパスツアーでは中学生に3グループに分かれてもらい、明学生と一緒に大学内を見学しました。図書館では興味のある本を探しに行ったり、広い教室の椅子に座ってみたりと大学の雰囲気を感じることができたのではないかと思います。

大槌での活動と比べると短い時間ではありましたが、虎舞や合唱など中学生の発表から、私たち明学生もたくさんの元気や感動を頂きました。
今後も普段から活動を支えてくださっているボランティアセンター職員の皆様、先生方、大学関係者の方々、そして吉里吉里学園の先生方のご協力に感謝の気持ちをもって頑張りたいと思います。


社会学科3年 広瀬さゆみ
国際学科3年 村上舞子