明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2016年10月25日

2016年 吉里吉里大運動会

この度は、活動報告が遅れてしまい申し訳ありません。

今回は、10月2日に行われた吉里吉里大運動会及び前日準備に学生4名で参加させていただいた活動について報告いたします。
吉里吉里大運動会は、昭和46年開催から、吉里吉里地区の方々が一堂に会して行っている歴史ある地域行事です。吉里吉里大運動会では住んでいる丁によって組み分けをし、一丁目から四丁目の4組に分かれ競技をしていました。震災から3年の月日が経過した平成26年、大運動会は再び開催されました。現在は紅白に分かれて勝敗を競いながら、地域の交流を深めています。
先輩方が作製した吉里吉里カルタの【う】の札にもなっている吉里吉里大運動会。今回は経験の浅い1年生のみでの活動で、震災後3回目の開催である地域主催の大切な行事に参加させていただける意味や、自分たちが地域を訪れ復興支援として何ができるのか等、活動前の準備の段階から様々な思いをもちながら活動の日を迎えました。

10月1日(土)
この日は、大槌町公民館吉里吉里分館にて、吉里吉里大運動会で役員の方々が使用するプログラム冊子作成のお手伝いをさせていただきました。その際、吉里吉里大運動会の歴史を教えていただきました。優勝よりも、最も多くの住民が参加している地区(丁)に贈られる参加大賞に力を入れていた等、震災前の運動会のお話も聞くことができました。その後、運動会の会場である吉里吉里学園小学部に移動して、地域の方々とともに会場設営に参加させていただきました。校庭のライン引きや、大漁旗、万国旗の設置等をいたしました。震災前に漁船で使用されていた多くの大漁旗が風に揺れている光景がとても印象的でした。また、吉里吉里学園小学部の家庭科室で準備が進められていたカレーと豚汁作りのお手伝いもさせていただきました。少しではありましたが、お米とぎやカレーを煮込むお手伝いをさせていただきました。

10月2日(日)
この日は、6時に吉里吉里学園小学部へ行き、大運動会の当日準備に参加させていただきました。テント張りやイス並べ、綱引き用の綱や玉入れ用のかご等の用具を運びました。準備をしながら、会話の中で吉里吉里語を教えてくださる等、何気ない時間での学びもありました。

9時より開会式が始まり、学生全員、地域の方々とともに行進にも参加させていただきました。主に競技の用具準備や、各競技の景品配布をさせていただきました。復興リレーでは学生4名全力で走り、吉里吉里甚句では、見よう見まねではありましたが、地域の方々とともに踊ることができて嬉しかったです。綱引きでは、夏活動で行われたサマースクールに参加してくれた子どもたちを含め多くの方が応援してくれる中、必死に綱を引きました。また、先輩方が作製した吉里吉里カルタが運動会の競技になっていて、先輩方の活動が地域に溶け込んでいることを実感し、感動いたしました。青空の中、吉里吉里カルタが地域の方々の声で読まれている様子を見て、この場にはいない先輩方と地域の方々がカルタによってつながっていることを感じました。

閉会式が終わり、片付けのお手伝いをさせていただいた後、子どもたちと一緒にカレーと豚汁をいただきました。その後、活動でたくさんお世話になった大槌町公民館吉里吉里分館長のお宅で行われた会合にも参加させていただき、色々な方にお話を伺うことができました。


地域主催の行事が盛り上がることは、震災復興においてとても重要なことだと思います。
吉里吉里大運動会という歴史ある地域の行事に、私たちボランティア学生が参加させていただけるありがたさと、これまでの活動によって築かれてきた明学生と吉里吉里の地域の方々とのつながりの深さを感じながら、充実した時間を過ごすことができました。今回は一年生のみでの活動で不安も多くありましたが、先輩方が築き上げてきたつながりに何度も助けていただきました。学生各々たくさんの気づきがあり、今後の活動について大きなヒントを得られた活動となりました。
日々活動を支えてくださっている皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

法学部 工藤