海外プログラム事業部
2013年9月15日
カンボジアスタディーツアー 4日目
今回は、カンボジアスタディーツアー4日目の報告をします。
【9/6 ツアー日程4日目】
ツアーも約半分を過ぎ、カンボジアにも割と慣れてきたころ…
この日の訪問先は
■かものはしプロジェクト
4日目は朝から夕方まで訪問させていただきました!
かものはしプロジェクトは子どもがだまされて売られてしまう問題を解決する取り組みをしているNPO法人です。
まずはかものはしオフィスに向かい、かものはしプロジェクトについてのレクチャーをしていただきました。残念ながら代表の村田早耶香さんにはお会いすることができませんでしたが、副理事長の青木健太さんが迎えてくれました。
かものはしプロジェクトは問題解決のために、子供が変えてしまう状況、子供を売らざるを得ない状況に対し、活動地で3つの取り組みを行っています。
①警察支援 子供を買う人を逮捕
②コミュニティーファクトリーの経営 大人に仕事を、子供に教育を
③ 孤児院支援 売られてしまいそうな子供を保護
お話を伺った後、②のコミュニティーファクトリーへ実際に訪問しました。
貧しく教育を受けていない農村の女性たちは、しっかりとした仕事に就くのは難しいそうです。
農村に仕事がないなら農村に仕事を作ろう!ということで、ファクトリーには村の女性がたくさんいらっしゃいました!
到着して一番に思ったことはみなさんとても明るくいい笑顔! みなさんなかよく仕事していました。
仕事の合間には識字教室も開かれていて、私たちも混ざって参加させていただきました。
算数の計算問題も意外と難しく複雑で、みんな驚きつつも一緒に解いていました。
そのあとはヤシの葉BOX製作を手伝ってもらいながら体験しました。
働いているおばちゃんたちに手伝っていただきましたが、さすが!みなさん早業でした!
最後に、働く女性の一般家庭訪問ということでバスに乗り、農村へ移動。
バスの走る道の左右は畑、木、青空、たまに牛といった感じでとてものどかでした。
農村のお宅は暑さをしのぐために、風通しの良い高床式の家が多いそうです。
電気は通っておらず、水も家の横に井戸があるだけ。
売るための鶏が家の周りを歩いており、牛もいるといった感じでした。
実際家の中に入ってみると部屋の仕切りは家財で、壁も所々小さい穴が開いていました。
話を聞くと、ランク的には貧しいそうです。
しかしみなさん明るく、近所の方たちまで集まってきてくれて、あたたかい雰囲気でした!
実際のお宅はやはり衝撃的なことが多く驚きばかりでしたが、実際に行ってみることでしかわからないことはたくさんあると感じました!
一日かけてゆっくり体験することができてよかったです!
次は5日目の更新です!お楽しみに!!
国際学部国際学科1年 奈良間歩美
2013年9月13日
カンボジアスタディーツアー 3日目
今回は、カンボジアスタディーツアー3日目の報告をします。
【9/4 ツアー日程3日目】
飛行機で…プノンペン⇒シェリムアップ
あっという間でした…。
シェリムアップの空港で、支店長の安田さん、ガイドのホッチさんと合流しました!
そのあと、カンボジアの中華料理店で英気を養いました。
そして、本日の訪問先は・・・
■日本人社会起業家マダム・サチコ(小島幸子)さん
このツアーで初めてお会いする社会起業家、「マダム・サチコ」こと小島幸子さんは、アンコールクッキーを経営しています。
サチコさんは、
①メイド・イン・カンボジアを創る!
②現地の若い人たちのために雇用を創出する!
という2つの大きな柱を基に、アンコールクッキーを始めました。
初めてカンボジアに来たのは大学2年生の時のこと(僕と同じです!)。
カンボジアの魅力にとりつかれて、大学時代に取った日本語教師の資格を活かし、26歳でシェリムアップの日本語学校で勤務を始めました。
…実は、日本語学校に勤め始める前は現地の旅行会社に勤めていたというサチコさん。
ガイドをしていた時に、日本人の観光客から
「カンボジアには、お菓子のお土産はないの?」
と聞かれ、
「無いですね…」
というやり取りを何度かしたところから、
「需要があるのにモノが無いなんて、もったいないな…」
と考え始めたそうです。
それから、日本語教師として教えていたある日のこと。
生徒からこんなことを言われたそうです。
「先生は『あきらめなければ夢はかなう』っていうけど、僕たちには人間のレベルがあるんです」
ここで彼らが行っていた「人間のレベル」とは、「お金を持っているか、持っていないか」ということです。
サチコさんは、
「それでも、あきらめたらチャンスはない。今ここで勉強している意味はないよね」
と生徒に想いを伝えたのですが、日本人にはない感覚に、衝撃を受けたといいます。
そこで、「カンボジアの若い人々が希望を持って生活していくために、しっかりと労働環境を整えた会社を興せないだろうか」
と考え、
「観光客向けのお菓子が欲しい」
というニーズを活かし、
アンコールクッキーを始めるに至りました。
経営の勉強や経験が全くない中で、様々な苦労があったといいます。
例えば、最初の半年はスタッフの給料を払うために午前中にアルバイトをし、夕方にスタッフの作ったクッキーの検品をする、という生活を送っていたそうです。
それでも、「辛くはなかった」とサチコさん。
「大変だったけど、それ以上にワクワクしていた。自分が本当にやりたいことだったから。」
その力強い言葉通り、当初からの信念は揺らぐことなく、現在は80名以上のスタッフが働くカンボジアでも有名な会社になっています。
写真からも分かりますが、徹底された衛生環境の下でクッキーが作られています。
「何事もキッチリしていないと気が済まないのが私の性格で…」
とサチコさんはおっしゃっていました。
もちろん、最初はカンボジアの文化の違いに苦労したといいます。
(例えばカンボジアでは、1枚の布巾でテーブル、イス、床まで拭く。日本では当然それぞれ分けていますよね。)
それでも、毎日それを続けさせることで「習慣」にさせ、しっかりと身に付けさせたといいます。
スタッフも最初は驚いていたものの、
「今では当たり前のことになっています。」
とのこと。
ある参加学生がサチコさんに今後の展望について質問したところ、
「カンボジアのお菓子メーカーとして確立すること」
が目標で、実際にローカルマーケットにもお菓子を売り出し始めているようです。
とてもエネルギッシュなマダム・サチコさんに学生は皆、積極的に質問したり、と非常に盛り上がっていました。
ツアー3日目は訪問先はアンコールクッキーのみでしたが、とても充実した、内容の濃い一日でした。
次はツアー4日目です。お楽しみに!
国際学部国際学科2年 山岸野明
2013年9月13日
カンボジアスタディーツアー 1日目・2日目
更新が遅れていましたが、
今回は、カンボジアスタディーツアー1日目・2日目の報告したいと思います。
さっそく、1日目から振り返っていきます!
【9/3 ツアー日程1日目】
・7:30 成田空港集合
みんな朝が早くて、とっても眠そうでした(笑)
・9:30 成田空港出発
・13:30 ホーチミン到着
ホーチミンで乗り換えて、カンボジア・シェムリアップに向かいました。
・16:50 カンボジア・シェムリアップ到着!
到着後、現地ガイドのスーポンさんと合流し、
カンボジア料理のホテルに向かいました。
この日は、食事後すぐにホテルに向かい、次の日に備えました。
ご覧の通り、移動ばかりでした(笑)
ツアーの本番は2日目から!!ということで、
ツアー2日目も振り返っていきます。
【9/4 ツアー日程2日目】
■国際NGO AAR JAPAN(Association for Aid and Relief, Japan)難民を助ける会
(以下、AAR)
ツアーで一番最初の訪問先は、AARでした。
今回は、AARの活動の中でも車いす工房にうかがいました。
カンボジアは、長い内戦でたくさんの地雷が埋められました。
政府、NGOの支援などによって地雷の除去は進んでいますが、
地域によっては、今もなお地雷埋まっています。
その地雷によって足を失った人に車いすを無償で提供しています。
もちろん、地雷の被害だけではなく、事故などで足に障害をもつ人にも支援を
行っています。
AARでは、”障がい者”支援として、この活動を行っていて、性別・年齢問わず、車いす提供が無償で提供されています。
しかも、車いすは工房の方の手によってひとつひとつ、丁寧に手作りされています。
思いのこもった車いすが、障がい者の方に手渡されます。
写真は、工房に置いてある車いすに学生が乗っている時のものです。
■カンボジア赤十字社(以下、カンボジア赤)
明治学院大学は今年で150周年を迎えますが、
実は赤十字社も150周年を迎えます。
そこで、明治学院と日本赤十字社は「ボランティアパートナーシップ宣言」を結びました。
その縁もあり、今回はカンボジア赤を訪問しました。
主に、地雷プロジェクトに関するお話をうかがいました。
地雷の知識や、地雷の怖さを各コミュニティーにレクチャーするというプロジェクト柱です。
地雷は、人の命までは奪いません。ただ、手足を奪い、仕事が出来ない体にしてしまいます。
被害に遭ったのが父親であった場合、仕事ができないことで家庭自体が貧困に陥ります。
地雷は、人を色んな意味で苦しめる恐ろしい兵器です。
レクチャーを受けることで、地雷の被害に遭うことを予防することを目指しています。
説明の中で衝撃だったのが、貧困が原因で地雷被害に遭ってしまう人がいるということです。
貧困のために、住む場所を失い、住む場所を求めて、地雷の埋まっている地域に移り、そこで被害に遭ってしまうこともあるそうです。
地雷の問題は、カンボジアの中で非常に大きな問題です。
写真は、カンボジア赤の前で撮った集合写真です。
とても大きく、立派な建物でした。
■ICRC(赤十字国際委員会) リハビリテーションセンター
/9/3最後の訪問先は、ICRCが運営するリハビリテーションセンターを訪問しました。
ここでは、義足の作製・提供、リハビリを行います。
地雷、事故などで足を失った人のために、無償で義足を提供します。
また、義足をつけた後、義足に慣れて普通に歩けるまでに、個人差はあるものの、約1か月のリハビリが必要です。
そのリハビリ指導も、このセンターでは行っています。
説明では、センターの支援内容はもちろん、継続的に支援を行う上で必要な資金面のお話もうかがいました。
写真は、義足作製の場面です。
9/4は、ツアー全体を通して一番タイトなスケジュールでした。
その分、学びの多い一日でもありました。
明日も、ブログを更新します!
ぜひ、ご覧ください。
法学部政治学科3年 今井柚良
2013年9月10日
カンボジアスタディーツアー無事終了しました!
海外プログラム事業部初ブログです!
このブログでは、9/3~9/9で行われたスタディーツアー@カンボジアについてご報告させていただきます。
参加者は、海外プログラム事業部 引率学生4名、参加学生7名の計11名が参加しました。
学部・学科・学年も様々でしたが、みんなすぐに打ち解けていました。
先輩・後輩の関係なく、いろんな話をして、日に日に仲が良くなるのが分かりました。
引率学生としても、いろんな参加者の学生との交流は大きなものでした。
ツアーの目的は、「社会起業家の最前線を学ぶ」です。
移動時間を除く5日間、様々な社会起業家を訪問しました。
アンコールクッキーの小島幸子さん、IKTTの森本喜久男さん、クルクメールの篠田ちひろさんをはじめ、NGOかものはし、カンボジア赤十字や国際赤十字委員会(ICRC)のリハビリテーションセンターなど、内容が盛りだくさんでした。
ツアーを振り返って思うことは、とても充実していたということです。
色んな学びがあり、色んな人々との出会いがありました。
現場でしか分からない、現地で頑張る日本人・カンボジアの人々の想いに触れました。
あまり知られていませんが、カンボジアで活躍する日本人はたくさんいます。
また、ODA(政府開発援助)の関係で橋やインフラ、病院の支援でカンボジアは日本との繋がりがあります。
カンボジアにある日本橋と絆橋は、日本によって建設されました。
絆橋は、カンボジア紙幣リエルにも描かれています。
日本人として、とても誇らしかったです。
カンボジアの魅力にも、日本の魅力にも気づけた、そんなツアーでした。
そんな想いを、ぜひ皆さんにも伝えたい!ということで、
これから、毎日6日間に分けて各日程を振り返っていきますので、
ぜひお読みください。
それでは、明日のブログ更新をお楽しみに!
海外プログラム事業部チーフ/スタツア引率学生代表 今井柚良



