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2016年3月8日

今日は何の国際デー?(3月8日)

今日は何の国際デー vol.4


本日、3月8日は「国際女性の日」(International Women's Day)です!!



日本ではまだあまり馴染みのないように思われる「国際女性の日」ですが、この日は、世界中の女性団体によるイベントや集会が開かれます。では一体この国際的記念日は、いつ、どのように、そしてなぜ制定されたのでしょうか?


「国際女性の日」は、20世紀初頭のアメリカにおける女性の社会主義運動に端を発し、女性の選挙権獲得を求めて「女性の日」として集会を行った1909年2月の最終日曜日が起源とされています。1910年にコペンハーゲンで開催された第2回国際社会主義女性会議において、クララ・ツェトキン(ドイツの社会主義者・女性運動指導者)らが、女性問題にかかわるあらゆる要求を国際連帯の下に取り組んでいこうと「国際女性の日」を提唱しました。多数の賛同を得て採択されたことを契機に、女性デーは世界的に広がっていきました。国連では、国際婦人年である1975年に初めて「国際女性の日」が実施され、1977年には国連総会で「国際女性の日」(3月8日)が決議されました。


国際女性の日が制定されるきっかけとなった女性の選挙権。2013年にイギリスの新聞Guardianが公開した、120年の間で女性の政治的権利や選挙権がどれだけ変化したかを示すインタラクティブマップを使って歴史を見てみましょう。

1.1894年





女性の選挙権が許されていた国は、マップではオレンジ色のニュージーランドだけでした。


2.1945年




オレンジ色が増え、日本を含む世界の半分以上の国々が女性に選挙権を与えたことが分かります。そして、アフリカと南アジアでは特にこの活動が他国に比べて遅れていることも見て取れます。


3.2010年




世界中ほとんどの国で男女平等に選挙権が与えられていることや、宗教的な理由から女性の活躍が進んでいない国々や男女間での差別が激しい国もまだ世界には存在することが分かります。

(インタラクティブマップ:

http://www.guardian.co.uk/world/datablog/interactive/2013/mar/08/international-womens-day-political-rights)


世界中の女性たちが女性の社会参加や労働差別の撤廃などを求める行動を起こす日として制定された国際的記念日ですが、現在ではそういった政治色は薄れ、男性が女性に対して感謝の気持ちを表す日として定着しています。例えばイタリアでは男性が愛する女性にミモザを贈り、貰った女性が髪や胸にミモザを飾る習慣があったり、同じく女性に花束を贈る習慣のある国の中には、この日は国民の祝日になっていたり、女性だけが祝日になる国もあるようです。


国際女性の日の 2016年テーマは「2030 年までに 50-50 の惑星: 男女共同参画のためにステップ」(“Planet 50-50 by 2030: Step It Up for Gender Equality”)だそうです。

国際女性デーをきっかけに、女性はもちろん男性も一緒にイベント等に参加したり、女性の社会参画について考えてみたりしませんか?


次回に紹介する国際デーは、3月20日の「国際幸福の日」です!「GNH」(国民総幸福)を国家理念に掲げ、「幸福の国」と呼ばれるブータン王国が国連総会で提唱し決議された国際デーです。幸福で充実した生活を送ることは、全世界の人々が望んでいます。絶え間ない社会経済の危機や、暴力、犯罪、環境問題・・・人々を取り巻く課題はとても多く、まだまだ全人類の幸福は確立されていません。次回はそんな国際幸福の日について詳しく紹介します!3月20日は、皆さんも一緒に「幸福」について考えてみませんか?

フランス文学科1年 有園七海


・UN WOMEN

(http://www.unwomen.org/en/news/in-focus/international-womens-day)

・公益財団法人 日本女性学習財団

(http://jawe2011.jp/cgi/keyword/keyword.cgi?num=n000116&mode=detail&catlist=1&onlist=1&shlist=1)

http://eedu.jp/blog/2013/03/18/guardian-women-mapping/http://matome.naver.jp/odai/2139416975518414601