明学・岩手県立大学協働プログラム活動報告

夏期復興支援プログラム(2011. 8/1~9/4)

【9月1日(木)~4日(日)】「いとしくおかしく懐かしくー私の吉里吉里語辞典」音声データ収集

『いとしくおかしく懐かしくー私の吉里吉里語辞典』の音声データ収集活動を行いました。『いとしくおかしく懐かしくー私の吉里吉里語辞典』とは、吉里吉里特有の方言を集約した本です。津波により多くが流されたが、「吉里吉里語を残したい」という著者の息子である関谷晴夫さんの想いから、浅川達人先生を中心に電子データ化が始まりました。そこから発展した今回の吉里吉里語音声データ化というのは、地域の方に辞典の用例や項目を読み上げてもらい、それを録音し音声データとして残すという活動です。この活動を通して、吉里吉里甚句や御祝唄の演奏を見るなど、吉里吉里の文化について触れることが多々ありました。文化を知ることで、その地域に詳しくなる、住民の方と近くなる。ただ関係を広げるだけでなく、深める必要もあるということに気づきました。地域に根付いたボランティアとはどういう意味か考えさせられました。

国際学科1年 島澤朱

【9月1日~9月3日】復活の薪プロジェクト

芳賀正彦さんがリーダーとなる“復活の薪プロジェクト”に参加しました。復活の薪プロジェクトとは、東日本大震災による瓦礫の廃材を有効利用(薪燃料等として販売)し、その売上金を被災者に還元することにより、被災者の一日も早い自立、地域の復興・復活に寄与することを目的とした活動です。今回初めて、釘抜き・薪割り・包装までをさせて頂いたことで、復活の薪プロジェクトをより深く活動について知る事ができたと思います。特に印象的だったのは正彦さんのインタビューで、3月11日からどのような日々を過ごし、どのようにこれからを生きるのか、正彦さんの夢を涙ながらに語って頂いたことです。また、津波で崩れてしまった家の木材を使って、木工キットを作る事は正彦さんにも共感して頂いたので是非やっていきたいと思います。今後は木工キットにとどまらず、仮設住宅の表札や竹とんぼ、関東の小学校との工作授業など積極的に活用していきたいと思います。

国際学科1年 奥田愛基

【9月1日、5日】地域の清掃活動

震災後に避難所として使用されていた、元古中体育館の掃除及び畳運び、周辺草刈り、またその近くの天照御祖神神社周辺草刈りを行いました。この活動は、これまで吉里吉里でお世話になっている関谷晴夫さんの協力のもとに行うことができました。支援活動の中での地域の清掃活動はこれが初めてではありませんが、自分たちが避難所の掃除をやらせていただいたことで、少しでも私達が吉里吉里の方々に近づけたように感じることができました。また、震災直後に使用していた避難所の片付けをおこない、少し復興が近づいていくことを肌で感じることもできました。今後も清掃活動だけでなく、様々な形で地域に貢献していきたいと思います。

社会学科2年 廣瀬えり

【9月5日】らふたぁヒルズでの足浴会

現地の方のレスパイトケアと交流を目的に、特別養護老人ホーム「らふたぁヒルズ」での足浴会を行いました。この足浴という活動をしたことで、高齢者の方々とのコミュニケーションが大切であり、うまく言葉を発せられない方とお話しする際も、笑顔で目を見て相槌などを交えながらコミュニケーションをとることが大切だと感じました。会話の中では、私達が活動を通して知った吉里吉里語や吉里吉里の歴史などが話題となり、コミュニケーションを円滑に行うことができたことから、各活動で得た地域に関する知識などを他の活動とリンクさせることを意識するとより良い活動を行えると感じました。

英文学科2年 太田湖希

【9月3日】和田橋第五仮設住宅での活動

大槌町和野橋地区第五仮設住宅内集会所において、「くらしまちづくりネットワークよこはま」と共に活動を行いました。活動内容は仮設住宅の方々を集会所にお招きし、郷土料理の“ひっつみ”の作り方を教えてもらいながら調理し、その後集会所内で食べ、そのうちの数個を配食するという活動です。午後は仮設住宅の子ども達を対象に、軽食等を配りながら一緒に遊ぶ活動をしました。
今後仮設住宅での活動をするにあたり、重要となってくることは自立であり、炊き出しをするにしても現地の方々と一緒に協働で行うことが大切であると思いました。

国際学科1年 岩田裕貴

【9月3日】吉里吉里中学校での学習支援の話し合い

吉里吉里中学校の熊谷佳美副校長先生と今後の学習支援について話し合いました。副校長先生から「今年度は中学3年生を対象として学習支援をお願いしたい」というお言葉を頂き、今後とも学習支援を継続していくこととなりました。話し合いのあとには、吉里吉里中学校の生徒に学習支援をしました。別れる際には「また来てほしい」といわれ、学習支援を継続して行う重要性を見出すことができたと思います。

国際学科1年 佐藤玲於奈

【9月4日】わんぱく広場

堤乳幼児保育園で吉里吉里小学校の子どもと遊びを通して交流を深めるという活動を行いました。
午前中の活動は園庭と室内の2カ所に分かれて過ごしました。外ではサッカーやキックベースなどボールを使った遊びで子どもたちとふれあいました。室内ではお尻鬼ごっこ、ミサンガ作り、うちわ作りや変わり絵作りなどを教えながら共に取り組みました。子どもたちも私たち学生に積極的に関わってくれ、とても楽しんでいる様子でした。
午後の活動は、小学生と学生たち全員が手形に「将来の夢」を描き、1つの作品を作りました。
今後は、こうした活動を重ねて、学生にしか見せない子どもの顔を見せてもらえるような場づくりとなるようにしていきたいと思いました。

社会福祉学科1年 市川由貴子

【9月5日】芳賀陽一さんへのインタビュー

私達の活動にあたってお世話になっている、堤福祉会理事長の芳賀陽一氏に震災直後の動き、復興の思いを伺いました。陽一さん自身の震災後の経験や支援にあたった際の気持ち、学生からの質問などを聞かせていただきました。陽一さんは「学生が復興に携わっていくことはうれしいことであり、支援だけでなく吉里吉里で学んでいってほしい」とおっしゃっていました。私達が大切にしている「地域に寄り添う」ということに関して非常に参考になるお話であり、今後も吉里吉里で活動していきたいという思いを強くすることができました。

社会福祉学科1年 宮本浩太朗

【9月1日~9月5日】スーパー「尾半(びはん)」の御用聞き活動

山田町にあるスーパー「尾半(びはん)」による移動販売のお手伝いをしました。訪問販売用のトラックに同乗し、仮設住宅や集落での日用品や食料品の販売を行いました。山田町の大手スーパー尾半は、震災直後に店舗があった駐車場で青空販売を開始したところ、地域住民から商品を持ってきてほしいと言われ、地域をまわって移動販売をすることになりました。この活動は明学生にとってははじめての活動で、意外と力仕事が多く大変でしたが、山田町の住民の方々に少しでも力になれたかなと思います。

社会福祉学科2年 服部麻美

【8月17日(水)~8月23日(火)】いわてGINGA-NETプログラムに参加しました

17日から「いわてGINGA-NET」に参加しました。現地では明学からの参加メンバーのそれぞれが他大学の学生たちとグループを形成し、各々の活動場所である仮設住宅で「お茶っこサロン」の活動を行いました。「お茶っこサロン」とは、仮設住宅の談話室をお借りし、お茶やお菓子を用意して住民の方に来ていただき、住民同士新たな繋がりを持ってもらうお手伝いをする活動のことです。今回「お茶っこサロン」を通して、住民の方から被災した際のお話を伺うことができ、また今まで交流のなかった住民の方々が繋がりをもつ機会を提供することができました。多くの子どもたちとも触れ合う機会がありました。住民の方のお話を伺って、それぞれがつらい体験をし、心に傷を持っているということを実感しました。

国際学科2年 手島

【8月21日(日)】

午前はNPO団体「吉里吉里国」が中心となっている「復活の薪プロジェクト」に参加、小学生もこのプロジェクトのお手伝いをしていて、一緒に知恵を出し合いながら釘抜きをしました。また、滋賀県の大学生も参加していました。この日は、閉鎖された避難所の中の片づけをしている方が薪プロジェクトの様子を見にくるといったような光景も度々うかがえました。薪プロジェクトには、釘抜き、薪割り、袋詰めなどといった作業がありますが、今回私たちは主に釘抜きを行いました。
午後は、3月11日より50日間避難所となっていた吉祥寺の住職さんに3月11日からの吉里吉里地区の様子、避難所の運営、葬儀等について、約3時間にわたってお話していただきました。住職さんのお話を含め、様々な方から聞いたお話を、これから私たちはいろんな人に伝えていく必要があります。

社会福祉学科2年 麻生

【8月20日(土)】

午前は8月11日に閉鎖された吉里吉里地区の避難所の外の草刈りと水道詰まり直し、そして吉里吉里の海岸近辺にある山の頂上から町を展望できる場所があり見晴らしが悪くなっていたので草刈りを行いました。
午後は瓦礫を撤去してわずか1か月で草が生い茂り瓦礫もまだ残っていた住宅跡地の草刈りと、瓦礫の分別を行いました。山の頂上から吉里吉里地区を見渡しましたが、津波によって一時船越湾と山田湾がつながってしまったというお話を聞きました。家の瓦礫や流されたものの掃除をしていて、そこには生活感がそのまま残っていました。

消費情報環境法学科3年 堤

【8月19日(金)】

午前は宿泊場所の特別養護老人ホーム「らふたぁヒルズ」の施設外周のドア・窓ふきを行いました。午後は、吉里吉里中学校の仮設住宅にて大槌町社会福祉協議会と遠野まごころネット主催の「お茶っこサロン」のお手伝いをしました。約2時間半の開催時間となりましたが、20人以上の方がお茶っこサロンにいらしてくださり、また今後はまだサロンを訪れたことない方たちがいかに訪れやすいような雰囲気にしていくかが重要だと思います。

経済学科2年 井上

【8月17日~19日】特別養護老人ホーム「らふたぁヒルズ」にて

「らふたぁヒルズ」でのお手伝いは多岐に渡りました。初日は栄養士さんのレスパイトケアを目的とした喫茶のお手伝いをしました。喫茶コーナーでは入居者の方とかき氷等を食べながら一緒に話をしました。車いすの掃除では震災以来掃除をする機会のなかった車いすを雑巾やほうき、歯ブラシを使って丁寧に掃除しました。その際に遠くから嬉しそうにこちらを眺めている入居者の方の視線を感じて、真剣にやらないと失礼だな、と改めて身が引き締まる思いでした。窓ガラスの掃除の際には「らふたぁヒルズ」のご厚意で高圧洗浄機を貸していただき、スムーズに掃除をする事が出来ました。これからも吉里吉里地区と関わっていく上で、継続してこの活動は続けていければと思います。

【8月17日(水)】

吉里吉里小学校付近の天照御祖神神社(あまてらすみおやじんじゃ)で、吉里吉里地区の郷土芸能である鹿子踊り、虎舞、大神楽が披露され、私たちも見に行きました。このお祭りは約400年続けてきたものであり地域を歩きながら踊りますが、今年は津波で被災した場所が多く、また鹿子踊りの衣装も津波の被害に遭い修復することができたものも数着ありましたが、例年よりも規模を縮小して行われました。6月より数回にわたって私たち明治学院大学生と一緒に遊んでいる小学生数人とこのお祭りで会い、地域を案内してもらいながら一時は避難所となっていた吉祥寺を訪れました。そして午後は急遽、子どもたちからの要望もあり、吉里吉里小学校の校庭をお借りしてサッカーなどを通して遊びました。この日で吉里吉里小学校の夏休みは終了だったので、夏休み最後の思い出となっていたら嬉しいです。

社会福祉学科2年 麻生

【8月9日(火)~11日(木)】吉里吉里小学校での「わんぱく広場」

大槌町吉里吉里地区にある吉里吉里小学校で、8月9日~11日の3日間「わんぱく広場」を開催しました。わんぱく広場とは吉里吉里小学校のPTAの協力を得て、明治学院大学の学生が吉里吉里小学校の児童を対象に遊びや科学実験を企画したものです。

うちわづくりと吉祥寺でのコンサート 8月9日

活動初日である9日の活動には、私たち明治学院大学の学生7名及びコーディネーター1名、スタッフ1名が小学校1~6年生の20名とともに活動に参加しました。
朝は10時からは自己紹介とうちわ作りに取り組みました。小学生は思いおもいの絵をとても上手に書いていましたが、小学生の感想からは参加者の年齢の幅と難易度を考慮したうえで活動内容を準備する必要があることも分かり、次回の活動にはぜひ生かしていきたいと思います。
お昼ごろからは吉祥寺のイベントに参加しました。吉祥寺では指揮者の佐渡裕さん率いるスーパーキッズ・オーケストラによる演奏が行われました。このイベントに参加したことで、6月と7月に仮設住宅でお話した方にお声をかけていただき、吉里吉里の方々との交流の場を持つことができました。

法律学科1年 荒井

女流棋士との「動物将棋」と「わんぱく科学室@吉里×2!!」 8月10日

わんぱく広場2日目は約20名の児童が参加がありました。午前中に女流棋士北尾まどか先生がいらっしゃり、吉里吉里小学校の交流スペースにて「動物将棋」を行いました。簡単そうに見えて奥の深い動物将棋に、子どもたちも夢中で取り組んでいました。最後には北尾先生からサイン入りの動物将棋をプレゼントしていただき、子どもたちも大喜びの様子でした。午後は「わんぱく科学室@吉里×2!!」と題した科学実験教室を開き、米村でんじろう先生のダイラタンシーとバブロケットの実験を行いました。参加型であったため、子どもたちも飽きることなく楽しんでくれました。特にバブロケットがとても好評で、打ち上がるたびに歓喜の声を挙げる子どもたちの声が印象的でした。科学実験のダイラタンシーでは、実験内容を知っていると答えた子も実際にやるのは初めてだったらしく、夢中で取り組んでくれましたが、子どもの一部からは「簡単すぎる」との声も上がったので、次回行う場合はもう少し難易度を上げた実験も盛り込みたいと思います。

法律学科1年 千吉良

スポーツ大会とスイカ割り 8月11日

わんぱく広場最終日である8月11日(木)は明治学院大学の学生、コーディネーター、スタッフと小学生32名で交流しました。午前は校庭でキックベース・ドッチボールなどのスポーツ大会、室内でミサンガづくりを行い、小学生は参加したい企画を自由に選び、明学生は小学生の活動を補助するという形で交流を深めました。午後は校庭でスイカ割り大会を行いました。『スイカ割り』という夏ならではの企画であったため、小学生たちは順番を待っている間も元気よく方向の指示を出したり、おいしそうにスイカを食べたりするなど好評で、わんぱく広場の最後をとてもいい形で終えることができました。3日間という短い期間ではありましたが、わんぱく広場での小学生との交流を通して、日が経つとともに大学生と小学生の距離が確実に近づいていくのを感じ、継続して交流していくことの大切さを強く感じました。

法律学科1年 磯田

【8月10日(水)~11日(木)】朝のラジオ体操

10日と11日に、吉里吉里地区の避難所、吉里吉里中学校横の仮設住宅、堤乳幼児保育園横の仮設住宅の3か所に分かれて子どもたちと一緒にラジオ体操に参加しました。
朝の6時半から始まることもあって、多くの子どもたちは目をこすりながら体操場所に集まりましたが、友だちを見るや否や元気に遊び始める子ばかりでした。ラジオ体操後もみんなで遊ぶのが日課になっていて、元気な姿に朝から元気をもらってしまいました。子どもたちにとっても、友達と遊ぶ大切な時間であったように見えました。

法律学科3年石谷

【8月10日(水)・12日(金)】吉里吉里地区 堤乳幼児保育園での芝はり

大槌町吉里吉里地区にある堤乳幼児保育園にて、明学生の参加メンバー7名全員で芝の種の入ったシートを針金で留める作業をしました。作業は2日間かけて行いました。初日の10日は作業はスムーズに行えましたが、作業後の強風により一部のシートが剥がれてしまいました。12日は10日の反省から風の対策のため針金の間隔を細かくして作業を行いました。剥がれたシートのはり直しをしたこともあり、芝はりは予想よりも時間がかかりましたが、任された作業をしっかりと実行できました。芝が園庭に生い茂る中で子どもたちが遊ぶ日を楽しみにしています。

法律学科1年 石原

【8月12日(金)~13日(土)】薪プロジェクト

私たちはNPO法人「吉里吉里国」が中心となり活動している“復活の薪プロジェクト”に参加しました。このプロジェクトは、廃材となった瓦礫を利用し薪を作って全国へ販売し、その資金を復興へ役立てていくものです。リーダーである芳賀正彦さんは「災害から5ヶ月が経った今が自立への転換期」だといい「犠牲になった方々へ恥ずかしくないような生き方をしていきたい」と仰っていました。また「山をきれいにすることが海をきれいにすることに繋がることから、森を再生する技術を後世に継いでいくことが大切だ」と考えていらっしゃいます。作業は主に釘抜きをお手伝いさせていただきましたが、男性メンバーがいなかったので他の力仕事や薪割りなどは手伝うことができませんでした。
今後も薪プロジェクトとの繋がりを深めていき、多くの作業が手伝えるようにできればと思います。また、薪の製造過程で出る木片を使用した戦国船や家屋の模型などを作り販売したいと仰っていたので、その試作品作りにも携われればと思います。

国際学科4年 宮井

【8月10日(水)~23日(火)】いわてGINGA-NETプログラムに参加しました

自分たち明学生が参加した「いわてGINGA-NET プログラム」とは、岩手県立大学学生ボランティアセンターが、県内のボランティア活動プログラム開発、マッチングや宿泊サポートを、ユースビジョン及びさくらネットが、全国の大学ボランティアセンター、及び学生ボランティア推進団体と連携して、学生ボランティアの募集、送り出しを行っている復興支援プログラムです。自分たちは、この復興支援プログラムに8月10日から16日の活動グループと8月17日から23日の活動グループ、2回参加させていただきました。活動を通じて、他大学の方のボランティアに対しての思いや、被災された方々の仮設住宅での生活などについて状況を聞くことが出来ました。

社会福祉学科3年 綾部

【8月15日(月)】釜石でのお茶っこサロン活動

自分たちが参加したGINGA-NETの第3クールでは、岩手県の釜石・陸前高田に建てられた仮設住宅にある集会場などを利用して行う「お茶っ子サロン」の運営が主な活動となりました。この活動は、仮設住宅の生活のリフレッシュや仮設住宅内の新しいネットワークづくりのお手伝いの目的に、お茶出しや子ども遊びなどを行いました。実際に仮設住宅に住んでいる方と話しをすることで、震災について思い・これからの生活など、皆さんの様ざまな思いや考えを垣間見ることができました。

社会福祉学科3年 綾部

【8月1日(月)~5日(金)】吉里吉里中学校での学習支援

大槌町吉里吉里地区にある、吉里吉里中学校で五日間に渡って学習支援をしました。生徒は各自夏休みの課題のプリントやワークをこなしていて、つまずいた箇所を私たち学生がマンツーマンで指導するというものでした。この学習会は家庭学習が困難な生徒のために中学校が設けたもので、生徒たちは部活動や家庭の用事などそれぞれ時間との折り合いをつけながら参加していました。この活動は、私たち明学生5名および浅川センター長補佐と市川コーディネーターだけでなく、前半は長野県ボランティアセンターより派遣された7名の先生方と、後半は日本社会事業大学の14名の学生さんと一緒に、生徒の人数に合わせながら適宜活動に参加しました。五日間という短いものでしたが、多くの生徒と仲良くなれ、悩みながらも充実した時間を持てました。

国際学科4年 王堂

【8月1日(月)~3日(水)】大槌中学校での学習支援

大槌町吉里吉里地区にある、(大槌中学校が教室を間借りしている)大槌高校で、こちらは三日間に渡って学習支援をしました。形式は吉里吉里中とほぼ同じでしたが三年生のみで、夏休み課題もしくは自由課題を進めるお手伝いをしました。生徒たちと一緒に基礎のおさらいをしたり、覚え方などの学習方法を教えたりしました。部活などがある生徒は、途中で帰ることもありましたが、居る間は熱心に勉強していました。この活動には、私たち明学生から2名(初日のみコーディネーター含め3名)が参加し、常に現地の先生方も何名か居てくださいました。少しでも学習の手がかりになればとメモを書いたり、手紙を残したりしましたが、三日間はとても短く、あっという間に終わってしまった印象でした。

英文学研究科3年 滝西

【8月1日(月)~4日(木)】「復活の薪」プロジェクトで釘抜き・薪割り

「復活の薪」というのは、震災や津波によって瓦礫になった家屋の廃材を薪として再利用・販売して、現地の人々の雇用を生み出しているプロジェクトのことです。作業としては大きく三つの工程(①廃材からの釘抜き②薪割り③梱包)があり、私たちは①釘抜きと②薪割りをしました。プロジェクトは生産が供給に追い付かないほどの盛況ぶりで、もし廃材がなくなったとしても山の木を間伐して続けるので、継続した人手が必要であると予想できます。また、参加している中で、薪にもならないような木片を「工作用木材キット」として倉田小学校に提供したらどうかというアイデアがでました。こうした活動やアイデアを通じて、「復活の薪」プロジェクトが雇用の場としてだけではなく、吉里吉里の歴史や文化を伝える場となれば幸いだと思います。

国際学科2年 遠藤

【8月1日(月)~4日(木)】被災者の方々とのお話

学習支援チームは中学校での活動が主でしたが、空いた時間で被災された方々とお話しさせて頂きました。8/2に吉里吉里地区体育館避難所スタッフの関谷さんに、避難所の5カ月間の経緯と現状、関谷さん自身の活動について。また8/3には、宿泊させていただいている「らふたぁヒルズ」さんが開催した、利用者向けのカフェイベントのお手伝いをし、高齢者の方々をもてなしながら会話を楽しませて頂きました。そして8/4には、再び関谷さんに、津波が押し寄せてきた海岸を案内して頂きました。その津波の爪痕が色濃く残る海岸では、そこに津波が来た事を実感させられました。実際に目の前で津波を経験した被災者の方々の口から出る言葉は、どれも私たちの想像を超え、津波の恐ろしさを感じさせられましたが、一方で、その言葉の中に復興への力強さが感じられ、私たちの方が勇気づけられてしまいました。

国際学科4年 鈴木

8/2 関谷さんからお話を伺う

8/3 「喫茶」手伝い@らふたぁヒルズ

8/4 関谷さんに海辺に連れてきてもらう

緊急支援プログラム(2011. 4/16~7/10)