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「インテグレーション講座」講師からのメッセージ(市川コーディネーター)

ボランティア実践から学ぶとは‐創造的な知を生み出すリフレクション(振り返り)を

ボランティアコーディネーター 市川 享子


アメリカの大学ではサービス・ラーニング(Service Learning)といって、社会貢献活動による学びが活発に展開されています。これは地域での実践と大学における学びとがつながり、両者に好影響を与えることを期待しています。

地域での実践は学生のみなさんの生き方や大学での学びを変化させ、深化させるような「学びの種」がたくさんあります。

さて、ボランティア実践が「深い学び」になるためには、リフレクション(振り返り)がとても大切です。ボランティア実践を、たとえばPDSA(計画、活動、省察、改善)で振り返ると、自分自身や社会に対して、気づきが広がります。

学生の皆さんはいろいろな思いや考え(Plan)をもって活動を展開しています。それを実践(Do)してみると、「この活動は本当に目の前の方の役に立っているのだろうか」、「この問題を解決するにはどのようなアプローチがいいのだろうか」(Study)と、ボランティア実践の記録シートへの記入(内省)や活動を一緒にした学生同士やボランティア先の方とのディスカッション(対話)から問題解決のための視点(Act、活動の改善や再構成)が広がってきます。

そして新たな視点を得て活動を計画(Plan)していくという「循環」によって、ボランティア実践は、より当事者のニーズに沿ったにものに深化していきます。

「経験学習論」を打ち出したJ.Deweyは「経験を省察し再構成することで、より高度な創造的な知が生成される」と言います。これは言い換えると、「ボランティア実践の経験」が、「創造的な知」になるには、リフレクションが不可欠ということです。

これまで、ボランティアセンターで活動してきたみなさんの先輩はリフレクションを繰り返すことにより、たとえば震災復興に向けて、独自の着眼点で問題解決の視点とアプローチを生み出してきました。じっくりと丁寧に取り組んだリフレクションで、問題の発見・解決がすすみ、創造的な知が生まれることを期待しています。



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