明治学院大学ボランティアセンター  /  【学生からの報告】益城町の現状と課題 ~熊本復興支援プログラム~

【学生からの報告】益城町の現状と課題 ~熊本復興支援プログラム~

「益城町の現状と課題」

国際学部国際学科3年 村上
9月17日訪問

熊本学園大学社会福祉学部の和田先生のご案内で、地震による被害が大きかった益城町を見学しました。

まず、益城町にある和田先生のご自宅に案内していただきました。家の隣にある2階建ての納屋は全壊してしまっており、この地域での生活や産業を支えてきた昔ながらの農業用の多くの納屋が崩れてしまったとのことでした。町内には、いまだ取り壊しが進んでいない建物や家が多くありました。取り壊しの業者の数がなかなか追いつかず、すべての家を取り壊すまでには2年ほどかかる見込みだそうです。

ご案内してくださった和田先生(前列左から二人目)と

益城町にあるテクノ仮設団地

次に、益城町テクノ仮設団地を車の中から見学しました。テクノ仮設は現在約500世帯が暮らしている益城町で一番大きな仮設団地で、それぞれの地区の仮設に入居しきれなかった方が入居している場合が多いそうです。様々な地区から入居者が集まっているため、地震前のコミュニティが解体されていることが一つの問題としてあがっています。しかし、このような大きな仮設団地であるからこそ、スーパーが入っているといった利便さもあるそうです。スロープが設置されているなど、東日本大震災の教訓を活かし福祉環境に配慮されている部分もありましたが、未だ福祉に関する課題は残っているとのことでした。

車で町を移動していると、道が地震によってでこぼこしていたり、歪んでいたりする状態を体感しました。特に橋の境目の部分は、段差になっている場所が多かったように思います。私が予想していた以上に町の復興は進んでおらず、また、和田先生は、復興に向けては長期的な計画で動いていかないといけないと仰っていました。それに伴い、長期的な支援と、離れた場所からでも熊本の現状や取り組みを発信していくことの重要性を改めて感じました。

道路脇の壁も崩れてしまっていました

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