アカデミックリテラシーHandbook

論文作成の流れと本書の参考項目

はじめに ーなぜレポートの書き方を学ぶのかー

  1. 大学でレポートの書き方を教える理由
  2. このハンドブックが伝えるスキル
  3. 学習者の助言
    【コラムA】レポートに必要なパーツ
    【コラムB】「気になるテーマ」をレポートに発展させる手順
    【添削を受けるレポートの体裁】

第1節 レポート・論文とは何か

  1. 感想文との違い
  2. 具体的な「問い」の重要さ
  3. 適切な論拠を示す
  4. 文体と読者
    【コラムC】問いを具体的にするには
    【コラムD】親問題と子問題
    【コラムE】「問いイントロ」か?「答えイントロ」か?
    【コラムF】レポート題名の付け方ー結論をいきるー

第2節 推敲の目のつけどころ:叙述の注意点

  1. より短く書くことは、より良く、より難しい
  2. 簡潔さを損なう初心者にありがちな表現
    【コラムG】長い方を先に言うー語順の鉄則ー
    【コラムH】横書きのルールー句読点と英数字をどうするかー
    【コラムI】要約のスキルはなぜ有益かーパラフレーズとは何かー
    【コラムJ】文章の余韻に頼らない

第3節 レポート添削のあらまし

  1. 添削指示の意味
  2. レポート添削とをその例
  3. どのような添削が親切か
    【コラムK】パラグラフと段落(外山滋比古)

第4節 段落の構成法(パラグラフ・ライティング)

  1. パラグラフ・ライティングの2つの原則
  2. パラグラフ・ライティングの使用例
  3. トピック・センテンスの2つの役割
  4. パラグラフのつながり(パラグラフから節へ)
    【コラムL】電子メールを使う際の注意点

第5節 注と出典の示しかた

  1. 注の役割と位置
  2. 出典の示しかた
    【コラムM】情報を具体的にする「名・数」

第6節 引用の示し方とその消化

  1. 直接引用
  2. パラフレーズ(言い換え=趣意引用)
  3. 直接引用すべきか、パラフレーズすべきか
  4. 出典表示を繰り返さず、他人の言葉の範囲を明示する工夫
    【コラムN】一次資料と二次資料
    【コラムO】不要の重荷を背負わない

第7節 資料を検索する

  1. 図書館資料検索
  2. 事典・辞書検索
  3. 新聞記事検索
  4. 雑誌記事検索
  5. 統合検索
    【コラムP】虚偽の因果関係 ー論理的誤りの宝庫ー

第8節 議論のつくりかた:「何を書けばよいか分からない」ときに

  1. おもにレポートの一部分となる整理や説明のパタン
  2. レポート・サイズまでの論証を構成できる議論のパタン
  3. 先行する二つの学説を戦わせる

おわわりに ー論文書法は特効薬ではないー

あとがき

【巻末資料】レポート・論文を書く人のためのための読書案内