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教員紹介

プロフィール、授業のこと、最近の著作、研究室だより。

齊藤 栄一 さいとう えいいち

プロフィール

 1954年に京都市に生まれました。石庭で知られる竜安寺のすぐそばです。私が子供のころは、拝観料などというものを取ってはいなかったので、とくに夏は昆虫取りの絶好のアナ場でした。

 親の仕事の都合で、中学と高校の6年間を群馬県の前橋市ですごしたあと、再び京都市にまいもどり、京都大学文学部の美学・美術史の教室に入りました。とはいっても、授業にはあまり出ず、好きな本を読み散らしたり、大学のオーケストラでフルートを吹いたり、仲間で作ったカルテットでヴィオラを弾いたりして遊んでいるうちに、あっというまに4回生になってしまい、あわててベートーヴェンの「ラズモフスキー」弦楽四重奏曲のソナタ形式を分析した卒論をでっちあげました。

 しかし当時の美学・美術史教室には音楽の専門家がいなかったので、美学の先生に誤字脱字を直してもらって無事卒業しました。最初は就職するつもりで、筑摩書房を受けるも失敗(翌年、この会社は私を採用しなかった天罰がくだって倒産し、会社更生法の適用を受けました)。

 結局、就職はあきらめて、そのころから興味をもち始めたキリスト教美術を本格的に勉強したくなって、すぐに国際基督教大学の大学院比較文化研究科というところに入り、アルブレヒト・デューラーの自画像についての修論を書いて、単位取得満期退学という形で、いちおう学校は出たあと、引き続き学内のある研究所の助手として1年間働きました。

 そして、1984年から、本学で全学共通科目の芸術学の担当者として勤務し、現在にいたっています。

 これまで、美術になんの関心もなく、ただ単位をそろえるために授業を受けたのだけれど、美術の面白さを知った、これからは積極的に美術展に行きたい、などと、授業が終わったあと、学生の皆さんが私に言ってくれるとき、最高に幸せな気分になります。これからも、美術の面白さ、奥深さを、一人でも多くの学生の皆さんに伝えたいと思っています。

齊藤 栄一

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