2011年度「社会学史」
近代社会と社会学
重要なお知らせ
- 2012年1月19日
定期試験は,1月23日月曜日に行ないます.この日以降,整理の都合上,読書課題は,一切受け取れません.ご注意ください.(大幅な遅延は,ほとんど0点になりますので,その点もご留意ください.ただし,未提出のものがある場合は,単位の認定はできません.)なお読書課題は,全部で3つあります.
- 2011年12月7日
第3回読書課題の資料と課題を配布しました.締め切りは,12月12日月曜日の授業開始時です.このページに課題のみリンクしました.テキストを現時点でお持ちでない方は,自己調達してください(2週にわたって配布したので,ほとんどすべての方が受け取ったと了解しております).図書館に数冊あります.また,社会学科の学生であれば,手元に持っていていただいてよい本です.
- 2011年10月25日
第2回読書課題の資料と課題を配布しました.締め切りは,10月31日授業開始時です(別途掲示等でご連絡したように,遅れての提出は,(答え合わせのあとであっても)決して有利になることはありません).テキストと課題をリンクしました.
- 2011年10月4日
第1回読書課題の資料と課題を配布しました.締め切りは,10月10日授業開始時です.このページにリンクしましたが,ファイルを開くためには初回授業時および2回目授業後にお知らせしたパスワードが必要です.2回続けて欠席し,かつさらに履修継続の意志のある方は,欠席の理由とともにご連絡ください.
担当 西阪 仰(研究室71111)
時間 月曜2限(10時50分〜12時20分まで)
教室 1405室
Tel: 03-5421-5366
E-mail: augnish(α)soc.meijigakuin.ac.jp
オフィスアワー: 月曜日13時00分から14時00分(ヘボン館研究室)
(この時間帯以外に面会希望の場合は、メールか電話でご連絡ください。)
いうまでもなく社会学は「社会」について考える学問である。しかし、そもそも「社会」とは何か。または、それはどこにあるのか。家族、あるいは学校、あるいはいま向かい合っている二人。「社会」はこれらすべてを貫くなにか抽象的なものである。このような「社会」感は、けっして古いものではない。それは「近代」とよばれる時代の産物である。したがって、社会学というのは、すぐれて近代的な学問なのだ。そもそも社会学は、近代社会の諸問題に対処する方策を提案するべく、生まれてきた。そしてこの近代社会への問いは、すなわち「社会」そのものの存立にかかわる問いにほかならない。
この授業では、19世紀から20世紀にかけて,社会科学的な思考が,「近代社会」についてどのようにめぐらされてきたかを,カール・マルクスとマックス・ヴェーパーにそくして見ていきたい.
単に一方的な講義をするだけでなく、みんなで実際に文献を読んでいきたい。いまマルクスやヴェーバーを苦労して読むことにどんな意味があるのかと訝しがる人もいるかもしれないが、命がけで生み出された思想と格闘することは、必ず一生の財産になると思う。
読書課題
読書課題のための資料・課題は、後日配布する。なお、すべての課題は提出用のほかに、必ず自分用のコピーをとっておくこと。(不慮の事故で課題が担当者の手元に届かない場合もあります。そのさいは、そのコピーを提出していただきます。また、授業でそのコピーを適宜参照しながら、発言してもらうこともあります。)
定期試験
- 日時 1月23日月曜日
- 教室 掲示で確認してください.
- 出題範囲 学期中に授業で行なったことすべて.
- 出題形式 選択問題を中心に,訂正問題,穴埋め問題,簡単な記述問題を出題する予定.基本的な概念をよく理解しておくこと.
第1週
テーマ
近代社会と社会学。授業のオリエンテーション。
第2週
- 四つの疎外
- 「本源的所有」
テキスト
- 『経済学・哲学草稿』第一草稿第四断片「疎外された労働」岩波文庫 (84-106)または国民文庫 (96-118)
- 「ユダヤ人問題によせて」(岩波文庫は『ユダヤ人問題によせて』、国民文庫は『ヘーゲル法哲学批判』に所収)
第3週
「マルクスを読む 1」
第4〜5週
- 「商品の物神崇拝」
- 剰余価値の生産
- 資本制生産様式の危機と二つの解決
テキスト
- 『資本論』第一編第一章第四節「商品の呪物的性格」国民文庫 (133-154)
- 『資本論』第三編 国民文庫(いずれも第一分冊)
第6週
「マルクスを読む 2」
第7週〜第9週
- 合理性:意味適合性と「世界の脱呪術化」
- 社会的行為:行為の四類型
- 支配の社会学:官僚制と支配の三類型
- 社会科学論:「理念型」
テキスト
- 『社会学の根本概念』第一節「社会学と社会的行為」から第七節「正当なる秩序」岩波文庫 (8-61)
- 『支配の社会学 I』第四節(60-143)
- 『職業としての政治』岩波文庫
- 『職業としての学問』岩波文庫
第10週
テーマ
ヴェーバーを読む 1
第11週 〜 第12週
- プロテスタンティズムの倫理と近代資本主義の精神
- 儒教と中国
- 仏教とインド
- 古代ユダヤ教:苦難の神義論
テキスト
- 『プロテスタンテイズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫 第二章第一節
- 『宗教社会学論選』付録「儒教とピューリタニズム」みすず書房 (165-208)
「ヴェーバーを読む 2」資料(「世界宗教と経済倫理 中間考察」)と課題の配布(第12週)
[<-- 時間がなくなったため中止しました.マックス・ヴェーバー『宗教社会学論選』(みすず書房)に入っています.興味のあるかたは,最後の授業を思い起こしながら,ぜひ読んでみてください.]
第13週
テーマ
前回の続き
定期試験
- 出席の確認はしないが、出席は決定的に重要である。プリントはあくまでも説明のための補助材料で、それだけ見ても理解はできない。出席をしないでも課題だけ出せばなんとかなるなどということは、ありえない。(出席さえすればなんとかなるということもありえない。)
- 成績評価:定期試験45%+読書課題45%+平常点10%
- 定期試験と4回の読書課題のいずれか一つでも未受験未提出のものがあると成績を出すことができないので注意すること。
- 読書課題は期日に遅れた場合、必ず減点をするので注意すること(とくに一週間以上遅れた場合、かなりの減点になることも要注意。なお読書課題は、試験日以降は一切受け取れない)。
- オフィスアワーでは、授業・勉強に関するどんな質問でも受け付けるが、質問は、あらかじめ具体的に整理しておくこと。(授業・勉強と無関係な質問はお断りします。)上記時間に都合のつかない場合は、メールで面会の約束をすること。