西阪 仰著、金子書房、1997年刊行。
- はしがき
- 序章 社会という領域
- 1節 相互知識のパラドックス
- 2節 物理的秩序と社会的秩序
- 1章 相互行為分析という方法
- 1節 観察可能性の秩序
- 2節 社会秩序の局所的達成
- 3節 規則にしたがうこと
- 4節 「経験的研究」としての相互行為分析
- 2章 「日本人である」ことをすること: 異文化性の相互行為的達成
- 1節 相互行為的現象としての異文化性
- 2節 「日本人」と「外国人」
- 3節 異文化性の相互行為的達成
- 4節 日本語の所有権
- 3章 心の透明性と不透明性
- 1節 相互行為のなかの他人の心
- 2節 「他人の心への接近不可能性」という錯覚
- 3節 心の不透明さの相互行為的達成
- 4節 心はどこに
- 4章 相互行為的現象としての「見る」こと
- 1節 「見る」ことと「として見る」こと
- 2節 達成としての見ること
- 3節 概念と見ること
- 4節 活動のなかの、あるいは活動としての見ること
- 5節 「見ること」をする
- 5章 理解と解釈: ふたたび「異文化間コミュニケーション」をめぐって
- 1節 透けて見える思い
- 2節 理解するということ
- 3節 「解釈すること」をする
- 4節 「二重体」としての行為の社会的構成
- 終章 相互行為分析という視点
- 文献
- 人名索引
- 事項索引