最終更新日:2001年10月3日
2001年9月29日(土曜日)、筑波大学の東京都内のキャンパス(旧東京教育大学キャンパス)でエスノメソドロジー・会話分析研究会大会・ワークショップが開かれました。担当世話人は茂呂雄二(筑波大学)・浜日出夫(慶応義塾大学)の両氏でした。以下は、茂呂氏の作成された案内の一部です。(西阪)
EMCA2001年シンポジウムと講演会
- 日時:2001年9月29日(土曜日)
- 場所:筑波大学学校教育部G501室
(文京区大塚3-29-1、地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅下車徒歩5分)
- 参加費:EMCA会員 無料
非会員 1000円(資料代)
プログラム
1 テクノサイエンス講演の部(午後1時より2時半まで)
金森 修(東京大学)
『遺伝子改造社会の論理と倫理』
- 司 会 浜日出夫(慶応大学)
- 討論者 中村和夫(明治学院大学)
椎野信雄(文教大学)
総会 (2時半〜3時半)
2 シンポジウムの部『学習の相互行為的な組織化』(午後3時半より5時半まで)
学習の成立過程は、一方で学習者の行為―身体系のチューンアップとしてあらわれるとともに、他方で社会的なキャリブレーションとしてもあらわれる、二重の過程で
ある。従来の認知科学では、前者の側面のみが照明されてきたが、最近その弱点を指摘しながら、後者の問題に照準する試みが多数あらわれつつある。このシンポジウム
では、具体的な学習データに基づいて、学習の成立を可能にする社会的相互行為の組織化について議論する。
- 話題提供:
- 岡部大介(昭和女子大学)・有元典文(横浜国立大学)
「課題・プランの局所的相互達成−デザイン教育の現場から−」
- 上野直樹(国立教育政策研究所)
「オブジェクトの可視化に埋め込まれたリンクの組織化」
- 大谷 実(金沢大学教育学部数学教室)
「算数・数学の授業における学習の相互行為的な組織化」
- 指定討論:皆川満寿美(武蔵大学)
吉岡有文(青山学院大)
- 司 会:茂呂雄二(筑波大学)