大野 武ゼミ
教員紹介ページへ
2013年度
- テーマ:民法・民事特別法の研究
- 概要:
本演習では、『判例から学ぶ消費者法』というテキストを用いることで、消費者法全般に関する基礎知識を学習すると同時に、そこに取り上げられている判例を中心に深く掘り下げて検討を行うことを目的とする。
消費者問題は、事業者と消費者の間で、経済力、情報力、知識量などにおいて格差があることから、事業者がそのような格差を利用することによって、消費者との間で不当な契約を締結し、消費者から不当な利益を得ることがあることから生じる問題である。このような消費者問題の解決方法には、大きく分けて、私法的なアプローチと行政法的なアプローチとがあるが、本演習では前者の私法的なアプローチを用いて、この問題に取り組むものとする。
また、消費者問題は、以上のように、私人間の契約の場面において、事業者と消費者という属性を踏まえた場面の問題であるので、消費者法は、民法(主に契約法)の特別法として位置づけられるものである。したがって、本演習では、民法、とりわけ契約法の学習に重点を置いて、消費者特別法について検討を加えるものである。
演習の進め方としては、1つのテーマに対して、2回分の時間を割り当てる予定である。1回目の演習時において、テーマについての概要把握と基礎知識の確認とを行う。そして、2回目の演習時において、報告班による報告とその他の班からの質疑ならびにディスカッションを行う。このように、1つのテーマを2回に分けて行うのは、1回目の演習で十分な基礎知識を蓄積することにより、2日目の演習で実りの多い学習成果をもたらすためである。したがって、2回目の演習では、一定レベル以上の成果が期待される。
演習における主たる学習内容は、消費者判例に対する検討である。判例の学習において重視されるのは、個々の事例の中から論点を発見し、それに関する条文や先例を調べて検討を加え、問題を解決するという実践的な法的思考能力を養うことである。本演習では、消費者判例についての検討を通じて、法的思考能力を習得し、現代の消費者問題に対する解決策を導き出せる理論的・実践的能力を養うことを目的とする。
なお、少なくとも1回、2泊3日のゼミ合宿があります(夏休みを予定)。
過去のテーマ
2012年度
- テーマ:民法・民事特別法の事例研究
- 概要:
本演習の目的は、法的思考能力をもって、現代社会の諸問題に対する解決策を導き出せる理論的・実践的能力を養うことである。具体的には、テキストに取り上げられている判例を中心に判例研究を行い、最終的に判例研究についてのレポート(8000字程度)を作成してもらう。
2011年度
- テーマ:民法・民事特別法の事例研究
- 概要:
本演習では、春学期に消費者法に関する基本テキストの輪読を行うことでその基礎理論を学習し、秋学期には、その応用問題として、消費者法に関する事例研究・判例研究を行うことで法的思考能力を習得し、これをもって、現代社会の諸問題に対する解決策を導き出せる理論的・実践的能力を養うことを目的とする。
私たちは、多くの事業者と日常生活に必要な商品やサービスについて契約をしているが、その中には一般の消費者には複雑で分かりにくいものもある。このとき事業者は、経済力、情報力、知識量などにおいて消費者よりも有利な地位に立っており、事業者の中にはそのような力の格差を利用することによって消費者から不当な利益を得る者も出てくる。このような消費者問題は、現代の取引社会における構造的な問題であり、その解決には立法・行政・司法による総合的な対策が必要とされるが、その最も基礎となる部分が民法である。消費者問題の解決には民法の基礎知識は必要不可欠といえよう。
そこで、本演習では、各種の消費者特別法に目を向けつつも、民法、とりわけ契約法の学習に重点をおくこととしたい。皆さんは、講義などで学んだ知識をアウトプットするスキルをまだ十分には身につけていないかもしれないが、本演習で、個々の事例の中から論点を発見し、それに関する条文や先例を調べて検討を加え、問題を解決するという実践的な法的思考能力を身につけてもらうことをも目標とする。
2010年度
- テーマ:民法・民事特別法の事例研究
- 概要:
本演習の目的は、法的思考能力をもって、現代社会の諸問題に対する解決策を導き出せる理論的・実践的能力を養うことである。具体的には、春学期に民法の契約法についての事例研究を行い、秋学期には、春学期に学習した基礎力をベースに、その応用問題として消費者問題を取り扱うこととする。
私たちは、多くの事業者と日常生活に必要な商品やサービスについて契約をしているが、その中には一般の消費者には複雑で分かりにくいものもある。このとき事業者は、経済力、情報力、知識量などにおいて消費者よりも有利な地位に立っており、事業者の中にはそのような力の格差を利用することによって消費者から不当な利益を得る者も出てくる。このような消費者問題は、現代の取引社会における構造的な問題であり、その解決には立法・行政・司法による総合的な対策が必要とされるが、その最も基礎となる部分が民法である。消費者問題の解決には民法の基礎知識は必要不可欠といえよう。
そこで、本演習では、各種の消費者特別法に目を向けつつも、まずは民法、とりわけ契約法の学習に力を入れたい。皆さんは、講義などで学んだ知識をアウトプットするスキルをまだ十分には身につけていないかもしれないが、本演習で、個々の事例の中から論点を発見し、それに関する条文や先例を調べて検討を加え、問題を解決するという実践的な法的思考能力を身につけてもらうことをも目標とする。
2009年度
- テーマ:民法・民事特別法の事例研究
- 概要:
本演習の目的は、法的思考能力をもって、現代社会の諸問題に対する解決策を導き出せる理論的・実践的能力を養うことである。そこで本演習では、次の二つのことを行う予定である。
まず春学期では、民法の事例研究を行う。民法は、私たちの社会の基本ルールであり、その知識は現代社会を考察する際には欠かせないものである。しかし、これまでは受身の学習が中心で、民法の知識をアウトプットするスキルは不十分であるかもしれない。そこで本演習ではまず、個々の事例の中から論点を発見し、それに関する条文や先例を調べて検討を加え、問題を解決するという法的思考能力を身につけることを目的とする。
次に秋学期では、消費者問題を取り扱う。消費者問題については、民法による解決だけでは不十分であったことから、今日では様々な消費者特別法が整備されつつある。しかしそれでもなお、そのような特別法だけですべての消費者問題は解決できるわけではなく、民法の重要性は依然として変わるものではない。そこで本演習では、そのような特別法に目を向けつつも、春学期に身につけた法的思考能力をもって、この問題を解決できる理論的・実践的能力を身につけることを主たる目的とする。
2008年度
- テーマ:民法・民事特別法の事例研究
- 概要:
本演習の目的は、法的思考能力をもって、現代社会の諸問題に対する解決策を導き出せる理論的・実践的能力を養うことである。そこで本演習では、次の二つのことを行う予定である。
まず春学期では、民法の事例研究を行う。民法は、私たちの社会の基本ルールであり、その知識は現代社会を考察する際には欠かせないものである。しかし、これまでは受身の学習が中心で、民法の知識をアウトプットするスキルは不十分であるかもしれない。そこで本演習ではまず、個々の事例の中から論点を発見し、それに関する条文や先例を調べて検討を加え、問題を解決するという法的思考能力を身につけることを目的とする。
次に秋学期では、消費者問題を取り扱う。消費者問題については、民法による解決だけでは不十分であったことから、今日では様々な消費者特別法が整備されつつある。しかしそれでもなお、そのような特別法だけですべての消費者問題は解決できるわけではなく、民法の重要性は依然として変わるものではない。そこで本演習では、そのような特別法に目を向けつつも、春学期に身につけた法的思考能力をもって、この問題を解決できる理論的・実践的能力を身につけることを主たる目的とする。
2007年度
- テーマ:本ゼミでは、現代社会の重要問題の一つである「消費者問題」について、その実態を考察すると同時に、その問題解決に必要な法的思考能力・法解釈能力を養うことを目的とする。
- 概要:
本ゼミでは、個々の消費者問題に関する基礎知識を習得することも重要であると考えるが、最も重視することは法的思考能力を涵養することである。法的思考能力とは、具体的な法的論点を発見し、その論点に関する法令・判例・学説などを検討し、それによって問題を解決するという論理的な問題解決能力である。本ゼミでは、ゼミ生に民法をベースとした法的思考能力を身につけてもらうことにより、消費者問題を解決することのできる理論的・実践的能力を養うことを目的とする。
ゼミ紹介へ戻る