11年度 穴沢ゼミ
09JU 中山さやか
★2年目の穴沢ゼミ
2011年度の穴沢ゼミは、男子9名、女子4名の計13名で活動しています。そして本年度は13名全員が法律学科の学生で構成されています。穴沢ゼミは昨年から新しくできたもので、私たちはまだ第2期生目です。そのため、明学のOBOGの方がまだまだ少ないというのは事実です。ただ、このようなOBOGの少ない穴沢ゼミの利点は何と言っても、『自分たちでゼミを作り上げていくことができる』ということです!その一例として、本年度はゼミ生の要望により、ゼミ合宿を行わずに、11月に少年院の見学に行くことになっています。他にも、ゼミの後に懇親会と呼ばれる食事会を行うことで、授業時間外でもゼミ生同士と先生との交流を深める場があります。
★テーマは「経済刑法」
今年度の穴沢ゼミのテーマは経済刑法です。経済刑法とは、経済取引に関する規制違反に関して刑罰を科することで、刑法解釈の延長と言われる分野です。代表的な例としては、インサイダー取引です。インサイダー取引とは、「会社関係者が内部情報である重要事実を知って、その重要な情報が公表される前に、会社の株式等を売買すること」で、証券市場の公平性を保つために禁止されています。有名な事件としてはホリエモンの名で一躍有名となったライブドア事件、村上ファンド事件がこれに当たります。
他には、「同一業種の企業同士が市場競争を避けるために、価格や生産量などについて協定を結ぶ」いわゆるカルテルや、不正表示等の食品偽造の問題(「白い恋人」「赤福」「船場吉兆」などブランド力のある会社から立て続けに発覚した、消費期限偽装問題も含む)も経済刑法の一部です。
一見難しそうに見えますが、これらは将来自分の就職する会社で起こるかもしれない重要な問題であり、知っていて損はない分野です。
★個人主体のゼミ形式
ゼミの進め方としては、毎週報告者を決め、個々でやりたいテーマについて研究し、レジュメを作って発表を行い、その後、みんなで論点について議論するという、ゼミ生1人1人が主体となった形式となっています。報告者以外のゼミ生は、報告者が事前に使用する判例や、論点を提起してくれるため、それに基づいて個人あるいはグループで予習して、議論に参加しています。発表は、個人でやりたいテーマが決められるため、本当に自分の興味のあるテーマについて自分のペースでじっくり調べることができるのも、穴沢ゼミならではの利点と言えます。
★最後に
経済刑法と聞いて難しそうだなと思った方は多いと思います。しかし、穴沢先生は私たちと年齢が近い若手の先生であるため、発表やテーマについて分からないことは、直接聞くだけでなく、メールを通して気軽に質問することもできます。さらに、穴沢先生はおおらかでとても優しい方なので、質問に答えて頂けるだけでなく、発表内容で悩んだ時は相談にも乗って下さるのでとても心強いです。
また、穴沢ゼミは「経済刑法」がテーマとして掲げられていますが、本年度の場合、刑法のゼミが少なかったこともあり、「責任能力」や「因果関係」など刑法の分野について発表する人もいました。本当に研究内容は個人それぞれです。
刑法に興味がある方、刑法の解釈をもっと深めたい方、ぜひ穴沢ゼミで自分の好きな分野についてとことん調べてみませんか?穴沢ゼミは、一つのことに一生懸命取り組みたい人におすすめです。発表や議論が不安という方でも大丈夫!まずはゼミを通して一歩踏み出してみましょう。
それでは、第3期生として穴沢ゼミを作り上げてくれる皆さんを心よりお待ちしております。

