以下に主要な著作(単行本のみ)のリストを掲げる。便宜上、次のように分類する。 A. アンドレ・ブルトンとシュルレアリスムの文学・芸術 B. ユートピア、都市、旅、庭園、メルヘン C. その他の領域(文学・美術・映画批評ほか) D. 2005年度以後 A. アンドレ・ブルトンとシュルレアリスム文学・芸術 著書/監修・編集書 1.『シュルレアリスムと芸術』(河出書房新社、1976年) 2.『ナジャ論』(白水社、1977年) 3.『シュルレアリスムと小説』(白水社、1978年) 4.『シュルレアリストたち 眼と不可思議』(青土社、1986年) 5.『シュルレアリスムとは何か』(メタローグ、1996年/増補新版、ちくま学芸文庫、2002年) 6.『シュルレアリスムの冒険 評伝アンドレ・ブルトン』(河出書房新社、2008年刊行予定) 7.『シュルレアリスム』(別冊「ユリイカ」、1976年) 8.『ダダ・シュルレアリスム』(別冊「ユリイカ」、青土社、1981年) 9.『トワイヤン』(アートスペース美蕾樹、1983年) 10. 『ドロテア・タニング』(アートスペース美蕾樹、1984年) 11.『ピエール・モリニエ』(アートスペース美蕾樹、1986年) 12.『シュルレアリスムの箱』(澁澤龍彦文学館、筑摩書房、1990年) 13.『シュルレアリスム革命』(世界の文学、朝日新聞社、2000年) 14. 『マン・レイ展「私は謎だ。」/マン・レイ事典』(アートプランニングレイ、埼玉県立美術館ほか、2004年) 訳書 15.アンドレ・ブルトン『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』(学芸書林、1974年/改訳増補版、岩波文庫、1993年) 16.同『失われた足跡』(『アンドレ・ブルトン集成6』、人文書院、1973年) 17.同『ナジャ』(白水社、1976年/Uブックス、同、1989年) 18.同『ナジャ・・著者による全面改訂版』(『アンドレ・ブルトン集成1』、人文書院、1970年/改訳増補新版、岩波文庫、2003年) 19.同『シュルレアリスムと絵画』(監修・共訳、人文書院、1997年) 20.同『魔術的芸術』(監修・共訳、河出書房新社、1997年/縮小版、同、2002年) 21.マックス・エルンスト『百頭女』(河出書房新社、1974年/改訳増補版、河出文庫、1996年) 22.同『カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢』(河出書房新社、1977年/改訳増補版、河出文庫、1996年) 23.同『慈善週間あるいは七大元素』(河出書房新社、1977年/改訳増補版、河出文庫、1997年) 24.同『絵画の彼岸』(河出書房新社、1977年) 25.パトリック・ワルドベルグ『シュルレアリスム』(美術出版社、1968年/改訳増補版、河出文庫、1998年) 26.フェルディナン・アルキエ『シュルレアリスムの哲学』(共訳、河出書房新社、1975年/新版、同、1982年) 27.ジョイス・マンスール『充ち足りた死者たち』(薔薇十字社、1972年、/改訳新版、白水社、1980年/改訳増補新版、書肆マルドロール、1997年) 28.ルネ・ドーマル『類推の山』(白水社、1978年/改訳新版、河出文庫、1996年) 29.ルネ・パスロン『ルネ・マグリット』(河出書房新社、1973年/増補新版、2006年) 30.ラドヴァン・イヴシッチ『トワイヤン』(河出書房新社、1974年) 31.ロベール・デシャルヌ編『ダリ全集』全3巻(講談社、1985年) 32.ジェルマーナ・フェラーリ編『マッタ・形態学的対話 1 』(フジテレビギャラリー、1987年) 33.バーバラ・エマーソン『デルヴォー画集』(共訳、リブロポート、1987年) 34.マシュー・ゲール『ダダとシュルレアリスム』(共訳、岩波書店、2000年) B. ユートピア、都市、庭園、旅、メルヘン 著書 35.『幻視者たち──宇宙論的考察』(河出書房新社、1976年/新版、同、1990年) 36.『反ユートピアの旅』(紀伊国屋書店出版部、1990年) 37.『ヨーロッパの不思議な町』(筑摩書房、1990年/改訂新版、ちくま文庫、1996年) 38.『アジアの不思議な町』(筑摩書房、1992年/改訂新版、ちくま文庫、2000年) 39.『ヨーロッパ 夢の町を歩く』(筑摩書房、1993年/改訂新版、中公文庫、2000年) 40.『都市の魔法』(人文書院、1995年) 41.『日本の不思議な宿』(平凡社、1995年/改訂新版、中公文庫、1999年) 42.『ヨーロッパ 100の庭園』(コロナブックス、平凡社、1998年) 43.『オリエント夢幻紀行』(ふくろうの本、河出書房新社、1999年) 44.『フランスの不思議な町』(筑摩書房、1999年) 45.『イタリア 庭園の旅』(コロナブックス、平凡社、2000年) 46.『地中海の不思議な島』(筑摩書房、2000年) 47.『ギリシア夢幻紀行』(ふくろうの本、河出書房新社、2004年) 48.『妖精たちの森──メルヘン、ファンタジー』(紀伊國屋書店出版部、2008年刊行予定) 49. 『ああ温泉』(共著、アートダイジェスト、2001年) 50. 『廃墟について』(ギャラリー・イヴ、2008年刊行予定) 訳書 51.シャルル・フーリエ『四運動の理論』全2巻(現代思潮社、1969年/現代思潮新社、2002年) 52.シャルル・フーリエ『愛の新世界』(『ユートピアの箱』、筑摩書房、1990年) 53.ジル・ラプージュ『ユートピアと文明』(共訳、紀伊国屋書店出版部、1988年) 54.『フランス童話 1 』(世界のメルヘン、講談社、1981年) 55.『完訳ペロー昔話集★眠れる森の美女』(講談社文庫、1992年/改訂新版、ちくま文庫、2002年) 56.シャルル・ペロー他『サンドリヨン』(講談社、1983年) 57.ボーモン夫人他『美女と野獣』(新書館、1981年) 58.シャルル・ペロー『眠れる森の美女』(新書館、1981年) 59.アンドレ・フランソワ『わにのなみだ』(ほるぷ出版、1976年) 60.『イソップ物語』(文化出版局、1980年) C. 文学・美術・映画批評ほか 著書/監修・編集書 61.『宇宙模型としての書物』(青土社、1979年) 62.『映画の一季節』(青土社、1979年) 63.『澁澤龍彦考』(河出書房新社、1990年/2007年) 64.『裸婦の中の裸婦』(共著、文芸春秋、1990年/新版、文春文庫1997年/増補新版、河出文庫、2007年) 65.『澁澤龍彦を語る』(共著、河出書房新社、1996年) 66.『回想の澁澤龍彦』(共著、河出書房新社、1996年) 67.『澁澤龍彦の時空』(河出書房新社、1998年) 68.『コレクション瀧口修造』全13巻(みすず書房、1994-96年) 69.『澁澤龍彦全集』全22巻・別巻2巻(河出書房新社、1994-96年) 70.『澁澤龍彦翻訳全集』全15巻・別巻1巻(河出書房新社、1996-98年) 71.『暗号としての世界』(TBSブリタニカ、1980年) 72.『山下清澄・ノスタルジア』(美術出版社、1985年) 73.『澁澤龍彦 滞欧日記』(河出書房新社、1994年) 74.『澁澤龍彦空想美術館』(平凡社、1994年) 75.『澁澤龍彦空想博物館』(平凡社、1995年) 76.『澁澤龍彦事典』(平凡社、1996年) 77.『「魔術的」映画史の試み』(明治学院大学、2000年/2005年) 78.『封印された星──瀧口修造と日本のアーティストたち』(平凡社、2004年) 訳書 79.ユルギス・バルトルシャイティス『アベラシオン──形体の伝説』(共訳、国書刊行会、1991年/2007年) 80.『フェルメール画集』(共訳、リブロポート、1991年) 81.クロード・ロワ『バルテュス』(朝日出版社、1993年) 82.グイド・クレパクス『O嬢の物語』(トレヴィル、1996年/増補新版、同、2007年) その他。 D. 2005年度以後 著書 83.『ハンス・ベルメール人形写真集 The Dolls 』(トレヴィル、2005年) 84.『平沢淑子展カタログ』(秋田市立千秋美術館、2005年) 85.『スコープ少年の不思議な旅』(桑原弘明イメージ、パロル舎、2005年) 86.『扉の国のチコ』(上野紀子絵・中江嘉男構成、ポプラ社、2006年) 87.『フランス 庭園の旅』(コロナブックス、平凡社、2006年11月) 88.『澁澤龍彦 幻想美術館』(アートプランニングレイ、埼玉県立近代美術館ほか、2007年) 89.『澁澤龍彦 幻想文学館』(アートプランニングレイ、仙台文学館、2007年) 90.『ピエール・モリニエ画集』(トレヴィル、2007年) 91.『澁澤龍彦年譜アルバム』(河出書房新社、2008年刊行予定) 92.『旅の仲間 澁澤龍彦・堀内誠二往復簡集』(晶文社、2008年) 93.『OTSUKI 地上のかけら』(Gallerie Valois ,2009年) 94.『メルヘン・透視・錬金術 アンティエ・グルメスの旅』(河出書房新社、2009年) |