2007年度3ゼミについて
2007年度(来年度)の慎改3年次ゼミについて、以下に少々詳しく紹介します。
ゼミの目的
イメージおよびそれについて語られた言葉から出発しつつ、普段とは異なるやり方で見たり考えたりする術を学ぶこと。
テクスト
Daniel Arasse, Histoire de peintures, Paris, Gallimard, 2006.
これは、美術史家ダニエル・アラスが、フランスのラジオ番組のなかで2003年におこなった講演を文字にしたもの。基本的な西欧絵画の歴史が彼独特の絶妙な語り口によって展開されています。ゼミではとくに、遠近法の発明に関する哲学的分析、ダ・ヴィンチ論、マネ論などを扱う予定。
ゼミの進め方
一言で言うなら、現在私が戸塚でやっているフランス語の授業と「特殊研究」とを組み合わせたようなやり方になります。
まずはフランス語のテクストを講読します。できるだけ毎回全員があたるようなやり方で音読、日本語訳。難しい内容や固有名詞などについては私が解説するので、絵画や哲学に関する予備知識はとくに必要ありません。ラジオ放送の録音CDも聴いてもらいます。
そして一つのまとまりを読み終わった時点で、一人ひとり自分がそこから出発して考えたことを発表。それから、テクストの外、絵画の外にも考察を拡張し、映画や写真、哲学や社会など、履修者の興味に応じて臨機応変に展開していきたいと考えています。
成績評価
もちろん毎回の授業参加がまずは基本。そして、前期と後期にそれぞれ期末レポートを課します。前期はテクストに関するレポート、後期は自分の関心にもとづいて卒論につながるようなものを書いてもらうつもりです。
コンパ、合宿
学期の始まりや学期末など、節目にゼミコンパを行います。できるだけみんな参加できるように、なるべく安くすませられるお店で。
また、ゼミ合宿も行う予定です。2006年度は9月後半修善寺にて開催。前期レポートをもとにした文章の書き方講座、卒論に向けての漠然とした構想発表などに加えて、テニス、パターゴルフ、温泉などを楽しみました。
2006年度3ゼミ紹介
2006年度(今年度)慎改3ゼミでは、ヴォルテールの『哲学辞典』を読みながら、そこに登場するさまざまな話題について考察、議論をおこなっています。毎回のゼミの内容、雰囲気に関しては「講義日誌」3ゼミページをご覧ください。
お問い合わせ
戸塚には毎週金曜に来ております。2限「特殊研究」の後など、気軽に質問してください(昼休みは仏文科共同研究室にいます)。また、メールでの問い合わせももちろんOKです(メールアドレスはこちら)。
(2006.10.12掲載)