講義日誌
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明学仏文
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 レポートの書き方について

 レポート作成の際に気をつけるべき点を以下にまとめておきます。

1. 締切、形式、枚数等に関して、指示に従うこと
レポート提出のための最低限のマナーです。それぞれの授業において出された指示を再度確認しておいてください。

2. 文章作成に十分な注意を払うこと
誤字脱字がないかどうか、「てにをは」に誤りがないか、代名詞が何を指し示しているかということが明確であるかどうか、文と文とがうまくつながっているか、など。要するに、可能な限り明晰な文章を作成してほしいということであり、そのためには、何度も読み直し、書き直すことが肝要です。キーワードは、「自分に厳しく、読者にやさしく」。

3. 読んだ文献のまる写しにならないようにすること
何らかのテクストを読んでまとめる際には、それをそのまま引き写すのではなく、自分の言葉で言い換える必要があります。もしテクストの文章をそのまま使いたい場合には、その部分を「  」に入れてそれが引用であることを示し、自分でつくった文章と区別してください。

4. どこまでが調べたことで、どこからが自分の考えであるかを明確に示すこと
自分の言葉で言い直したとしても、調べたことはあくまでも調べたこと。それに加えて、テクストを読んで自分が何を考えたのかを語る必要があります。その際に注意してほしいのが、どこまでがテクストに書いてあったことで、どこからが自分の考えなのかを明確にすること。一番簡単なのは、まとめの部分と自分の考えの部分とを、前半と後半とに完全に分けてしまうというやり方です。まとめながら自分の考えを織り交ぜていく(というよりもむしろ、自分の考えをより効果的に伝えるために文章の戦略的な配置を工夫する)、というやり方もありますが、その際には、ポイントを絞り、引用や「〜によれば」などといった言葉をうまく利用しつつ展開することが要求されます。

5. 自分の考えの部分を、単なる「感想」もしくは「意見」に終わらせないようにすること
これはさらに高度な要求になります。すなわち、自分はこう考える、で終わるのではなく、それに加えて、自分がそう考えるのはなぜか、という理由を述べること。そしてさらにはその理由が、単なる主観的な理由ではなく、他の人々にも納得してもらえるようなある程度まで客観的な理由であること。要するに、読者を「なるほど」と思わせるような力を文章に吹き込んで欲しいということです。

(2007.6.12掲載)

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