★著書（単行本・単著）
『法的思考と論理』（成文堂、２０１３年）

★著書（単行本・共著）
『法思想の水脈』（法律文化社、2016年）［「12講　法実証主義への挑戦」分担執筆］　

『フレッシャーズ法学演習』（中央経済社、2016年）［第１部［７］、第２部［８］分担執筆］　

「法律家の「論理」―法的な"argument"およびその"defeasibility"について―」亀本洋編『岩波講座　現代法の動態６　法と科学の交錯』（岩波書店、2014年）

"Recht, Gesetz und Logik in juristischer Argumentation: Bemerkungen zu den Theorien von Toulmin, Alexy und Neumann", E. Schweighofer et al. (Hrsg.), Zeichen und Zauber des Rechts: Festschrift für Friedrich Lachmayer, Editions Weblaw, Bern 2014.　

「法的思考の論理と「スンマ／システム」 」亀本洋編『スンマとシステム―知のあり方―』 （国際高等研究所、２０１１年）

「要件事実論と法論理学―法的三段論法を超える法的推論モデルについて―」伊藤滋夫編『要件事実論と基礎法学』（日本評論社、２０１０年）

「法の支配と法的思考―「法の論理」は裁判官の法的思考をどこまで拘束しうるか」井上達夫編『現代法哲学講義』（信山社、２００９年）

「要件事実論と非単調論理―〈法律要件⇒法律効果〉における「⇒」の論理学的意味について―」河上正二・高橋宏志・山崎敏彦・山崎和彦・北秀昭・難波孝一編著『要件事実・事実認定論と基礎法学の新たな展開［伊藤滋夫先生喜寿記念］』（青林書院、２００９年）

「自己・所有・身体―私の体は私のものか―」森田成満編『法と身体』（国際書院、２００５年）

「生命倫理における直観と論理―ヘアによる人工妊娠中絶問題への「黄金律論法」の適用とその問題点―」山崎喜代子編著『生命の倫理―その規範を動かすもの』（九州大学出版会、２００４年）

★論文（紀要・雑誌・年報等）
「統一テーマ「民事裁判における「暗黙知」―「法的三段論法」再考―」について」および「シンポジウム概要」『法哲学年報２０１３年度』（有斐閣、２０１４年）

「関数表現としての法的ルール「A⇒B」―ヤープ・ハーへの「理由ベースの論理」における法的推論モデルについて― 」『立教法学』８３号（２０１１年）

「法的議論における発見の論理・序説―法解釈論争が残した知的遺産の継承と発展に向けて―」『明治学院大学法学研究』９１号（２０１１年）

「 「法論理」再考―三段論法から対話的なデフォルト論理へ」『法学研究［慶應義塾大学］』第８２巻１号（２００９年）

「法的思考と法論理学―シャーロック・ホームズのように「論理的」に考える」『法学セミナー』通巻６５０号（２００９年２月号）

「要件事実論と法論理学―法的思考の対話性と非単調性について」『法学セミナー』通巻６３９号（２００８年３月号）

「法哲学から見た「法と対話」」『法律時報』通巻９７６号（２００６年１１月号）

「矯正的正義と修復的司法に関する一試論―東ティモールのＣＡＶＲ調査を契機に―」『明治学院大学法律科学研究所年報』第２２号（２００６年）

"The Confucian Golden Rule: Chu Hsi's Neo-Confucian Interpretation and the Critical Arguments by Japanese Confucianists in the Seventeenth and Eighteenth Centuries", Annual Review of Law and Ethics Vol.8 (2000)

「『黄金律の倫理と論理』―普遍的倫理復権のための手がかりをもとめて―」『研究助成報告論文集（第１０集）』（財団法人上廣倫理財団、２０００年）

「キリスト教自然法論と『黄金律』」『西南学院大学法学論集』第３２巻第２・３号（１９９９年）

「儒教の『黄金律』について―反ノモス的ルールの思想的研究―」『西南学院大学法学論集』第３０巻第２・３合併号（１９９８年）

「《論理的自然法》としての『黄金律』―ホッヘによる分析的真理性の証明について―」『法の理論１６』（成文堂、１９９７年）

「『黄金律』の歴史的起源と論理構造―『自然法』研究ノート―」『一橋論叢』第１１５巻第１号（１９９６年）

「判例と普遍化可能性―先例の拘束力に関する研究ノート―」『西南学院大学法学論集』第２７巻第１号（１９９４年）

「普遍化可能性テーゼの有効射程―あるいは、ディケーに対する＜いちゃもん＞―」『法哲学年報１９９２年度　実践理性と法』（有斐閣、１９９３年）

「Siggの非決定論的法論理学」、『西南学院大学法学論集』第２３巻第４号（１９９１年）

★研究ノート
「論争し続ける法哲学―「内的言明/外的言明」に関する覚書」『千葉大学法学論集』第29巻第1・2号［宮崎隆次先生・嶋津格先生退職記念号］（2014年）

「『存在』・『当為』・義務論理」『法哲学年報１９８５年度　法哲学と社会哲学』（有斐閣、１９８６年）

★翻訳
Ｒ．ドゥウォーキン（共訳）『平等とは何か』（木鐸社・２００２年）

Ｅ．Ａ．クリストドゥリディス（共訳）『共和主義法理論の陥穽――システム理論左派からの応答――』（晃洋書房、２００２年）

Ｊ．フルシュカ「カントの定言命法の歴史的淵源としての、１７／１８世紀の法律学的議論における黄金律と普遍化原理の競合関係」『西南学院大学法学論集』第３１巻第４巻（１９９９年）

Ｒ．ノージック（共訳）『考えることを考える（下）』（青土社、１９９７年）

Ｗ．ラビノヴィッチュ「普遍化可能性のディレンマ」『西南学院大学法学論集』第２６巻第４巻（１９９４年）

★書評
「陶久利彦教授の書評への応答」『法の理論３３』（成文堂、２０１５年）

「わからないことほど素朴に考えよう―嶋津格『問いとしての〈正しさ〉―法哲学の挑戦』（ＮＴＴ出版、2011年）」『法哲学年報２０１１年度　功利主義ルネッサンス』（有斐閣、２０１２年）

「書評　河見誠著『自然法論の必要性と可能性』（成文堂、２００９年）」『法の理論２９』（成文堂、２０１０年）

「地球規模の倫理規範を探求する―書評：寺田俊郎編著『グローバル・エシックスを考える― 「9・11」後の世界と倫理』（梓出版社）」『白金通信』２００９年４月号

「近藤典二著『教師の誕生―草創期の福岡県教育史―』（海鳥社）」『アガトス』第２５号（２００３年）

「Ota Weinberger, Recht, Institution und Rechtspolitik (Stuttgart: Franz Steiner Verlag, 1987)」『一橋論叢』第１００巻第１号（１９８８年）

「吉野一編著『法律エキスパートシステムの基礎』（ぎょうせい・１９８６年）」『法哲学年報１９８６年度　東西法文化』（有斐閣、１９８７年）

★講演、報告、コメント、その他
「キリスト教の「黄金律」と私の研究テーマ」『白金法学会報』第１６号（２０１２年）

「悪魔に翻弄される魔法使い・中国」『白金通信』２０１１年３月号

「特集「日本国憲法をめぐる基本問題」へのコメント―初歩的な質問と素朴な感想―」『法の理論２８』（成文堂、２００９年）

「法科大学院の現状と法哲学教育」『学術の動向』第１４巻第９号（２００９年）

「社会の変化と法改正―いま日本で何が起こりつつあるか―」2008年度前期港区市民大学講座『法改正と市民生活―法改正は市民生活にどのような影響を及ぼすか？―』（明治学院大学法律科学研究所・２００８年）

「グスタフ・ラートブルフ―制定法を超える法概念を志向した価値相対主義の刑法学者―」勝田有恒／山内進編著『近世・近代ヨーロッパの法学者たち―グラーティアヌスからカール・シュミットまで―』（ミネルヴァ書房・２００８年）

「ハンス・ケルゼン―純粋な規範科学として法学を再構築しようとした法実証主義の公法学者」勝田有恒／山内進編著『近世・近代ヨーロッパの法学者たち―グラーティアヌスからカール・シュミットまで―』（ミネルヴァ書房・２００８年）

「「南アフリカ真実・和解委員会」と「東ティモール受容・真実・和解委員会」―二つの民族和解と修復的正義（司法）に関する考察―」『関東学院大学法学研究所　ジュリスコンサルタス』第１６号（２００７年）

「ポスト工業化社会と法科大学院」『アガトス』第２６号（２００４年）

「蝿や蚊に権利はあるか？―法哲学から見た『動物の権利』―」『筑紫女学園大学・短期大学国際文化研究所論叢』第７号（１９９６年）

「O.ヴァインベルガー―規範論理学の構築―」長尾龍一編著『現代の法哲学者たち』（日本評論社・１９８７年）

★雑文
「ザルツブルガー・グラフィティ」田中一郎編『留学生、世界に翔ぶ』（さきたま出版会・１９８７年）

『ウルトラマン研究序説』（中経出版・１９９１年）；文庫版（扶桑社文庫・１９９８年）