2010年度 演習(ゼミナール)
ゼミ対抗スポーツ大会(10月13日)
今回は、なんと(!)、おそろいのポロシャツを作り、スポーツ大会に参加しました。お洒落でしょう?この写真ではよく見えませんが、下の方にゼミの名前と私の似顔絵(笑)が白くプリントされています。しかも、背中には、"Das Ziel des Rechts ist der Friede, das Mittel dazu ist der Kampf." という、ある有名な法学者の有名な言葉が原語で書かれています。さて、ここで質問です。(1)これは誰が述べた言葉でしょう?(2)これはどのような意味でしょう?法学部の学生さんなら知っていると思いますが・・・。辞書を引きながら、意味を調べてみて下さい。
ゼミ合宿(2010年9月16日~18日)
9月16日
例年通り、今年もJP東海道線の小田原駅改札口前で待ち合わせました。天井からぶら下がる大きな小田原提灯が目印です。さて、いよいよゼミ合宿に出発。なんだか、わくわくしますね。
有名な「だるま」で天丼を食べているところです。この写真からは分かりませんが、外観は『千と千尋の神隠し』に出てきそうな古い建物で、とてもしぶいです。
小田原城前での記念撮影。あいにく、この日は午後から雨が降り始めました。しかし、若者達は雨などものともせず、小田原市内を散策し、お城を見学します。
3時発の大雄山線で道了尊に向かいます。左の写真では、改札口の上に大きな天狗の看板が掛かっています。実は、これが道了尊さま(道了大薩埵)です。詳しくは、大雄山最乗寺のサイトを参照して下さい。右の写真は電車の中から撮影。雨に濡れた運転席の窓から前方を見ると、大雄山に向かって単線のレールがまっすぐに延びています。
大雄山駅前からバスに乗って、ついに大雄山最乗寺に到着しました。といっても、深山幽谷の名刹。山門から森の中を通って長い山道を登らなければなりません。樹齢何百年の大木に囲まれて歩いていると、どこかで天狗さんが我々を見守っているような・・・。この森には修験道の雰囲気が感じられます。
実は、大雄山最乗寺は曹洞宗に属する禅寺です。本来、一切の世俗を捨てた者あるいは捨てる覚悟のある者だけが入山を許されます。学生さんたち、覚悟はできていますか?
部屋に入り、少々休憩してから、入浴。夕食(薬石)をいただいてから、座禅をさせていただきました。そこで、一体何を体験したか、ですか?禅の教えは、不立文字、教外別伝ですから、言葉では伝えられません。只管打坐、ひらすら座るしかないということ。まだ座ったことのない人は、一度体験してみませんか?
9月17日
翌日は、早朝から座禅(暁天座禅)、朝のお勤め(朝課)、お掃除(作務)をさせていただきました。朝食の後、お坊さん(雲水)の案内で、奥の院まで長い長い階段を登りました。早朝の爽やかな山の空気で魂まで癒されたような気がします。
最乗寺の皆さんには今年も大変お世話になりました。有り難うございました。これからもよろしくお願いします。
バスで大雄山駅に戻ると、駅前で金太郎さんが迎えてくれまして。そうです、ここは金太郎さんの故郷です。
さて、再び大雄山線に乗って、小田原へ。そして、東海道線で三島へ。
三島からは駿豆線に乗り換えて修善寺へ。おお、修善寺の駅が見えてきました。
修善寺駅に到着。駅からは送迎バスで宿泊先の「ラフォーレ修善寺」へ。
少々休んでから、会議室で早速勉強です。高橋ゼミはとても真面目です。
数時間の白熱した(?)議論のあと、ホテルのレストランで夕食。しかし、まだアルコールは飲めません。
というのは、夕食後にもゼミがあるからです。やはり高橋ゼミは真面目です(笑)。
夜の部の勉強が終わって、ようやく懇親会に。皆さん、リラックスしています。
さあ、それではビールでも飲んで・・・と思っていると、ゼミ幹事たちが何やら準備していたようです。
およよ。これは驚き!サプライズ!!何と、私のためにバースデー・ケーキを用意してくれたのです!
はっきり言って、とても、とても、うれしかったです。みんな、本当に有り難う!
その後は、飲めや歌えで、夜が更けていきました。
9月18日
翌日は爽やかな晴れ。昨夜の狂瀾が嘘のように、静かな朝が明けました。
朝食のあと、早速・・・。いや、これは勉強ではなく、ミーティングです。
いやはや、皆さん、お疲れ様でした。この合宿が学生時代の楽しい思い出となりますように。
コンパの様子
今年も楽しくやっています!
2008年度 演習(ゼミナール)
ゼミ合宿
2008年8月22日から24日まで大雄山最乗寺およびラフォーレ修善寺においてゼミナール合宿を行った。基本的には昨年と同じパターンだが、宿泊の予約をはじめ、合宿の企画・準備は、ゼミ長を中心とするゼミ幹事グループがすべてやってくれた(えらい!)。以下はその報告である。
第1日(8月22日)
12時に小田原駅東口に集合。天気は曇りがち。「東口ってどこだかわかるかな」と心配していたら、案の定、東口の階段下で待っているグループと改札口で待っているグループがいた。「こういうときは、一義的に決まる場所を集合場所に指定すべきだ」と考えるのは、頭の堅いオジサン(=私)だけ。若者は「会えなかったら、ケータイで連絡すればいい」と大変柔軟に考えている様子。遅刻者が若干名いた上に、今年はゼミ長を中心とするゼミ幹事グループは、後述する食料運搬(!?)の必要上、小田原へは自動車で来ることになっていたので、なかなか集まらない。結局、参加予定者全員が顔を合わせるまで、30分以上かかる。(ちなみに、私はこういうのが大嫌い。)
昨年は人数も少なかったので、皆で有名な「だるま食堂」へ行ったが、今年は人数も多いので、午後3時15分前に伊豆箱根鉄道大雄山線の改札口に集合ということにして、それまでは自由行動。私は単独行動の自由を味わう。まず近くの「吉野屋」で大好きな牛鮭定食(ご飯大盛り!)を食べた後、小田原城を見学する。曇りがちだったが、天守閣から見た太平洋の眺めは絶景。今年は4月以来8月中旬まで非常に忙しい毎日だったので、久々にのんびりできた。
午後2時45分に小田原駅に再集合。ゼミ幹事グループは車で先にお寺へ向かい、我々は小田原駅3時発の伊豆箱根鉄道大雄山線で大雄山駅へ。私のように「鉄分」の多いマニアは、何度乗っても大満足のローカル線。大雄山駅前からはバスで道了尊へ。午後4時上山。入浴、薬石、夜坐、法話。初めて座禅を体験した者もいたが、果たして何をつかんだか。不立文字、教外別伝。夜半から外は激しい雨。興奮気味で寝られないのか、一部の部屋からぼそぼそ話し声が聞こえて、うるさかったので、「早く寝ろ!」と(寝ぼけながら)叱る。暗い森に雨が夜通し降り続いた。
第2日(8月23日)
この日は放散日(お坊さんの休日)だったので、4時半の振鈴はなし。目覚まし時計で4時20分頃頃起きる。中には全然眠れなかった者もいたようだ。4時45分から暁天座禅、6時朝課・祈祷。毎度来るたびに感じることだが、この寺は曹洞宗(禅宗)に属しているにもかかわらず、祈祷には明らかに密教や修験道の影響が見られる。6時50分小食、7時半作務。慣れないせいか、本堂の掃除は結構しんどい。午後9時下山。しとしと雨が降っている。門前のお店でお土産を買ってから、バスと電車で再び小田原へ。ゼミ幹事グループは車で直接、修善寺に向かう。
小田原駅で東海道線普通電車に乗り換えて、熱海経由で三島まで移動。10時59分に三島到着。昨年はやや時間に余裕があると思って、三嶋大社の見物に出かけて、危うく電車に乗り遅れそうになったので、それはやめて、今年は駅前の小奇麗なお店でゆっくり昼食を取る。実は昨年入ったのと同じ「日本海庄や」。ここの生しらす丼は値段も手頃でうまい。伊豆箱根鉄道駿豆線、12時23分三島発の普通電車で修善寺へ。景色がよい。ローカルな駅の雰囲気もよい。12時58分修禅寺着。駅前にゼミ幹事グループが車で来てくれて、無事再会。彼らはそのままホテルに向い、我々は無料送迎バスでホテルへ。
修善寺駅を出たバスは橋を渡り、山を登って、森の中を進み、13時40分頃、ホテルに到着。昨年と同様、休む間もなく会議室で14時から18時までぶっ続けで勉強会。この日の午後は3名が報告。テーマは自由選択で、それぞれ「・・・」「・・・」「・・・」だった。質疑もそれなりに充実していた。
18時より、昨年と同様に、ホテルのレストランで夕食、と言いたいところだが、実は8月は繁忙期なので、夕食代がとても高い。昨年の2倍以上だ。そこで、ゼミ幹事グループは、レストランでは食べずに、車で外から弁当などのご馳走を買って来てコッテージで食べるという食料運搬大作戦を考案したのであった。しかしながら、まだ報告予定者が1人残っていたので、夕食前にまず彼に報告をしてもらう。そして、それが終了してから、乾杯。軽くビールなどを飲みながら、お弁当やご馳走を食べる。うまい!今年度のゼミ幹事はとてもよく気が利く。本当にえらい!つい感嘆文を連発してしまう。その後は、駐車場の近くで花火を楽しみ、またコッテージに戻って、ビールやら酎ハイやら飲みながら、語り合う。
偶然、山本(輝)先生のゼミもここに合宿に来ていたので、そちらにご挨拶にいったり、あちらから学生が来たり、ともて賑やかに交流した。おまけに、幹事グループは8月生まれのメンバーのためにお誕生日カードとケーキを用意しておいてくれたのである。実は、私も8月生まれなので、何十年ぶりにお誕生日カードとバースデー・ケーキによる祝福を受けてしまった。本当に、よく気が利くゼミ幹事である。感心!私は午前1時頃早々に引き上げたが、その後どうなったかは、翌朝になった初めて知ったのであった・・・。
第3日(8月24日)
外はひどい雨。各自起床後、レストランにて朝食、と言いたいところだが(また同じ表現!)、どうもレストランに来ている学生が少ない。来ている学生に尋ねてみると、誰々はまだ寝ている、誰々は二日酔いがひどい、という答え。このため、かなりの学生が朝食をパス。チェックアウトしてから、会議室に集合したところ、もうへろへろというか、げろげろというか、かなり悲惨な状態の学生が多かったので、午前中のスポーツ大会は中止。雨がますますひどくなってきたので、ここで解散することにした。幹事グループは車で、その他の早帰り組はバスで帰路に。
私は、残った数名の学生と12時過ぎにホテルを出て、修善寺経由で三島へ。駅前のローカルな食堂でお昼を食べる。雨はますますひどくなる。三島発の東海道線は超満員。あとで聞いた話によれば、東海道新幹線が止まったとのこと。荒れ狂った昨夜のコンパに追い打ちを掛けるような激しい雨であった。
(写真提供:島弘君)
2007年度 演習(ゼミナール)
最後の授業、そしてコンパ!
2007年度最後の授業終了後、教室で記念撮影をしました(左の写真)。思えば、あっという間の1年でした。今年度は明治期における西洋法の継受について勉強をしたので、法務省法務史料展示室に見学に行ったり、聖徳記念絵画館に出かけたりもしました。それがゼミ生の皆さんにとって、多少なりとも知的な刺激になったとすれば、担当教員としては嬉しいのですが、いかがだったでしょうか。
ところで、2007年度のゼミ生は課外活動でも大活躍してくれました。なかでも法学部スポーツ大会での優勝は、我がゼミ始まって以来の快挙であり栄誉です!健闘してくれたゼミ生諸君、有り難う!これが我がゼミの伝統になれば、素晴らしいですね。来年度のゼミ生諸君にも期待しましょう。
現在、4年生は卒業を控えて、学生生活最後の日々を忙しく有意義に過ごしているようです。3年生は就職活動に入っていて、既に内定をもらった人もいます。もちろん、なかなか思い通りの結果が得られない人もいるでしょう。人間はしょっちゅう躓いたり、転んだりしているものです。やるべきことはただ一つ。もう一度立ち上がって、前に進むことです。皆さん、自分の手で未来をつかんで下さい。健闘を祈ります。
ゼミ合宿
2007年9月18日から20日まで大雄山最乗寺およびラフォーレ修善寺においてゼミナール合宿を行いました。
第1日(9月18日)
11時半に小田原駅集合。寝坊したXさんは新幹線(!)を利用して、10分遅れで到着。それから、Y君が(なぜか)さらに遅れて登場、ようやく全員が集まる。まずは腹ごしらえということで、小田原で有名な「だるま食堂」へ。料理の味よりもレトロな建物が素晴らしかった。食後は散歩を兼ねて、徒歩で「小田原文学館」訪問および小田原城見学。天気予報に反して、小雨が降り出す。
午後3時小田原駅発の伊豆箱根鉄道大雄山線に乗る。「鉄分」の多いマニアにはたまらないローカル線。トコトコのどかに走っているうちに、外は激しい雨になる。予期せぬ大雨で困っていると、大雄山駅前のバス停で見知らぬおじさんが「門前のお土産屋で傘を貸してもらえばよい」と教えてくれたので、大いに助かった。午後4時上山、入浴、薬石、夜坐。お坊さんたちはとても親切。今回の参籠はたまたま○○学院大学の留学生グループと一緒になった。気のいいアメリカの学生たちであった。午後9時開枕(就寝)。・・・のはずが、隣室の日本人女子学生(他大学!)が夜中までケラケラ笑いながらおしゃべりをしていて、なかなか眠れなかった。それにしても、何がそんなに楽しいのだろう?色即是空、空即是色。
第2日(9月19日)
午前5時振鈴、5時15分から暁天座禅、6時朝課・祈祷。この寺は曹洞宗(禅宗)に属しているが、祈祷には明らかに密教や修験道の影響が見られる。興味深い。6時50分小食、7時半作務。もちろん、留学生たちも一緒。そのあと、全員で「奥の院」まで石段を登るが・・・・。とにかくすごい階段。もう汗びっしょり。午後9時下山。お土産屋さんに傘を返しにゆくと、お店の中に蛇が入ってきたというので大騒ぎ。店員のおばさんの一人が割り箸で小さな蛇を捕まえて、店外へ追放。我々はお土産を買ってから、バスと電車で再び小田原へ。
修善寺駅からは無料送迎バスが出ている。バスは橋を渡り、山を登って、森の中を進み、13時40分頃、ホテルに到着。休む間もなく会議室で14時から18時までぶっ続けで勉強会。今回は合宿ということで、テーマは報告者が自由に選択。憲法改正問題から自己所有権論(心身二元論)まで幅広いテーマについて熱い(?)議論。それなりに充実していたと思うが、参加者の皆さん、いかがでしたか?
18時より夕食、軽くビールなどを飲む(右の写真)。入浴等を済ませた後、コテージにてコンパ。ビールやら酎ハイやら飲みながら、何について語ったのであろう?いつも控え目なY君のテンションが徐々に上がり、いい味を出していたことだけは記憶に残っているが・・・。
第3日(9月20日)
各自起床後、「レストラン富士」にて朝食。本当に富士山がよく見えるレストランで、バイキングの料理も美味しかった。ただ、数名は二日酔いのため、また数名は寝坊のため、朝食をパス。もったいない話。当初は9時から12時まで勉強会を考えていたが、前日十分に(!)勉強したため、本日はスポーツ大会(自由参加)に予定変更。体力に自信がない者(私も含む)は会議室に残って、だべる。
11時過ぎにホテルを出て、修善寺経由で三島へ。駅前のローカルな食堂に飛び込み、お昼を食べる。鰻釜飯を四つ注文したのに、三つしか持ってこない。私は山菜蕎麦を頼んだのに、山菜うどんが来てしまった。グローバルな市場原理が幅を利かせる現在、この食堂の生き残りはかなり難しいかもしれない、などと考えながら、うどんを食う。味は悪くなかった。帰りも東海道線の各駅停車。車中では皆眠りこけていた。お疲れ様でした。秋学期も頑張ろう!
(写真提供:植木悠美子さん、上原一騎君)
2006年度 演習(ゼミナール)
2007年2月の或る晩、ゼミの4年生と3年生を自宅にお招きして、食事会を催しました(左の写真)。もちろん、実態は「食事会兼飲み会」(後ろにアクセント!)で、本当に皆よく食べて、よく飲んで、よく話しました。ただ、何を話したか全く覚えていない点が、難点といえば難点です。
2006年10月の或る木曜日のゼミ風景(右の写真)。演習の時間には、いつも学生さんたちが積極的に発言してくれるので、結構議論が盛り上がります。なお、背後のホワイトボードに描いてあるのは、説明図であって、落書きではありません。念のため。
2005年度 演習(ゼミナール)
2005年12月の或る晩、今年度唯一の(貴重な!)ゼミ生であるアヤカさん、韓国の友人インヘさんとヨンスン君を、自宅にお招きして、ささやかなホームパーティを開きました。外国生活の経験がある人ばかりだったせいもあって、話題は文化の違いなどにも広がり、小さな国際交流ができたのではないかと思います。それにしても、皆さん、ずいぶん飲みましたね(笑)