1. 専攻について
明治学院大学大学院文学研究科英文学専攻では、1955年(昭和30年)4月に博士前期課程(当時の修士課程)が、1962年(昭和37年)4月に博士後期課程(当時の博士課程)が設立され、長い歴史と輝かしい実績があります。英文学、米文学、英語学の広い視野に立ち、各専修分野における専門的研究や教育の専門職に従事するのに求められる実践的能力と学識を養うことを目的としています。
1.1. 英文学専攻博士前期課程
博士前期課程(2年間32単位以上)では以下の3系統の専修分野で構成されています。授業は自分の専修分野を中心に履修します。勿論、多角的な視野を得るために、自分の専修分野ではない他の2系統の講義を履修することも可能です。また、自分の専修分野における演習は必修科目で、その他の演習は任意科目です。
| 英文学 | 講義 ( 近代小説、19〜20世紀小説、20世紀小説、詩、演劇 ) 及び演習 |
|---|---|
| 米文学 | 講義 ( 19〜20世紀小説、20世紀小説、小説・批評、現代小説・文化、 詩・批評 ) 及び演習 |
| 英語学 | 講義 ( 音声学、統語論、意味論、社会言語学、言語習得論、 英語教育学 ) 及び演習 |
専修免許状取得希望者には、下記の「英専協委託聴講生制度」に関わらず、明治学院大学大学院で2年間24単位以上(演習を除く)の取得が定められています。
1.2. 英文学専攻博士後期課程
博士後期課程(3年間12単位以上)では以下の3系統の専修分野で構成されています。博士前期課程と同様に、他の2系統の授業を履修することが可能です。
| 英文学 | 研究指導 |
|---|---|
| 米文学 | 研究指導 |
| 英語学 | 研究指導 |
体系上バランスがとれており、毎年同大学からの進学者だけに留まらず、他大学や社会人からも多数の入学希望者がいます。
2. 英専協(大学院英文学専攻課程協議会)
博士前期課程の学生には、12の大学院との提携による「英専協」(「大学院英文学専攻課程協議会」)というものがあります。
2.1. 英専協委託聴講生制度
各大学院独自に開講されている以下の分野を「委託聴講生制度」として、大学院授業で受講することが出来、単位(本大学院では10単位分)を取得することが出来るのも特徴です。場合によっては短期間(3日間程度)で実施する集中授業もあります。
| 英文学系 | 小説・詩・演劇・文化・社会など |
|---|---|
| 米文学系 | 小説・詩・批評・文化・社会など |
| 英語学系 | 音声学・音韻論・統語論・英語教育学・社会言語学・語用論・コーパス言語学・意味論・異文化コミュニケーションなど |
| その他 | 英語史・比較文学・比較文化・文学理論など |
2.2. 英専協協定校
「英専協」に協定している12の大学院は以下の通りです。
- 青山学院大学
- 上智大学
- 聖心女子大学
- 津田塾大学
- 東京女子大学
- 東北学院大学
- 東洋大学
- 日本女子大学
- 法政大学
- 明治大学
- 明治学院大学
- 立教大学
2.3. 英専協研究発表会
この「英専協」では、毎年12月前後に研究発表会を実施しています。これは実際に自分で研究した成果を他の学生、及び先生方に披露する場であり、発表者にも聴衆にも自分と類似する分野から今後の研究へ参考にしたり、新しい視点を得たりする場ともなります。自分では気付かなかった点や未知なる領域を開拓することも可能です。
最終的には、下記の「ねびゅらす」を含め、修士論文や博士論文に対して大きなアドバイスになるはずです。
3. ねびゅらす
「ねびゅらす」とは、明治学院大学大学院文学研究科英文学専攻の紀要です。上記の「英専協」で発表したものやそこから発展したもの、その他独自の研究結果などを一冊の本として残すことになります。毎年3月前後に発行されます。