読書会Reading circles

2024年度読書会について

言語文化研究所では、どなたでも参加できる読書会、研究会を自由な雰囲気の中で開催しています。
興味のある方はぜひご参加ください。

春学期:2024年4月16日(火)~2024年7月20日(土)
秋学期:2024年9月28日(土)~2025年2月15日(土)

2024年度開講スケジュールはこちら

参加希望者は、事前申し込みが必要です。各講座案内に申込フォームをご用意しましたので、そちらからお申込みをお願いします。
※受講料無料。どなたでも参加できます。

  • 受付期間:随時募集
  • お問合せ:言語文化研究所(白金本館6F 電話/FAX:03-5421-5213 土日祝休)


『うちなーぐち講座』
火曜(19:00~20:30)
講師:ハイス・ファン=デル=ルべ
オンラインで開講いたします。受講予定者には申込時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。


【講座内容】
本講座では、琉球諸語の一つであるうちなーぐち(沖縄語)をイマージョン的方法で学習する。日本語からの翻訳ばかりではなく、理解可能なインプットという方法論を応用し、絵とユーモアを数多く使用し、生きたうちなーぐちの言語学習を実践する。うちなーぐちは、日本語や中国語と異なり、一つの決まった共通語がなく、そのため、ほとんどのうちなーぐち話者は、自分の地域の言葉しか話さない。本講座においては、沖縄本島および周辺の島嶼地域で広く通じる那覇言葉を中心として学習しながら、うちなーぐちの中の地域的な多様性にも触れる予定である。

【テキスト】
初回配布予定

【定員】
20名程度

【参加申し込みはこちら】
https://forms.gle/X5QegBmBp3cNQHPA7  


『古典ギリシア語初歩文法』
土曜(13:00~14:30)
講師:金子佳司
白金校舎1405教室にて対面で 開講いたします。


【講座内容】
まったく初めて古典ギリシア語を学ぶ人たちのための講座です。テキストにしたがって、文法事項の説明とギリシア文の和訳の演習を行なっていきます。古典ギリシア語で書かれたものには、哲学、歴史、文学・神話、数学、自然学(科学)に関するものなどがあり、また、新約聖書もギリシア語で書かれています。これらはどれも西洋文化の源流になっていますから、西洋文化やそこから生まれたさまざまな学問を学ぶには、古典ギリシア語の知識は必須です。ぜひ古典ギリシア語を学んで、西洋文化と学問の源流に触れてみてください。

なお、この講座とは別に、金子が個人的に主催している「古典ギリシア語読書会」の活動については、下記のブログをご覧下さい。 "http://kkaneko.cocolog-nifty.com/keiji/"

【テキスト】『古典ギリシア語初歩』水谷智洋著 岩波書店

【参加申し込みはこちら】
https://forms.gle/y3Uh2PUcWXeoGJB6A  


『戯曲を読む会』
毎月第3土曜(15:00~18:00)
講師:穴澤万里子
(本学文学部芸術学科教授)
対面(1310教室)とオンライン両方のハイブリッドで開講いたします。受講予定者には申込時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。


【講座内容】
演劇の戯曲を声に出して読む、厳密に言うと読み合う講座です。月に1度、1回につき1作品のペースですが、一人の作家の作品を数か月かけてじっくり、ゆっくりと読んでいきます。まずは戯曲を声に出して読むところから始めましょう。そこに他者の声が加わると、世界がガラッと変わり、色鮮やかになります。毎回その作品についての解説、読み合った後にはディスカッション。時には実践家を招いてお話を伺ったり、その作品を観劇したり、と豊かな時間を過ごしていきたいと思います。詩を読むように、歌を歌うように戯曲を読んでみましょう。劇場で味わう名優の演技とは異なる新鮮な対話の喜びを是非ご体験ください。

演劇の戯曲を声に出して読む、厳密に言うと読み合う講座です。月に1度、1回につき1作品のペースですが、一人の作家の作品を数か月かけてじっくり、ゆっくりと読んでいきます。まずは戯曲を声に出して読むところから始めましょう。そこに他者の声が加わると、世界がガラッと変わり、色鮮やかになります。毎回その作品についての解説、読み合った後にはディスカッション。時には実践家を招いてお話を伺ったり、その作品を観劇したり、と豊かな時間を過ごしていきたいと思います。詩を読むように、歌を歌うように戯曲を読んでみましょう。劇場で味わう名優の演技とは異なる新鮮な対話の喜びを是非ご体験ください。

8人の受講生からスタートして、2024年3月現在で17人に増えました。豊かなひとときをご一緒しませんか?

【テキスト】
こちらで事前に配布致します。

【参加申し込みはこちら】
https://forms.gle/LtomYvipTUxTqQ5g9  


『ホメーロス研究会』
土曜(10:30~12:00)
オンラインで開講いたします。受講予定者には申込時にいただいた連絡先へご案内をお送りします。詳細は研究会ブログをご確認ください。


【講座内容】
私たち「ホメーロス研究会(旧称輪読会)」は1983年以来毎週ホメーロスを原典で読み進めています。その間メンバーは大分入れ替わりましたが、途絶えることなく松明は受けつがれてきています。毎回2~30行程度、輪番の音読担当と解釈担当を中心に音読、解釈をし、その後意見や感想の交換をします。昨年度ホメーロスの両詩編を終え、改めて『イーリアス』第一歌から読み返しています。今年度は第二歌以降を読みます。この研究会には様々な人が参加しています。何十年に亘って読み続けている人もいますが、つい最近読み始めた人もいます。参加資格は特にありません、古典ギリシア語初級文法をひととおり終えた方ならどなたでも参加できます。ギリシア語を学びたい方はもちろん、神話、歴史に興味のある方、古代的語法・心性・思考法に関心をお持ちの方、比喩や韻律を楽しみたい方、そしてホメーロスがお好きな方、気楽にご参加ください。

なお、本研究会の様子がブログ「ホメーロス研究会だより」に紹介されています。

コーディネーター:生田康夫

【テキスト】
仏ピエロン1984年改訂版、コピー配布

【参加申し込みはこちら】
https://forms.gle/8N9DxVAveXHq8kmj9