出張報告

天野 史郎

 

▼出張期間

2004年8月8日より2004年8月29日まで

▼出張先
イタリアおよびフランス
▼研究テーマ
近代君主制文化の誕生(近代政治の文化背景)
▼調査の内容

 イタリア・ルネサンスは近代ヨーロッパの誕生であるとともにヨーロッパによる支配の端緒ともなる大きな社会変動を世界にもたらしたが、その政治的支配の理念を理解するには、政治的支配の結果そのものの検討にくわえてその文化の十全な把握が要請されるであろう。近代アジアの植民地化はルネサンス近代ヨーロッパとともに始まるのであり、近代ヨーロッパの政治理念と近代世界の秩序は、ルネサンスの政治理念のみならず、その文化によっても裏打ちされているはずである。
以上の観点よりイタリア・ルネサンス期における支配層の世界認識の実践、表現の場、宇宙観、世界観の表現の場としてルネサンス以降のイタリア庭園を実地に検証する作業を行った。

主な調査地
1。Villa Farnese (Caprarola)
2。Villa Lante (Bagnaia)
3。Bomarzo
4。Caserta

またシャルル・ダンジュー以後の仏伊関係の調査のためパリの国立図書館において資料調査を行った。


  

▼発表予定の論文・著書等

   未定