近代日本教育史とキリスト教史から見る明治学院の歩み
担 当
辻直人
時 間
秋学期 木曜日5時限(17:00 – 18:30)
教 室
白金校舎(教室は未定)
概 要
明治学院はキリスト教の宣教師によってミッションスクールとして設立されましたが、そもそもなぜ「宣教師」なる人たちは、縁もゆかりもない日本にはるばるやってきたのでしょうか。本授業ではこの「なぜ」を出発点としながら、1863年に設立されたヘボン塾を起源とする明治学院の歴史を、東アジア全体の歴史の中に位置付けつつ学びます。
【第1回】 オリエンテーション
【第2回】 日本教育史の基礎知識と明治学院の発展
【第3回】明治学院の創設年について
【第4回】 ヘボン塾、ブラウン塾他、幕末明治初期の私塾について
【第5回】 「学制」の成立、学校制度の確立、外国人居留地とキリスト教学校
【第6回】 1886年に「明治学院」と呼ばれるようになるまでの流れを、これまでの授業内容や資料から理解しておくこと。
【第7回】 明治期の明治学院の様子(1) 在校生と教職員
【第8回】 明治期の明治学院の様子(2) 日本におけるキリスト教学校
【第9回】 大正期の明治学院の様子(1) 学院の発展・変遷について
【第10回】大正期の明治学院の様子(2) キリスト教大学設立を目指す
【第11回】 昭和戦前期の明治学院の様子 国家政策との対峙
【第12回】 戦時下の明治学院 明治学院は太平洋戦争とどう向き合ったのか
【第13回】 戦後の新教育制度における改編
【第14回】 戦後の発展
【第15回】 まとめ 明治学院の歴史を学ぶ意味