明治学院大学キリスト教研究所

アジア神学セミナー開催について

アジア神学セミナー開催について

頌主

みなさまにおかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、明治学院大学キリスト教研究所では2017年5月よりアジア神学セミナーを開催することになりました。

本セミナーは、日本を含むアジア諸地域の教会、キリスト教学校、キリスト教諸施設・団体等が日常的に直面する課題を取り上げ、オムニバス方式の講義、演習、討議をおこなうものです。当面は東アジアキリスト教史を中心的なテーマとしますが、このセミナーは、仏教のような本格的なアジア宗教の根底に広範に広がる「アニミスティックな感性」「アジア的霊性」に対して、マイノリティ宗教としてのキリスト教がいかに関わるかなどの歴史認識の問題意識とそれを踏まえた実践的関心から開催するものです。

つきましては、貴機関で本セミナーについてご関心のある方にご周知いただければ幸いです。詳細については当HPをご覧ください。またお問い合わせ、お申込はEメール、電話、ファックスなどで下記の連絡先までお願いいたします。
在主

東京都港区白金台1-2-37

明治学院大学キリスト教研究所

所長 徐 正敏(ソ・ジョンミン)

主任 植木 献(ウエキ・ケン)

tel03-5421-5210

fax03-5421-5214

kiriken@chr.meijigakuin.ac.jp

http://www.meijigakuin.ac.jp/~kiriken/


問題関心と課題

アジア宗教の習俗化したシンクレティズム(宗教混淆)に対して、外来宗教としてのキリスト教宣教は多くの挫折を経験して今日に至っています。その経験から提起される「欧米文明化」型キリスト教宣教とそれを支えてきた神学・キリスト教倫理の見直しの問題、アジアの文脈の中での聖書の読み方の問題など、キリスト教の根幹に関わる問題群も本セミナーで順次取り上げる予定です。

これらの問題群は、従来のアジア宗教とキリスト教との間の主知主義的な「宗教間対話」からは全貌が見えてこないテーマであり、日本を含むアジアの人々の日常生活の中に溶け込んでいる多様な宗教的感性(政治的・社会的感性を含む)とキリスト教との接面を掘り起こす作業を不可欠とします。これらは教会の牧会現場やキリスト教学校の教育現場、職場等での具体的な経験、知見を持ち寄って討議することで初めて考察対象自体が見えてくる性格のものであり、本セミナーでは、それを広く「アジア文脈の中のキリスト教」という言葉で捉え、そこにある固有の課題をキリスト教神学の諸概念とつきあわせながら、従来の神学概念の妥当性も検討いたします。本セミナーの最終的な目的も、そのようにして得られた神学的思考のケースを蓄積しながら「アジア文脈の神学の可能性」を探り、世界に発信していくことにあります。

上記のように多様性に関心を持つため、本セミナーの受講者は特定の教派に限定することはせず、経験を広げる多様な信仰の視点を重視します。関心と問題意識を共有してくださるみなさまのご参加をお待ち申し上げております。

募集対象 在日外国人教会を含むプロテスタント各教派教会の牧師、伝道師、神学生、引退教師、教会員、カトリック教会聖職者・修道者、キリスト教学校中高聖書科・宗教科教諭、キリスト教系各種団体(NGO・NPO)職員、本学及び他大学の学部生・大学院生(神学校、神学大学院、キリスト教関連大学院への進学希望者を含む)、他
募集定員 10名
締め切り 2017年3月31日
開講場所 明治学院大学白金校地
開講日・時間帯 毎週月曜18:25〜21:35、各学期10週(春学期5/8〜7/10、秋学期10/9〜12/11)
授業形態 講義と演習・受講生による討論等を組み合わせた双方向授業を行う
修了認定 学長・研究所長連名の「アジア神学セミナー修了認定証」を発行・授与する
受講料 各学期2万円
2017年度の講義テーマ 東アジアの課題に向き合うキリスト教(日中韓)
2017年度プログラム(PDF)
コーディネータ 徐正敏(明冶学院大学教授、キリスト教研究所所長)
講義担当者 徐正敏(日韓キリスト教関係史)、永野茂洋(旧約学)、原誠(日本キリスト教史)、李省展(東アジア近代史)、大西晴樹(キリスト教史)、中島耕二(日本キリスト教史)、嶋田彩司(日本文学)、渡辺祐子(中国キリスト教史)、洪伊杓(日韓キリスト教史)、植木献(現代神学)、他

申込方法

受講生はこちら

〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37

TEL:03-5421-5210 FAX:03-5421-5214