ソーシャルワーク研究所
からのお知らせ

ブックレット『ソーシャルワーク実践の事例分析』情報

2019年6月30日、ブックレット『ソーシャルワーク実践の事例分析』第10号の頒布を開始いたしました。第10号は、稲垣美加子著「ソーシャルワークにおける権利の擁護と第三者評価−母子生活支援施設実践の『子ども主体』を読み解く−」です。
「各種申込書」から購読申込書をダウンロードの上、FAXでお申し込みください。

『ソーシャルワーク実践の事例分析』バックナンバー
号数 タイトル 頒布料
第9号
(2018年12月)
児童養護施設実践の混乱と他機関「連携」の課題
−ソーシャルワークを取り込めない実態を読み解く−
500円
第8号
(2018年6月)
養護老人ホーム入居者の「生の過程」と向き合うソーシャルワーク実践
−虐待と貧困で孤立する高齢者への自立支援−
500円
第7号
(2017年11月)
意思決定支援と「利用者不在」への気づき
−介護保険制度下における高齢者支援に求められる視座−
500円
在庫無
第6号
(2017年06月)
地域包括ケア時代における『渚』と対峙する『外来ソーシャルワーク』
−MSWはいかに介入するか−
500円
第5号
(2016年11月)
一般医療機関に来院するアルコール依存症者とソーシャルワーク
−患者の暮らしに軸足を置くソーシャルワーカーの役割−
500円
在庫僅少
第4号
(2016年06月)
児童養護施設として取り組む家族支援とアセスメントの方法
−「自明性の罠」に陥らない支援計画の策定−
500円
在庫無
第3号
(2015年10月)
児童養護施設で暮らす高齢女児への自立支とソーシャルワーク
−家族関係の修復を図るかかわりの内省的分析−
500円
在庫無
第2号
(2015年04月)
小規模児童養護施設における支援の閉塞状況とソーシャルワーク
−外国籍の実母との向き合いと子育ち支援−
500円
在庫無
創刊号
(2014年10月)
児童養護施設のソーシャルワーカーと施設内心理職の連携に関する事例研究
−自立支援計画とソーシャルワークアセスメント−
500円
在庫無

 ※号数の部分をクリックすると、案内が画像で見られます。
 ※購読の申し込みは『各種申込書ダウンロード』のページからどうぞ。

『ソーシャルワーク実践の事例分析』の刊行について

ソーシャルワーク研究所 所長
北 川 清 一

 わが国において、社会福祉の実践方法としてのソーシャルワークに関する研究と教育の成果を実際の支援過程に取り込む模索が本格化するのは第2次世界大戦後のことでした。それから多くの時間が経過するものの、今なお社会福祉の多様な実践場でソーシャルワークが浸透・定着したといえる状況にありません。
 社会福祉士国家試験制度が導入され、職能団体が組織化され、関連する学会の活動も活発化していますが、社会福祉実践のソーシャルワーク化(日本的展開)は果たされないままにあります。ソーシャルワーク研究所が発行するブックレットは、このような状況に鑑み、実際事例への対応方法となるソーシャルワークを支援過程にいかに介在できるのかについて、その進め方を「言語化」し、ともに「考える」ことにより豊かな実践感覚を育む機会を提供したいとする願いから構想した企画です。
 ソーシャルワーカーとして臨床の場に参与し、そこに生起する現実と向き合うなかで、何を根拠にその場での行為を選択し、専門職として事の成り行きを意味づけることができるのか。このような自問自答を繰り返すことによって、やがてソーシャルワーカーらしい「思考の枠組み」の共有が可能となるに違いありません。大学や大学院とは異なる空間でソーシャルワークの展開を構想し、事態への対応を図り、そこに見いだせた変化の様子を「可視化」し、発信する過程を体感するブックレット。それをソーシャルワークについて学ぶ「道場」と称してみたいと思います。多くの方々が「道場」の門を叩かれますようお待ちしています。

(2014.10.01.)

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