2004年度法科大学院1月入試(A日程)試験の書類選考方法・結果について

 明治学院大学法科大学院教授会準備会では、A日程入試への出願者が921名と多かったため、書類選考を行いました。
当初は、書類選考により300-400名程度の合格者を出す予定でしたが、今回は、法科大学院のはじめての試験であり、受験生にとっても目安がなく、どの程度の倍率になるか予測をたてにくいこと等の諸事情を考慮して、書類選考に際しては、次のような措置をとりました。

(1) 書類選考合格者枠の拡大
1月10日実施予定の面接試験の試験委員を増員することとして、書類選考の合格者枠を若干拡大します。

(2) 書類選考方法
  次のような手順に従い実施しました。 
  1,日弁連法務研究財団統一適性試験、大学入試センター適性本試験、同追試験の受験をした者のうち、それぞれの試験で相対順位(本人の順位/当該試験の有資格の受験者総数)が上位(29.4%以内)の者については、まず、基本的に合格としました(各試験の得点でこれに該当する者は、196点以上、72点以上、69点以上の得点を得た者です。総計377名で、 合格者全体の77.6%)。
  2,これに加えて、各試験の29.4%以下から各試験の平均点以上に位置する者のうち、志望理由書の評価の高い者をピックアップして合格としました。
  3,さらに、平均点より下に位置する者のうち、志望理由書の評価の高い者であって、学部成績の極めて良好な者(基本的にほぼ全科目について80点以上の成績を修めた者)等、小論文、面接を行ったうえで判定することが適当と考えられる者を若干名ピックアップして合格としました。

(3)書類選考結果 
   結果として、486名(内訳 日弁連統一適性試験利用者217名 大学入試センター本試験利用者233名 同追試験利用者36名)を書類選考合格者としました。なお、このなかには、二年制を希望する者が143名含まれていました。

2003年12月26日
明治学院大学法科大学院教授会準備会