2004年度法科大学院3月入試(B日程)の最終選考方法および結果について

 明治学院大学法科大学院教授会準備会では、書類選考を通過した 203 名(一般入試・飛び入学入試  182 名 AO入試  21 名)のうち三月入試(B日程)を受験した 160 名を対象に、全員に、小論文試験、面接試験(一般入試・飛び入学入試では、グループディスカッション、AO入試では個別面接)を、また、二年コース希望の受験生は、これに加えて、憲法、民法、刑法の筆記試験を実施しました。その結果に基づき、最終選考を行いました。

1. 最終選考に際して採用した方法の概要は次の通りです。

一般入試・飛び入学入試

(1) 受験生を適性試験の相対順位により五段階に分けたうえで、各段階毎に小論文の得点基準を設定し、この基準を満たした者を対象として、面接の結果も加味して総合判定を行い、順次、合格者を出しました。[適性試験受験者全体における各受験生の相対順位(受験生の順位/当該適性試験の有資格受験生総数)に即した合格率は、上位 10% 以内は約 50% 、 11% から 20% までは約 10% 、 21% 以下は約 5% ]

(2) 受験生の適性試験の成績にかかわらず、法学既修者認定試験の結果、三科目の法律科目試験の結果が良好な者を対象として、面接の結果も加味して総合判定を行い、順次、合格者を出しました。

結果として、 43 名の方を合格とし、このうち 17 名の方については、二年コースへの入学を認めました。

AO入試

 志望理由書と面接の結果を重視し、小論文試験の結果、適性試験の結果も参考に合格判定を行いました。

結果として、アドミッションポリシーの第一基準で 1 名、第二基準で 3 名、第三基準で 3 名の、計 7 名の方を合格としました。二年コースへの入学該当者はおりませんでした。 

2.  三月入試(B日程)合格者 50 名中、法学部の出身者は 41 名、法学部以外の学部の出身者は 9 名、在学生は 12 名、就業経験のある社会人は 25 名でした。明治学院大学の出身者は 3 名(飛び入学者 1 名を含む)でした。

2004 年 3 月 11 日
明治学院大学法科大学院教授会準備会