2005年度法科大学院9月入試(A日程)最終結果について

1.一般入試
書類選考を通過した266名のうち、当日出席した229名全員に、小論文試験、面接試験(グループディスカッションの方法を採用)、また、2年制コース希望の受験生は、これに加えて、憲法、民法、刑法の筆記試験を実施しました。その結果に基づき、最終選考を行いました。

(1) 受験生の適性試験の相対順位により、全体を五段階に分け、小論文試験の基準を設定し、その基準をクリアーした者で、面接試験の成績が良好だった者を、順次合格としました。(なお、同様の方法で、小論文試験の結果が合格者に準じる者について、面接試験の結果と学部の成績等を考慮に入れ、順次、補欠としました。)
(2) 適性試験の信頼性についてはなお留保が必要な段階にあることを考慮し、提出された資料に基づいて、学部の成績、三科目の法律科目筆記試験の成績、日弁連法務研究財団法科大学院既修者試験の成績等を総合的に考慮して、なお若干名を合格としました。
(3) 上記の合格者のうち、三科目の法律科目試験が一定の基準を満たしている者について、日弁連法務研究財団法科大学院既修者試験の成績、学部の成績等を参照しながら、一定の基準を満たしていた者について、2年制コースへの入学を可としました。

 結果として、合格者は76名となりました。このうち、7名について、2年制コースへの入学を認めております。
  なお、適性試験の相対順位に即して、おおよその割合を示しますと、上位10%以内のうち約47%が、10%から20%までのうち約35%が、20%以下のうち約23%が合格しました。合格者のうち、就業経験のある社会人は23名、在学生は23名、法学部の出身者は57名、他学部の出身者は19名でした。また、明治学院大学出身者は6名でした。
  補欠は、51名で、上位者から、A、B、C、D、Eの順に、五段階のランクに分けています。各ランクの人数はおおむね10名程度です。

2.AO入試
  書類選考を通過した25名の合格者のうち、当日出席した15名全員に、小論文試験、面接試験(個別面接)、また、2年制コース希望の受験生には、これに加えて、憲法、民法、刑法の筆記試験を実施しました。その結果に基づき、最終選考を行いました。
  面接試験の結果および小論文試験の成績が一定の基準を満たしている者9名を合格としました。
  AO入試の補欠はありません。

2004年10月7日
明治学院大学法科大学院教授会