2006年度法科大学院3月入試(B日程)試験最終結果について

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1. 一般入試・飛び入学入試

 志願者132名のうち、当日出席した100名全員に、小論文試験、面接試験(グループディスカッションの方法を採用)、また、2年制コース希望の受験生は、これに加えて、憲法、民法、刑法の筆記試験を実施しました。その結果に基づき、最終選考を行いました。

(1) 受験生の適性試験の相対順位(適性試験受験者全体における本人の相対順位)により、全体を五段階に分け、小論文試験の基準を設定し、その基準をクリアーした者で面接試験の成績が良好だった者を合格とし、小論文の基準に満たない者については、面接試験の結果、学部成績(と小論文の成績を加味したもの)を考慮して、合否を判定しました。(なお、同様の方法で、小論文試験の結果が合格者に準じる者について、面接試験の結果、学部成績等を考慮に入れ、順次、補欠としました。)

(2) 適性試験の信頼性についてはなお留保が必要な段階にあることを考慮し、三科目の法律科目筆記試験の成績、学部成績等を総合的に考慮して、採用予定人数の2割を越えない範囲で、(1)に加えて、若干名を合格としました。

(3) 上記の合格者のうち、三科目の法律科目試験が一定の基準を満たしている者について、 2006年3月に予定されている商法、民事訴訟法、刑事訴訟法の三科目の既修者判定最終試験の受験資格有りと判定しました。

 結果として、合格者は24名となりました。このうち、5名について、既修者判定最終試験の受験資格を認めました(既修者判定最終試験の結果にかかわらず、現時点で、3年制コースへの入学資格は認められています)。

 なお、適性試験の相対順位に即して、おおよその割合を示しますと、上位30%以内の者については約2.5割が、31-50%の者については約3割が合格しました。50%以下の者については約1割が合格しました。 ( 割合は、出願者数を基準としています。例えば、ある適性順位の層の方が本大学院に50人が出願しそのうち5名が合格した場合、これを 1 割と表示しております。 )
  合格者のうち、在学生は約25% 、これに卒後1年以内の者をあわせると46% 、就業経験のある社会人は約29%、法学部以外の出身者は約17%でした。また、明治学院大学出身者は8名(うち5名は飛び入学出願)でした。

 補欠は11名で、上位者から、A、B、Cの順に、三段階のランクに分けています。各ランクの人数はおおむね3名程度です。

2006年3月9日
明治学院大学法科大学院教授会