特徴

定員

本法科大学院は3年制を基本とする法科大学院であり、2012年度入学者の定員は40名です。未修枠、既修枠という区別はありません。

3年制コース

1年次において法律基本科目と法情報処理、法律文書作成などを学んで基礎固めをしたうえで、2年次、3年次に応用力を磨き、また、理論と実務の架橋を意識した授業を通じて、実務家としてのマインドとスキルを磨きます。

3年制コースには法学部卒の学生も多く入学しておりますが、本学は、この3年制コースを基本として制度設計しておりますので、社会人、法学部以外の卒業者にとっても学習しやすい法科大学院の一つです。秋季入試の場合、実施日も土・日に行われており、AO入試を選択することもできます。

2年制コース

法律を大学などですでに学んだ人(法学既修者)で、一定の法学の知識・分析能力があると認められると、「既修者」として2年のコースを選択できます。既修者として入学する場合は、入学時に26単位から30単位の範囲で単位認定され、修業期間が1年短縮されます。

法学部を卒業していることは「既修者」の要件ではありません。既修者として認定されるためには、入学試験の際に法律科目(6科目)について2回に分けて実施される筆記試験を受験し、この試験に合格する必要があります。

飛び入学

本学の法学部に在籍している者は、飛び入学制度を利用して、3年次が終了した時点で法科大学院に入学するという選択肢もあります。2009年度の新司法試験では、合格者9名のうち本学法学部から飛び入学した修了生が3名合格しています。

入試制度に関する詳細については、「入学試験」を参照して下さい。