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Last Updated: July 15, 2012 by K. Mashiyama
(1) ミクロ経済学の講義ノート(初級レベル)
部分均衡分析と消費の理論の部:
PDFファイル1
企業行動と一般均衡論の部:
PDFファイル2
(2) マクロ経済学の講義ノート(初級レベル)
国民経済計算と簡単なIS・LM モデル:
PDFファイル1
総需要・総供給曲線、投資関数と消費関数、経済成長:
PDFファイル2
(3) 社会ネットワークの経済分析
「社会ネットワークの経済学入門」の講義ノート:
PDFファイル
(4) 情報の経済学および契約理論
情報の経済学の講義ノート:
PDFファイル
(5) 経済数学(大学1、2年次の微積分および線形代数の初歩的知識が必要です。)
最適化理論1(静学的最適化):講義ノートの
PDFファイル
(微積分の基礎的な知識が必要です)
確率論入門:講義ノートの
PDFファイル
確率過程論:講義ノートの
PDFファイル
(確率論の知識が必要です)
2012年度春学期授業科目
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初級ミクロ経済学1:2012年度
1. 消費の理論(テキスト:3.1−3.7) 【教科書・参考書】 教科書として、 井堀 利弘『入門ミクロ経済学』新世社を用いる。 【成績評価の方法】 定期試験の点数の合計点で成績をつける。この科目は公共政策専攻コースの学生向けに開講されていて、世界経済専攻コースの学生は「消費の理論」を履修すべきで、この科目を履修することは想定されていません。が、開講時間帯の影響で、この想定が壊れて、今年度は履修者数が異常に多く、通常の2倍を超えていますので、宿題等は実施しません。定期試験は、ノートや教科書類はすべて持ち込み不可です。 練習問題のPDFファイル:需要供給の復習 需要供給の復習解答 初級ミクロ経済学1の練習問題(2012年度版) 初級ミクロ経済学1の練習問題解答(2012年度暫定版) 注意:A.問題4(2)の解答に間違いがあります。正しい答えは、X=400/9, Y=100/3です。 |
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ファイナンス1:2012年度
1. 現在価値と投資基準
【教科書・参考書】教科書は使用しない。年金原価計算、債券価格計算、利回り計算などの具体的計算をEXcelで行なう手続きに関する参考書として、青沼・岩城『Excelで学ぶファイナンスB債券・金利・為替』、石野雄一著『道具としてのファイナンス』日本実業出版などを参照してください。1.1 元本と金利 1.2 現在価値 1.3 投資基準 1.4 応用 2. 証券価格と金利 2.1 債券の種類 2.2 年金公式 2.3 長期債の価格 2.4 デュレーション 2.5 コンベクシティ 3. 金利の期間構造 3.1 スポット・レート 3.2 イールド・カーブ 3.3 フォワード・レート 3.4 期待ダイナミックス 4. 株式の価値と配当 4.1 株式の価値 4.2 割引率 4.3 株価収益率 5. 先渡しと先物市場 5.1 先渡し市場 5.2 先渡し価格 5.3 先物市場 5.4 リスクヘッジ 6. オプション 6.1 オプションのペイオフ 6.2 オプションのよるリスクヘッジ 以上 【成績評価の方法】出席と宿題の得点の合計点で成績をつける。 【その他の注意】授業中に数値計算を行ないますので、電卓、ノートパソコンなどを携帯して下さい。普通の電卓は500円以下で購入できます。宿題はExcelのワークシート上での数値計算となりますので、Excelで関数を用いた計算のスキルが必要です。 授業時の配布資料のPDFファイル:ここをクリックする 授業時に課された例題に対する解答のExcelファイル:ここをクリックする Take-Home-Exam Assignmentの問題:ここをクリックする |
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国際経済学1:2012年度 【授業の目的】国際経済学は、国際金融論と国際貿易論から構成されている。この授業では、春学期に主として国際金融の分野、秋学期に主として国際貿易論を取り扱う。授業は第2次世界大戦後の国際経済の歴史を簡潔に概観するところから始める。できるだけ、現実の国際経済の動きを説明することと並行して理論的な分析枠組みを提示するというアプローチを取りたい。 【履修に際しての前提知識】 経済学の予備知識としては、マクロ経済学の基礎的な諸概念と分析手法、たとえば、国民経済計算上の統計量、貨幣供給の仕組み、利子率、金利裁定、乗数理論、IS-LM曲線、等量曲線、等費用線、利潤最大化条件、限界費用、平均費用、無差別曲、効用関数、予算制約式、効用最大化などについての知識を前提とする。 【数学の予備知識】簡単な数式処理程度の数学の知識を有することが望ましい。文字式の四則演算(加減乗除)処理を行うので、文字式の操作に拒否反応を示さないこと。 【授業の内容】この授業では、国際金融の分野のうち、外国為替市場と為替レートの決定メカニズムを主として理解することを目的にする。よって、国際金融論あるいは国際マクロ経済学と総称されている分野の詳細な議論は、異なる授業科目である「国際金融論」に委ねることとする。 1. 国際経済の歴史と概観 1.1 1970年代の国際経済 1.2 80・90年代の国際経済 1.3 2000年代の国際経済 2. 開放経済と国際収支 2.1 国民経済計算 2.2 国際収支勘定 2.3 ISバランス 3.4 国際貿易乗数 3. 外国為替市場と為替レート 3.1 為替レートの変化と輸出・輸入 3.2 外国為替市場の働き 3.3 為替レート変動のメカニズム 3.4 為替リスクと為替差損 4. 為替レート変動の理論 4.1 カバー付き金利裁定:短期理論 4.2 アンカバーの金利裁定:短期理論 4.3 物価水準と為替レート:長期理論 4.4 実質為替レート 5. 通貨当局の行動と為替レートの変化 5.1 通貨当局の為替政策と貨幣供給量 5.2 変動為替制度と金融政策 【教科書・参考書】教科書として、大川 昌幸著『コア・テキスト国際経済学』新世社を採用する。詳細な国際経済学のテキストとしては、P.Krugman, M.Obstfelt, International Economics: Theory and Policy.日本語版『国際経済:理論と政策』国際マクロ、国際貿易編,新世社がよい。 【成績評価の方法】定期試験の点数の合計点で成績をつける。 現代経済の歴史的概観に関する配布資料のPDFファイル:ここをクリックしてください 宿題のPDFファイル:ここをクリックしてください |
2012年度秋学期授業科目
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初級ミクロ経済学2:2012年度 【授業の目的】近年、発展しつつあるミクロ経済学の分析手法、とりわけゲームの理論と情報の経済学を習得することを目的とする。これらのミクロ経済学的な手法は、産業組織論、金融論、国際貿易論など多くの応用経済学で必須になりつつある。 【授業の内容】授業の内容は以下の通り。カッコ内は教科書の対応する章.節となっている。 1. 交換経済と資源配分(テキスト:7.5−7.6) 1.1 純粋交換経済:契約曲線 1.2 市場均衡の効率性 1.3 オッファー曲線 2. 独占的市場(テキスト:9.1−9.4) 2.1 独占的市場の分類 2.2 独占市場 2.3 価格差別 2.4 2部料金制度 1.5 独占と経済政策 3. ゲームの理論(テキスト:10.1-10.4,11.4-13.6) 3.1 静学ゲーム:完備情報 3.2 寡占市場の静学ゲーム・モデル 3.3 動学ゲーム:完全情報ゲーム 3.4 繰り返しゲーム 4. 情報の経済学(テキスト:4.3、13.1-13.6) 4.1 不確実性と期待効用 4.2 保険とリスクシェア 4.3 ポートフォリオ選択 4.4 モラルハザード問題 4.5 逆選択問題 5. 外部性と公共財(テキスト:12.1-12.5) 5.1 外部性 5.2 コースの定理 5.3 公共財 【教科書・参考書】教科書は井堀 利弘『入門ミクロ経済学』新世社。参考書として、ロバート・ギボンズ『経済学のためのゲーム理論入門』創文社、神戸 伸輔『入門ゲームの理論と情報の経済学』日本評論者 【成績評価の方法】 定期試験の点数の合計点で成績をつける。 【数学の予備知識】文字式の変形および微分演算をおこなうので、それなりの数学の素養が必要とされる。 練習問題のPDFファイル:ここをクリックしてください 初級ミクロ経済学2の練習問題解答 |
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ファイナンス2:2012年度 【講義のねらい】この授業は、ファイナンス1に引き続いて、90年代以降急速に発達を遂げた金融技術革新の理論的な基礎を提供するファイナンス経済学(financial economics)を初級レベルで学習することを目的とする。数学の使用は必要不可欠であるので、数学が嫌いな諸君は履修しないことを薦める。その一方で、現実では、これらの知識は証券アナリストやフィナンシャル・プランナーなどの資格取得や銀行・証券業界で活躍することを目指す諸君にとっては必須の科目でもある。 【数学の予備知識】この授業では、それほど高度な数学を用いずにファイナンス理論の基礎的な概念を理解することを目指すとはいえ、数学の使用は必要不可欠である。秋学期で使用する確率論の知識に不足する諸君は、拙著『講義ノート 経済学のための確率論入門』『経済研究』第138号に掲載を参考にしてください。このページにアップロードしてある確率論の講義ノートをダウンロードして、それを読んでください。 【授業内容】ファイナンス1に引き続いて、金融工学の基礎的な概念と手法を学習する。ファイナンス1に比べてより高度になる。カバーする内容は、以下の通りである。 1. リスク下での意思決定問題 1.1 不確実性の下での意思決定問題 1.2 期待効用仮説 1.3 リスク負担の最適性 1.4 平均−分散アプローチ 2. ポートフォリオ理論 2.1 確率変数 2.2 リスクとリスク・プレミアム 2.3 ポートフォリオ・リスク 2.4 ポートフォリオ理論:リスクとリターンの関係 3. 資本資産の評価モデル 3.1 市場均衡 3.2 CAPM 3.3 CAPMの応用 3.4 ファクター・モデル 3.5 最低価格理論 4. ブラック・ショールズの方程式 4.1 資産ダイナミックスのモデル 4.2 幾何ブラウン運動 4.3 確率微分方程式と伊藤のレンマ 4.5 ブラック・ショールズの公式 【教科書】参考書として、David Luenberger著『金融工学入門』日本経済新聞社(4800円)。授業は、David Luenberger著『金融工学入門』に準拠するが、より入門レベルに修正した内容とする。R.Brealey、 S.Myers共著『コーポレート・ファイナンス』(上・下)日経BPは数学的には易しいが、断片的で、大量のトピックスを詰め込み過ぎているという難点がある。具体的計算をExcel上で行なう手続きに関する参考書として、藤林、他『Excelで学ぶファイナンスA証券投資分析』、などを参照してください。 【成績評価の方法】出席と宿題の得点の合計点で成績をつける。 【履修上の注意】 授業中に数値計算を行ないますので、電卓、ノートパソコンなどを携帯して下さい。普通の電卓は1000円以下で購入できます。宿題はExcelのワークシート上での数値計算となりますので、Excelで関数を用いた計算のスキルが必要です。 授業時に配布された資料のPDFファイル:ここをクリックしてください Take-Home-Exam Assignmentの問題:WORDのドキュメント・ファイル |
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国際経済学2:2012年度 【授業の目的】 国際経済学1に引き続いて、国際貿易論を取扱う。できるだけ、現実の国際貿易の動きを説明することと並行して理論的な分析枠組みを提示するというアプローチを取りたい。規模の経済や不完全競争市場の理解が必要なので、ミクロ経済学の初歩的な知識があることが望まれる。 【履修に際しての前提知識】 経済学の予備知識としては、ミクロ経済学の基礎的な諸概念と分析手法、たとえば、等量曲線と等費用腺、限界費用、限界収入、等利潤曲線などの知識があることが望ましい。 【数学の予備知識】文字式の四則演算(加減乗除)処理を行うので、文字式の操作に拒否反応を示さないこと。したがって、簡単な数式処理程度の数学の知識を有することが望ましい。 【授業の内容】国際貿易の基本モデルであるヘクシャー=オリーン・モデルを懇切丁寧に説明し、比較優位に基づく貿易理論を理解することを目指す。主要なトピックスは、以下のとおりである。国際経済学1で習得した比較優位の原理に基づいく貿易理論を展開する。そのご、この理論を用いて、関税や非関税障壁などの貿易政策の経済的な帰結について考察する。次に、不完全競争市場を前提とした場合の、国際貿易のメカニズムを理解する。特に、国際的な寡占市場においてみられる産業内貿易現象を規模の経済および独占的競争市場という理論的枠組みから理解する。さらに、多国籍企業による海外直接投資などの国際資本移動および、戦略的な貿易政策が国内経済および外国経済に与える効果等について学習する。 1. 国際貿易と比較優位:リカード・モデル 1.1 比較優位 1.2 生産可能フロンティアと貿易利益 1.3 国際価格の決定 2. 国際貿易の基本モデル:ヘクシャー=オリーン・モデル 2.1 2国・2財・2要素と生産技術 2.2 代替不可な生産技術のもとでの国際貿易 2.3 代替可能な生産技術のもとでの国際貿易 2.4 国際貿易と貿易パターン 4. 通商政策の理論 4.1 関税:部分均衡分析 4.2 非関税障壁:部分均衡分析 4.3 関税と補助金:一般均衡分析 4.4 最適関税論 5. 規模の経済と国際貿易 5.1 規模の経済 5.2 独占市場とダンピング行為 5.3 寡占的市場と国際貿易 5.4 産業内貿易 6. 国際要素移動 6.1 国際労働移動 6.2 国際資本移動 6.3 海外直接投資 【教科書・参考書】詳細な国際貿易論のテキストとしては、P.Krugman M.Obstfelt, International Economics: Theory and Policy.日本語版『国際経済:理論と政策 【成績評価の方法】 出席と宿題の得点の合計点で成績をつける。 宿題:Take-Home-Exam Assignmentの問題のWORDのドキュメント・ファイル |
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マクロ経済学入門:2008年度シラバス 【数学の予備知識】高校で学習する数学の知識を前提とはしませんが、関数の概念を用います。また、文字式の四則演算(加減乗除)をおこなうので、それなりの数式処理が必要とされます。 【授業内容】要約して以下の通りとする。(カッコ内の章は対応する教科書の個所)なお、第12章は、時間が不足する場合には、省略します。 第1章
マクロ経済学の目的と方法 1.1
マクロ経済学の目的 1.2
国民経済の部門 1.3 市場の分類 第2章 国民経済計算(第1章) 2.1
マクロ変数の定義 2.2
国民所得勘定と恒等式 2.3
名目値と実質値 第3章
国民所得決定の理論(第6章1〜4節) 3.1
有効需要の理論 3.2
国民所得と国際貿易 第4章 貨幣市場(5章) 4.1 貨幣の需要 4.2 貨幣の供給 4.3
貨幣市場の均衡 第5章
マクロ経済の短期均衡(第6章) 5.1 IS曲線と政府支出 5.2 LM曲線とマネーサプライ 5.3
利子率と所得の決定 5.4 貨幣政策の効果 5.5
財政政策の効果 5.6
クラウディング・アウト効果 第6章 経済政策の有効性(第7節) 6.1 貨幣政策の効果 6.2 財政政策の効果 6.3 財政政策と財政赤字 6.4 国債の中立命題 第7章 総需要と総供給 7.1 労働の需要と供給 7.2 労働市場の均衡 7.3 総供給曲線 7.4 総需要曲線 7.5 国民所得と物価の決定 第8章 失業とインフレーション(第8,9章) 8.1 自然失業率と非自発失業 8.2 インフレーションの原因と弊害 8.3 フィリップス曲線とオークンの法則 8.4 フィリップス曲線のミクロ的基礎 第9章 消費と貯蓄(第2章) 9.1 消費と所得の変動 9.2 ライフサイクル仮説 9.3 恒常所得仮説 9.4 流動性制約と消費行動 第10章 企業の投資(第3章) 10.1 投資支出の変動 10.2 新古典派投資理論 10.3 投資の調整費用 10.4 トービンのq理論 第11章 経済成長(第10章) 11.1 日本の経済成長 11.2 ハロッド・ドーマー理論 11.3 新古典派成長理論 11.4 定常成長経路と黄金律 11.5 人口成長率と技術進歩 11.6 経済成長会計とその実例 11.7 新しい経済成長理論 第12章 国際マクロ経済(第11章) 12.1 国際収支表 12.2 為替レートの決定メカニズム 12.3 弾力性アプローチとアブソープション・アプローチ 12.4 変動為替制度と経済政策 【教科書】福田 慎一・照山博司著『マクロ経済学・入門』有斐閣アルマ。効率的に学習するためには、購入する必要があります。 【成績の付け方】宿題として課された課題の得点と期末試験の得点を合計して評価する。
【その他】このページにある初級ミクロ経済学の講義ノートが参考になる。PDFファイルからダウンロード可能である。
練習問題のPDFファイル:ここをクリックしてください |