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10周年に寄せてメッセージ

重谷麻奈美

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　消費情報環境法学科の設立１０周年、おめでとうございます。私が入学した時は2005年度でまだまだ新しい学科でした。大学の歴史が長い中、新設されて間もない学科への期待と不安を持って入学したのを覚えています。入学前からは国家試験対策室での資格取得支援講座があることから行政書士の資格取得を目指していました。1年次から少しずつ教養を身に付けながら法律を学んでいくことが楽しく、ひたすら法律の勉強に耽っていました。消費情報環境法学科のカリキュラムが消費者法などの現代法をメインとしていることもあり、行政書士を目指す私には社会の実情を知ることに大変役立ちました。

　また”Do for Others”の教育理念のもとで勉強を進め、様々な先生方、同級生と意見を交わしていくうちに、どのような行政書士になりたいのかという将来の目標も少しずつ明確にしていけるようになりました。今はまだ行政書士の資格を持っているだけでその仕事には就いていないのですが、今の仕事を通して本学科で学んだことを活かしていきたいと思っています。今後も消費情報環境法学科で多くの学生が学び、少しでも現代社会の問題を考えていける環境であることを願っております。