ホーム > 10周年に寄せてメッセージ > 在学生メッセージ > 梶山綾子

学部長メッセージ10年間で貢献いただいた先生方卒業生メッセージ在学生メッセージ現職教員メッセージ

消費情報環境法学科での有意義な時間

梶山綾子


 

 この度は消費情報環境法学科設立10周年おめでとうございます。本学科の歴史に残る記念すべき年に明治学院、そして消費情報環境法学科の学生としてメッセージを寄稿させていただけることを大変光栄に思っております。
 振り返りますと、3年前の春、基本的な法律と共に実用的な法律を幅広く学べることから消費情報環境法学科という日本唯一の学科を擁する明治学院の門をくぐりました。1、2年次では初めて学ぶ法律関連科目に少し戸惑いを覚えたこともありましたが、消費法関連、環境法関連の科目では日ごろの私たちの生活と身近な問題を扱う授業が多く、とても興味深いものばかりでした。それと同時に、このような法律の土台となる憲法や民法の知識を学び、総合的に学習することができました。3年次に進級する際には入学以前から関心を抱いておりました国際法について、さらに深く学ぶべく、阿部博友先生の国際取引法のゼミに入りました。ゼミでは不正取引の現状を発表のテーマとし、他のゼミ生と多くの意見交換をする機会を得ました。現在は、アメリカ・ネバダ州のシエラネバダカレッジに留学しており、日々刺激的な毎日を過ごしております。一見、本学科と留学の関連性は他の国際学科や英文学科などと比べて低そうに感じられますが、実際はそのようなことはありません。こちらではアメリカの法制度や環境政策の授業を履修しており、日本で学んだ法の知識を使ってアメリカの法制度と比較検証することができます。また、法情報処理演習の授業で学んだ資料や文献検索の方法も大いに役立っています。これは消費情報環境法学科での学習が留学生活をする上で大きな土台になっている証拠である、と確信しております。

 最後になりましたが、消費情報環境法学科の設立10周年記念を遠地からではありますが、心よりお祝い申し上げます。