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大学の4年間で見つけたもの

久下 瞳


 

 私が消費情報環境法学科の存在を知ったのは2007年の1月でした。理系的なことをやりたいけれども、理系科目を高校で履修できなかったので、文系でそういったことが出来る学科は無いのかと調べていた時にやっと見つけた学科です。法律学科とは違う最新の法律知識を習得でき、情報処理技術を身につけることが出来るという消費情報環境法学科の学科紹介を見て「ここにしか行きたくない!」と思い明治学院大学一本で受験しました。


 大学に入って興味があった情報処理を勉強するうちに「世の中にはこんな面白い勉強があったのか!」と思うようになり、本当に視野が大きく広がりました。元々勉強はそれほど好きではないのですが、それまで特にやりたいと思っていたことも無かった反動か、今までにないほど勉強に打ち込めるようになりました。やはり人間好きなものを見つけられるとそれに対して努力を惜しむことなく続けられるものだと思います。それに加え、身近な法律科目を勉強出来たことはとても有益なことだったと思います。確かに、法曹になるには憲法などの法律の基礎となる知識が重要になります。しかし、その道に進まない場合は、それよりも自分自身に関連のありそうな、或いはこれから必要になりそうな法律に関する知識を深めた方がこれから社会に出る上で大いに役立つのではないでしょうか。


 私は明治学院大学で本当にやりたいことを見つけることが出来ました。ですが、まだまだ知識不足であり、もっと自分のやりたいことに対する研究をしたいので、それに向けて大学院入試の勉強中です。私の大学の4年間とは、自分がやりたいことを見つけ、それを確固たるものにするためにあったと思います。受験生の皆様、消費情報環境法学科でやりたいことを見つけてみませんか。