1997年度の教育方法研究の概要は以下の通りです。
教科教育研究(公民科,地理歴史科,社会科,商業科)に比べ,
実践的な授業づくりを目指しています。
ディスカッション,発表,実演,VTR視聴など多様な授業形態で迫ります。
学生参加型の授業で,中身の濃い授業内容なので,遅刻は御法度です。
欠席回数の多い方は単位が認められませんので,注意しましょう。
具体的な内容について
Part1 導入
評価の仕方について
1 講義内容の紹介,講義の進め方について
Part2 一般的な意味で教えるとはどうすることか
2 一般的な授業の視聴,検討,分析;授業をする際に何に気をつけるべきか
Part3 社会科授業はどのようにして作られるのか
3 ニュース番組の視聴,検討,分析;授業をする際にどのような工夫をすべきか
4「伝えてみよう,気づかせてみよう,教えてみよう」の実演,検討
:各自プロットを書き,10分程度何かしてもらう
5 学習指導案の種類と書き方の検討;学習指導案には何を書くべきか
Part4 社会科授業を作成する際に気をつけるべきことは何か
6 社会科授業の視聴,検討,分析;社会科授業をする際に何に気をつけるべきか
7 ニュース番組の視聴,検討,分析;ニュース番組と社会科系授業を比較しよう
8 社会科授業の実演,検討(前期の最終レポート<教授書>を手がかりに)
:前期の指導案を自分なりに改善して,10分程度模擬授業をしてもらう
9 社会科授業の作成,実演<追試>,検討(略案レベルの学習指導案を手がかりに)
10社会科授業の作成,実演<追試>,検討(略案レベルの学習指導案を手がかりに)
:8の授業のどれかを各自改善したものを用意し,10分程度授業をしてもらう
11教育方法の検討;教育哲学と教育方法の関係はどうなっているか
毎回小レポート(各6点満点)がある。 教壇で実演をした場合,40点加算する。 教壇で実演しなかった場合,最終レポート(40点満点)がある。 なお,最終レポートの内容については未定である。
Part2からPart4までの実演者は,当日,4〜5名を選び,実演をする。 当日指名されて実演できなければ,また,欠席していれば,減点の対象となる。
学生の都合で4回を超える欠席した場合,いくら60点を超えていても, 単位を認めない。遅刻,欠席の無いように! 病欠,列車の遅れなどの場合は,申し出るように。 サークル活動,課外活動の欠席届けは受け取るが, 4回以内に済ませる場合,減点対象としない。 それを超えて休んだ場合,原則として単位を認めない。