【PRIME後援講演会】モザンビークから農業リーダーがやってくる!「土地を生かし、農業に生きる~UNAC(全国農民連合)の取り組み」

モザンビークでは、「土地と自由を取りもどす」ことをスローガンに植民地支配からの独立運動を農民たちが闘い、苦難の末に独立を達成すると、農民はふたたび土地を耕し、懸命に食料を生産してきました。しかし、近年、農業投資による土地収奪(ランドグラブ)が、深刻な影響を及ぼし、特に北部三州(ナンプーラ州、ニアサ州、ザンベジア州)をまたぐナカラ回廊地域で、大豆生産のための大規模な土地収奪が加速化しています。ナカラ回廊地域では、日本政府ODAによる「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム(略称:プロサバンナ事業)」が進められるなか、計画の不透明性、情報共有や意味ある協議の不足、小農の意見や経験が尊重されない、などの問題への批判が高まっています。そこで、モザンビーク最大の農民組UNAC(全国農民連合)を代表する3名を招聘し、日々の営み、農業のあり方、農民運動の取り組み、土地収奪の現状、プロサバンナ事業の問題点など、その声を直接聞き、モザンビークにおける土地と農業、そして私たち日本の援助や食、農業のあり方について、共に考えてみたいと思います。

 

【スピーカー】

・アナ・パウラ・タウカレ(Ana Paula Taucale):UNAC(全国農民連合)副代表ナンプーラ州の農民。全国2,200の農民組織が加盟するUNACの副代表として、農民の権利擁護とネットワークづくりに尽力している。

・コスタ・エステバオ(Costa Estevao):UNACナンプーラ州支部UPC-N代表ナンプーラ州の農民。多様な作物を栽培する篤農家であり、州の農民運動のリーダーとして、2万人のメンバーから厚い信頼を得ている。

・ヴィセンテ・アドリアーノ(Vicente Adriano):UNAC政策提言・国際連携担当モザンビーク西部・テテ州出身(テテ州は炭鉱開発による強制移住や公害が問題となっている)。現職では、UNACと南部アフリカ開発共同体(SADC)、アフリカ、ラテン・アメリカ、アジア地域の農民運動との連帯に尽力。農民の声を世界に発信している。

 

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【開催概要】

日時:2015年7月8日(水)18:00~20:30

会場:明治学院大学白金キャンパス 3号館1階3202教室 http://www.meijigakuin.ac.jp/access/

資料代 :*一般 500 円(資料代)*学生 (大学院生含む) 無料

定員:100名(事前申し込み必要・先着順)

使用言語:日本語・英語・ポルトガル語(*日本語の逐次通訳あり)

 

【共催】(特活)オックスファム・ジャパン、(特活)アフリカ日本協議会(AJF)、No! to Land Grab, Japan、(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)、ATTAC Japan、モザンビーク開発を考える市民の会

【後援】明治学院大学国際平和研究所(PRIME)

 

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【お申込み先】右URLよりお申込みください⇒http://ngo-jvc.info/1SmoFsG

※電話でのお申込みは下記問い合わせ先にて受け付けています。

【お問い合わせ】(特活)アフリカ日本協議会(AJF) 斉藤  電話:03-3834-6902/FAX:03-3834-6903/email:info@ajf.gr.jp

 

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