【PRIME共催シンポジウム】シリアと世界の平和を考えるシンポジウム~戦後70 年、私たちにはいま何ができるのか~

◆◇開催概要◇◆
日時:2015年8月9日(日) 13:00〜17:00
場所:明治学院大学 白金校舎 アートホール
申込要・無料 (定員200名程度)

講演:シリア政治専門 東京外国語大学教授 青山弘之

シリア支援団体・サダーカ代表 田村雅文

◆◇メッセージ◇◆
2011年に始まったシリアでの紛争に対して、「ISIL(イスラム国と名乗る過激派集団)」に関するものを除けば、メディアでの報道や世間の関心は明らかに減っているように思います。しかし、シリアの紛争は状況が良くなるどころか、残念ながら、他の周辺国をも巻き込み更に深刻さを増しています。日本は今年、戦後70年という節目の年です。その節目の年に、シリアや世界の人たちとともに、シリアと世界の平和について改めて考えてみませんか?そして、私たち1人1人に何ができるか、真剣に考えてみませんか?シンポジウム当日は、シリアをよく知る方々を通して豊かだった紛争前のシリアのこと、そして紛争に翻弄されるシリアの人々の声をお届けします。また、シリアに暮らす人々や周辺国に避難している人々の現状を伝える映像を見ながら、シリアをめぐる現状について理解を深めていきます(通信状況が許せば、シリアに在住するシリア人ともビデオ通話を結んで生の声を届けて頂く予定です)。その上で、シリアの平和を願って何らかの行動を起こしている人たちの話を聞き、私たちに何ができるのかを考えていきます。
お盆のお忙しい時期だと思いますが、ぜひお越し下さい。シリアと世界の平和を、ともに願いましょう。

◆◇プログラム◇◆
第1 部 13:00-15:30
・サダーカ報告
―シリア支援団体サダーカ代表 田村雅文
・戦後70 年、日本と世界の平和について
―フォトジャーナリスト 安田菜津紀(長崎よりSkype 講話)
・シリアの現状についての講話
―シリア政治専門 東京外国語大学教授 青山弘之
・難民映画祭出展映像
『目を閉じれば、いつもそこに~故郷・私が愛したシリア~(特別編)』上映
・パネルトーク
パネリスト 映像監督 藤井沙織
映像翻訳 Fadi Farhat(日本在住シリア人)
シリア政治専門 東京外国語大学教授 青山弘之
シリア支援団体サダーカ代表 田村雅文
Skype ゲストManar Al-bezem(シリア ダマスカス在住シリア人)※予定:通信状況により
休憩 15:30-15:45
第2 部 15:45-17:00
関連団体活動紹介(予定)
紹介予定団体:イブラ・ワ・ハイト、UNITED PEOPLE、シリア研究会(東京外国語大学)、

ママリングス、青年海外協力隊経験者     他

◆◇共催団体◇◆
・明治学院大学国際平和研究所
世界平和実現の条件を研究し、学内外の平和研究者、NGO・平和運動関係者と学際的交流を行う
ことを目的として、1986年に設立。普遍的視点からの地域的研究、社会性あるいは時代性のある
研究、学際性の高い研究を重視しながら、平和の諸問題に取り組んでいる。

・シリア支援団体・サダーカ
2011年3月からシリアで続いている騒乱は、未だ止む気配がありません。この状況に対して何らか
の支援を行いたいと、青年海外協力隊や明治学院大学の学生等シリア関係者の有志によりこの団
体は発足しました。現在は、ヨルダンでの家庭訪問を続けながらシリアの紛争を止めるための様々
な活動を行っています。サダーカとはアラビア語で”友情”を意味します。

【お申込み方法】
こちらのフォームからお申し込み下さい。https://ssl.form-mailer.jp/fms/ce09c539374689
もしくは、8.9symposium@gmail.comまでご連絡下さい。
【お問合せ先】
シリア支援団体サダーカ イベント事務局 8.9symposium@gmail.com
【アクセス】
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/