PRIME on CAMPUS学生との共同企画

ハンセン病を知っていますか?~語られなかった家族の被害~

今年の7月、熊本地方裁判所にて「ハンセン病家族訴訟」の判決が出ました。

その判決内容は国の責任を認め、ハンセン病歴者の家族への被害を認めるものでした。

国はこの判決を受け入れ、控訴しないという異例の判断をし、

11月には国会でハンセン病家補償法が成立しました。

 

ハンセン病は、日本社会において長きにわたる国の誤った政策により

社会から排除され、差別と偏見にさらされた病気です。

1996年まで続いた「らい予防法」のもと、ハンセン病と診断された人は、

社会から強制的に隔離され、療養所でその生涯を終えることを強いられました。

人権を無視したこの法律により人生を奪われたのは、病気にかかった本人だけでなく家族にまで及んだのです。

 

元患者たちが自分たちの尊厳と人権の回復を求めて闘った「ハンセン病国家賠償請求訴訟」から18年。

家族たちが自分たちも被害者だったと、国を相手に闘ったのが「ハンセン病家族訴訟」です。

国は、家族も差別した加害者であるとしてきましが、裁判により明らかになったのは、原告である家族の壮絶な人生被害でした。

 

いままで語られることがなかった家族の被害とは、どんなものなのでしょうか。

「ハンセン病問題」とは何なのかを含め、確認したいと思います。 

 

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【日時】12月10日(火) 12:35~13:20
【場所】横浜校舎8号館2階・821教室

 

・途中参加や退出は自由!
・昼食食べながらでOK(持参してください)
・予約不要です

 

初めての方も大歓迎です!!
気軽にお立ち寄りください!

 

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問い合わせ先:国際平和研究所
prime[at]prime.meijigakuin.ac.jp
“[at]”部分を半角の“@”に変更してください。

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