PRIME on CAMPUS学生との共同企画

広島の歴史と記憶を守りたい~被服支廠(ひふくししょう)について~

宇品港と広島駅のちょうど真ん中あたりにL字型のレンガ造りの倉庫があります。
 
旧広島陸軍被服支廠倉庫。
1889年に宇品港が完成し、その直後に日清戦争が勃発しました。
明治政府は港のある広島を戦争拠点とし、その流れの中で被服支廠は建造されたのです。
戦時中は兵士の軍服や軍靴などを製造し、原爆投下直後は臨時救護所となり、
戦後は学校の教室、日通の倉庫として広島の歴史を記憶してきました。
 
そんな被服支廠が1部を除いて取り壊される方針であることを
先月、広島県議会が突然発表しました。
耐震に問題があること、財政的に予算を組めないことが取り壊しの理由です。
 
被服支廠は広島の軍都としての歴史や、原爆がどれほど悲惨だったのかを今のわたしたちに伝えてくれます。
また、日本に現存する最大の被爆建物でもあります。
 
この建物を取り壊して本当にいいのでしょうか?
被服支廠についてぜひ学生たちにも知ってもらいたい。
そして残すためには何ができるのかを一緒に考えたいと思います。
 
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【日時】1月14日(火) 12:35~13:20
【場所】横浜校舎8号館2階・821教室
 
・途中参加や退出は自由!
・昼食食べながらでOK(持参してください)
・予約不要です
 
初めての方も大歓迎です!!
気軽にお立ち寄りください!
 
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問い合わせ先:国際平和研究所
prime[at]prime.meijigakuin.ac.jp
“[at]”部分を半角の“@”に変更してください。
 
●Caféの様子はコチラから
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