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イベント

「スカーフ論争―メディアが作った虚構」


開催概要

  • 講 師 :ピエール・テヴァニアンさん(作家、E・ドラクロワ高校哲学教諭)
  • 参加申込 :参加無料・申し込みは日仏会館メールアドレスへ:contact@mfj.gr.jp
  • 日時 : 2013.05.03[金] 18:00~20:30
  • 場所 : 日仏会館 601号室

主催 日仏会館フランス事務所、ANR-CHORUS ILERE 研究プロジェクト
協力 国際平和研究所(PRIME)
講師 ピエール・テヴァニアンさん(作家、E・ドラクロワ高校哲学教諭)
討論者 森 千香子さん(一橋大学法学研究科准教授)
司会 エレーヌ・ルバイユさん(フランス国立日本研究センター)
内容 上映会(18:00~19:00)
ドキュメンタリー『スカーフ論争&隠れたレイシズム』(日本語字幕付き)
(監督:ジェローム・オスト)
討論会(19:00~20:30)
要旨  近年フランス社会を揺るがしている問題のひとつに、いわゆる「イスラム・スカーフ問題」がある。すなわち、政教分離を国是とするフランスの公立学校において、ムスリム女学生のスカーフ着用を認めるべきか否かをめぐる論争である。1989 年の最初の論争以来、繰り返し議論がなされてきたが、2004 年に制定された「公立学校におけるこれ見よがしな宗教シンボル着用の禁止法」(通称「スカーフ禁止法」)をもって「決着」したかと思われた。だがその後も、イスラム・スカーフをめぐる議論は、ことあるごとに蒸し返され、現在もなお燻り続けている。
「スカーフ問題」とは、いったい何か? また、論争の背景には、いかなる問題が隠れているのか? 本企画ではジェローム・オスト監督のドキュメンタリー『スカーフ論争:隠れたレイシズム』(日本語字幕付き)を上映したあと、高校の現場でスカーフの女子生徒を擁護し、スカーフ論争でも禁止法に反対する立場をとってきた数少ない論客である哲学者ピエール・テヴァニアンを招き、スカーフの女子生徒を排除する法律に賛成する世論が形成された背景としてのメディアの役割を考察する。
参加費 無料。(通訳あり)
申し込み 申し込みは日仏会館メールアドレスへ:contact@mfj.gr.jp
問い合わせ 日仏会館フランス事務所
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 3-9-25 TEL. 03-5421-7641 / FAX 03-5421-7651http://www.mfj.gr.jp/agenda/2013/05/08/conference_pierre_tevanian_201/index_ja.php 
お問い合わせ先

日仏会館フランス事務所
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 3-9-25 TEL. 03-5421-7641 / FAX 03-5421-7651http://www.mfj.gr.jp/agenda/2013/05/08/conference_pierre_tevanian_201/index_ja.php