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連続公開セミナー

「食べものの危機を考える」 第2回 生物多様性保全と農業開発:種子を通して考える


開催概要

  • 講 師 :西川芳昭さん (龍谷大学経済学部教授)
  • 参加申込 :【参加費】500円(共催団体会員、明治学院大学在籍者は無料) 【申込み】(特活)ハンガー・フリー・ワールド 担当:儘田  info@hungerfree.net
  • 日時 : 2013.10.18[金] 19:00~21:00
  • 場所 :学 外

明治学院大学国際平和研究所(PRIME) 「平和学を考える」
AJF・JVC・HFW・明治学院大学国際平和研究所(PRIME)共催

生物多様性保全と農業開発:種子を通して考える

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南北両半球にまたがり、熱帯林、サバンナ、砂漠、そして温帯地域も広がるアフリカは、生物多様性保全にとって重要な地域となっています。他方、多くの人々が飢えに苦しむアフリカでの食料生産の急加速化が国際的な課題とされており、また、「未利用地」の多いアフリカを世界の穀倉地帯として開発しようという動きも強まっています。

では、生物多様性保全と農業開発はどのような関係にあるのでしょうか?これまで人類が食べてきた食用植物は一万種類を超えると言われていますが、現在、食料として生産されている農作物の種類は数百を満たしません。農業開発によって生物多様性が減少する可能性が問題とされていることに加えて、南アフリカで政府が進めた食料増産プログラムで、特定の巨大種子会社の種子が広い範囲で導入されたような動きも強まっています。

今回のセミナーでは、西川芳昭さん(龍谷大学経済学部教授)をお招きして、種子の流通や分配の動き、種子生産の課題など、種子を通して生物多様性保全と農業開発についての考察を深めていきたいと思います。

 

【講師プロフィール】
●西川芳昭さん
1960年奈良県のタネ屋の息子に生まれる。大学で遺伝学、大学院で種子生理学を学んだが、作物そのものより、それを扱う農家に興味を持ち、バーミンガム大学大学院公共政策研究科で遺伝資源の農民参加型管理について研究。久留米大学、名古屋大学大学院国際開発研究科で資源管理・農村地域開発の教育・研究に従事したのち2013年4月から龍谷大学経済学部教授(農業・資源経済学)博士(農学)。

お問い合わせ先

【申込み】(特活)ハンガー・フリー・ワールド 担当:儘田  info@hungerfree.net