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連続公開セミナー

「食べものの危機を考える」 第3回アフリカにおける土地法の現状 -タンザニアにおける慣習法と土地登記、そしてLand Grabbing-


開催概要

  • 講 師 :吉田昌夫さん ((特活)アフリカ日本協議会会員/日本アフリカ学会会員)
  • 参加申込 :【参加費】500円(共催団体会員、明治学院大学在籍者は無料) (特活)ハンガー・フリー・ワールド 担当:儘田  info@hungerfree.net
  • 日時 : 2013.10.25[金] 19:00~21:00
  • 場所 :明治学院大学 白金校舎 地 図  明治学院大学白金校舎 本館4階北ウィング1456教室(開場18:45)

明治学院大学国際平和研究所(PRIME) 「平和学を考える」
AJF・JVC・HFW・明治学院大学国際平和研究所(PRIME)共催

アフリカにおける土地法の現状 -タンザニアにおける慣習法と土地登記、そしてLand Grabbing-

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南近年、「農業投資」や「土地収奪」といった言葉が、ニュースなどでよく聞かれます。

6月に横浜で開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)でも、アフリカへの農業投資について、様々な場で議論されました。

一方で、私たちはその対象とされているアフリカの土地所有制度や利用法についてほとんど知らないのが実情ではないでしょうか。

今回は吉田昌夫さん((特活)アフリカ日本協議会会員/日本アフリカ学会会員)に、アフリカの土地法の現状についてお話しいただきます。

特に、長年にわたり研究を続けているタンザニアを例に、慣習法にもとづいた土地制度が存在しながらも一方でかなりの変容を遂げている土地所有制度の現状や、タンザニア独自の特徴などをご紹介いただきながら、現在アフリカで起きているLand grab(土地収奪)について考えたいと思います。皆さまふるってご参加ください。

【講師プロフィール】
●吉田昌夫さん
アジア経済研究所のアフリカ担当研究員として30年勤務した間に、主として東アフリカ(タンザニア、ウガンダ、ケニア)の農村社会の変容の研究に従事、継続してサハラ以南のアフリカの土地制度について関心を持ち続ける。とくにタンザニアについては、「タンザニア土地政策史」、「アフリカの農業と土地保有」、「東アフリカの農村変容と土地制度変革のアクター:タンザニアを中心に」などの著作がある。中部大学教授、日本福祉大学教授として教育職を歴任中も、最近まで現地で農村調査を続ける。

お問い合わせ先

(特活)ハンガー・フリー・ワールド 担当:儘田  info@hungerfree.net