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連続公開セミナー

連続公開セミナー「食べものの危機を考える」 2012年度 第2回 スモールマーケット:日本における取り組みと課題


開催概要

  • 講 師 :大江正章さん(コモンズ代表) 小口広太さん(明治大学大学院・有機農業者)
  • 参加申込 :資料代:一般 500円(共催団体会員、明治学院大学在籍者は無料)
  • 日時 : 2012.07.05[木] 18:30~20:30
  • 場所 :明治学院大学 白金校舎 地 図  明治学院大学白金校舎 本館2階 1253教室(開場18:15)

明治学院大学国際平和研究所(PRIME) 「平和学を考える」**********************************************************
AJF・JVC・HFW・明治学院大学国際平和研究所共催

連続公開セミナー「食べものの危機を考える」 2012年度 第2回
スモールマーケット:日本における取り組みと課題
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東日本大震災の影響を受けた人々の中でも、ケア・サポートが届かなくなった高齢者や障害者が買い物にも行けず食べることに困っていることを伝えるニュースが届いています。また、福島第一原子力発電所事故による放射線量の増加により、販売できない、生産できない農作物が出てくる一方で、食べることに不安を覚えざるを得ない日々が続いています。必要な人、特に社会的弱者に安心して食べることのできるものを届ける仕組みを考えることは、私たち自身の食べものへの安心を取り戻すことにもつながります。

安全な食べものを安心して食べるためには、食べものがどう生産されたかだけではなく、どのように流通しているのかを考えることも重要です。地域の中で「もの」を循環させていく場所であり、文化的なつながりをつくって
いく場所でもあるマーケット。連続公開セミナーの第1回では、つながりが見えるマーケットの課題と可能性について、南アフリカを例に考えました。第2回の今回は、日本の農業をテーマに考えます。前半はコモンズの大江正章さんに、日本の食と農業の現状や、既に行われている地方自治体の取り組みについて、紹介していただきます。後半は、長野県塩尻市で有機農業を実践している小口広太さんに、農産物直売所、有機農業、むらづくりの3つについて、具体的な事例を紹介してもらいます。日本の農山村や地域社会を守るという文脈の中で、スモールマーケットがどう位置づくのか。現状と課題について一緒に考えます。皆さまふるってご参加ください。

講師プロフィール
●大江正章さん(コモンズ代表)
コモンズ代表。ジャーナリスト。NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
代表理事、NPO法人全国有機農業推進協議会理事。主著=『農業という仕事
―食と環境を守る』(岩波ジュニア新書)、『地域の力―食・農・まちづく
り』(岩波新書)。

●小口広太さん(明治大学大学院・有機農業者)
1983年生まれ。2006年、明治学院大学国際学部卒業。
2009年、同大学院国際学研究科修士課程修了。2010年より明治大学大学院
農学研究科博士課程在籍。専門は農村社会学、有機農業研究。研究の傍ら、
長野県塩尻市で有機農業を実践している(2008年4月

お問い合わせ先

お申込み・お問合せ:
(特活)ハンガー・フリー・ワールド
担当:儘田(ママダ)  hfwoffice@hungerfree.net
※事前申し込みをお願いします。

「7月5日セミナー参加」とタイトルして、以下をお知らせ下さい。
1)参加者名:
2)ご連絡先:
3)共催団体の関係:AJF会員、HFW会員、JVC会員、
明治学院大学在籍(学生・院生・教職員)、その他
4)質問など:

共催: (特活)アフリカ日本協議会(AJF)
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
URL: http://www.ajf.gr.jp/
(特活)ハンガー・フリー・ワールド(HFW)
〒102-0072 千代田区飯田橋4-8-13 山商ビル7F
URL: http://www.hungerfree.net
(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)
〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル6F
URL: http://www.ngo-jvc.net/
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
URL: http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime
〒108-8636 港区白金台1-2-37