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シンポジウム

【PRIME後援シンポジウム】軍学共同反対 講演会&シンポジウム


開催概要

  • 講 師 :山崎正勝、池内了、井原聰、杉原浩司
  • 言 語 :日本語
  • 参加申込 :事前申込不要、参加費:資料代700円(学生・明学関係者無料)、開場18:30
  • 日時 : 2016.10.28[金] 18:45~21:00
  • 場所 :明治学院大学 白金校舎 地 図  2号館地下1階2102教室

【PRIME後援シンポジウム】軍学共同反対 講演会&シンポジウム

日本の学術は憲法の平和主義の精神で、戦争に協力する研究を行わないことを誓った。今、安倍内閣は、技術は軍事にも民生にも使えるというデュアルユース論を掲げ、軍学共同に突き進もうとしている。防衛省は軍事研究のための競争的資金制度を創設。昨年4大学、今年5大学が採択され、科学の軍への下請け化が始まっている。その予算は昨年3億、今年6億、来年の要求はなんと110億!日本の科学は今、軍事に奉仕する科学になるのか否かの瀬戸際にある。

 

<第一部>講演 山崎 正勝 東京工業大学名誉教授

「日本の科学の平和主義、その『節操』と『誇り』」

日本学術会議は朝鮮戦争が始まった1950年の4月に「戦争を目的とする科学の研究には絶対従わない決意の表明」を決議し、1967年10月には、前年の半導体国際会議に米軍資金が使われたことを受けて、「軍事目的のための研究を行わない声明」を出した。この二つの声明の背景には、日本の科学者の中に培われた平和主義の立場があった。彼らの平和主義のルーツを、原爆投下かから解き明かすとともに、その今日的な意味を考察する。

プロフィール:1944年生まれ。東工大博士課程修了、現在同大名誉教授。専門は科学史。共編著に『原爆はこうして開発された』『福島原発事故に至る原子力開発史』など。『日本の核開発』で2012年科学ジャーナリスト賞受賞。

 

<第二部> シンポジウム 

池内 了 名古屋大学名誉教授 

井原 聰 東北大学名誉教授 

杉原 浩司 武器輸出反対ネットワーク

 

主催:軍学共同反対連絡会

後援:明治学院大学国際平和研究所

お問い合わせ先

明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
白金TEL:03-5421-5652, FAX:03-5421-5653
E-mail:prime@prime.meijigakuin.ac.jp