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イベント

【PRIME共催】『復興に抗するー地域開発の経験と東日本大震災後の日本』から考えるinはじまりの美術館


開催概要

  • 講 師 :小松理虔、石戸諭、高村竜平
  • 言 語 :日本語
  • 参加申込 :申し込み・参加費:不要
  • 日時 : 2018.03.18[日] 15:00~17:00
  • 場所 : はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町)←学外です、ご注意願います

 東日本大震災からまもなく丸7年。さまざまな復興の形があるなかで、その流れに抗う人々や、異なる形の復興を目指す人々がいます。

 2018年1月に出版された『復興に抗するー地域開発の経験と東日本大震災後の日本』(編:中田英樹,髙村竜平)は、戦後開発の歴史的経験やそれを背負った人々の生活の視点から、復興とは何かを問い、考え、戦後の地域史の積み重ねを通じて、震災の被害を受けた地域を「被災地」として一般化したり、他の地域と断絶させることに抗おうとしました。

 この本を踏まえて、現在いわきの近現代史をまとめている実践者・ライターである小松理虔氏と、記者の視点から「数字では語れない震災後の人々」について『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)を上梓した石戸論氏をゲストに招き、この7年の「復興」、そして未来について語り合うトークイベントを開催いたします。

 

◎ゲスト:

小松理虔(こまつ りけん)ヘキレキ舎(http://www.hekirekisha.com/)代表

1979年いわき市小名浜生まれ。福島テレビ報道部記者を経て上海へ移住し、日本語情報誌の編集・ライターとして活動。帰国後は、木材商社、蒲鉾メーカーなどで広報職を歴任し、2015年に中小企業や生産者の広報PRを支援する「ヘキレキ舎」を立ち上げ独立。地域に根ざしたさまざまな企画・情報発信に携わる。共著に『常磐線中心主義』(河出書房新社)。思想家の東浩紀が編集長を務める電子書籍『ゲンロンβ』でも連載。

 

石戸諭(いしど さとる)BuzzFeed Japan記者 

1984年生まれ、東京都出身。2006年立命館大学法学部卒業、同年に毎日新聞社入社。岡山支局、大阪社会部、デジタル報道センターを経て、2016 年1月にBuzzFeed Japan に入社。

主な著書に『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)。

 

高村竜平(たかむら りゅうへい)秋田大学准教授、『復興に抗する』編者

 

◎進行:

猪瀬浩平(いのせ こうへい)明治学院大学教養教育センター准教授/PRIME所員

 

◎主催:『復興に抗する』から考える会

◎共催:明治学院大学国際平和研究所、社会福祉法人安積愛育園はじまりの美術館

お問い合わせ先

明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
■TEL:03-5421-5652  ■FAX:03-5421-5653 
■URL:http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/
■E-MAIL:prime@prime.meijigakuin.ac.jp